「アニメの中に入ってみたい」誰もが憧れた夢、ついに叶う!?
ついに、アニメに「入れる」時代がやってきた!?
360度3D化された映像を見ることで、まるで映像内の出来事をリアルに体験しているかのように錯覚できる技術VR(バーチャル リアリティ)。
専用のビューワーを使ってYouTubeで360度動画が見られるようになったり、360度景色を見渡せるVRのゲームアプリが出たり・・・と、2016年はVR技術が身近になってきましたよね。
そんな「VR元年」と呼ばれる今、ついにアニメの中に「入り込む」かのような体験ができるサービスが登場したんです!
そのサービスの名前は「VR THEATER」。本当にアニメに入り込むようなことができるのか!?実際に体験してきました。
良質なVRコンテンツを体験できる「VR THEATER」
専用ヘッドセットを装着して、いざアニメの世界へ
専用ヘッドセット「Gear VR」とヘッドホンを装着し、再生や一時停止などの操作方法を確認したり、見やすくなるようピントを合わせたりします。
ヘッドセットの設定が終わったら、見たいタイトルを選びます。
ヘッドセットを覗くとタイトル一覧が目の前に広がっており、再生したいタイトルを目で見続けることで、それを選択できるんです!
有料コンテンツの「攻殻機動隊」、「進撃の巨人」や、無料コンテンツの「初音ミクスペシャルライブ」、「ももいろクローバーZ 桃神祭2015」など、気になるタイトルが盛りだくさん!
目で見続けることでメニューを選択する。これ、本当にワクワク感がヤバイ。
今回体験するのは、6月1日から新しく導入されたばかりだという「攻殻機動隊 新劇場版 Virtual Reality Diver」。
600円で購入したチケットにQRコードが表示されており、ヘッドセットを通してチケットのQRコードを見続けることでそのQRコードを読み取ります。
もう一度言います。ヘッドセットでQRコードを見続けることでQRコードを読み取るんです!!!
2次元のアニメの世界に「入り込む」感覚は本当だった
視聴スタート。360度広がる美しい世界をキョロキョロしつつ楽しみながら、最初はおとなしく座って見ていました。
だんだんアクションが激しくなります。ガラスが割れ、破片が360度に飛び散るシーンも!
「後ろに人が・・・!?」と気づいた時にはもう動かずにはいられません。大人しくしていることが難しくなってきました。
敵の攻撃を受け、自分も一緒に倒れ込んでしまうくらいのド迫力な戦闘シーン。
文字で表現するとすれば、透明人間になって、アニメの中に入り込む感覚。アニメの中で行われているシーンをその場で、その瞬間を、間近で見ている感覚です。
ついに2次元と3次元の境目がなくなる時代がきたか。と思いました。

間違いなく素晴らしいVR技術。ただし、課題も
ネットカフェにVR THEATERサービスの提供をしている浅利さんに、VR技術についてお話を伺いました。
大掛かりな機材を使わず、どこでも楽しめる
ー「VR THEATER」を体験できる場所としてネットカフェを選んだのはなぜですか?
インターピア㈱ 浅利さん:
「Galaxy」と「Gear VR」を使ったVR技術を導入しようという時に、どのような業態をターゲットにしようか考えました。
そこで目をつけたのが、ネットカフェ。この業態には、しばらくの間目新しいサービスがなかったんです。
大掛かりな機材を使わず、ヘッドセットとスマホ、そしてヘッドホンさえあれば体験ができる。どこでも用意しやすいのが魅力です。
ーでは、今後他の場所でも楽しめるようになるのですか?
インターピア㈱ 浅利さん:
最近はネットカフェだけでなく、カプセルホテルなどにも導入していただけています。
今後も、様々な業態に導入し、コンテンツももっと増やしていきます。
VR技術の課題は「販促が難しい」
ーこんなに素晴らしい技術・・・これからどんどん広がっていってほしいですね!
インターピア㈱ 浅利さん:
そうですね。ただ1つだけ・・・
販促が難しいという点がネックになっています。
メディアなどを見た人は「VRってなんかすごそう」という感想や、
実際に体験した人に「すごい」と言っていただけることは多いのですが・・・
何がすごいのかということが伝わらないんですよね。
ーたしかに。なんとなく「すごい」ことはわかりますが、なにが「すごい」のかはハッキリとわからないかも・・・。
インターピア㈱ 浅利さん:
文字で書き起こそうにも、動画や写真で露出しようにも、360度のVRを表現することはできないのです。
実際に体験してもらう他ないんですよね。
しかし、この技術が本当に素晴らしいものであるということは事実。
なんとかして広めて行こうと努力しています。
百聞は一見にしかず。「VR THEATER」の体験はこちらからどうぞ!
今回体験させていただいた施設はこちら
アニメの世界に入り込める時代、くるぞ
「Galaxy」と「Gear VR」を使ったVR体験は、まさにアニメの中に「入り込む」感覚でした。
筆者の所感ですが、今後はアニメの中に入って、自分が主人公になって自分自身がアニメの物語を進められたりするなんてことが実現できる日も近くなってきているのではないでしょうか。
そんな妄想が容易にできてしまうくらい、アニメへの「没入感」は圧倒的なもので、本当に感動しました。
百聞は一見に如かず。「アニメの中に入ってみたい」と一度でも思ったことがある方は、騙されたと思って体験してみてください!
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