【下心】女の子とお化け屋敷に入ったら・・・

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お化け屋敷。それは、ロマンチック系男女が胸ときめかせる亜空間。

そして、「お化け屋敷 = デートスポット」という謎の概念を植えつけられている我々人類。

もし、気になる異性とお化け屋敷に入るとしたら、あなたはどうしますか?

今回は、ホラーゲームを製作するホラーのプロ(?)に、色々と聞きたいことをインタビューさせてもらいました。

ホラーアプリ「無影灯」の開発者にインタビュー

インタビューさせてもらったのは、廃病院から脱出する怖すぎるホラーアプリ『無影灯』の開発者様。

無影灯についてはこちら→ 【閲覧注意】呪われた病棟がヤバい

インタビュー内容は以下の3点です。さっそく回答を見ていきましょう!

  • ホラーアプリを作ろうと思うきっかけを教えてください
  • 今までで一番怖かった経験はなんですか?
  • 異性とお化け屋敷に行くことになりました。理想のシチュエーションを教えてください

ホラーアプリを作ろうと思うきっかけを教えてください

回答者:目黒さん(プログラマー)

ホラーを選んだのは実況動画映えするジャンルだったからです。
企画を考える時に参考になりそうなゲームの実況動画を見ることがあるのですが、ホラー実況は本当に面白いものが多いです。

全力で悲鳴を上げたり絶叫している実況は、リアクションが面白すぎて大好きでした。
「じゃあ、たくさんリアクションできるゲームを作って楽しい実況を作成してもらおう!」という考えで無影灯の開発がスタートしました。
なので無影灯は、実況者がリアクションしやすい演出を意識して作っています。

すでに無影灯でいくつか実況動画がアップされていますが、開発陣が狙ったところで大いにリアクション頂けて大変嬉しく思っています。
ぜひたくさんの方に実況して頂きたいです!

あとは開発メンバーに脱出ゲーム好きが多かったので脱出ゲーム要素も入れることにしました。リアル謎解きゲーム好きがいて、何度も参加しているのですが結果は・・・。
ということで謎解き部分の難易度はやさしめになっています。

今までで一番怖かった経験はなんですか?

回答者:千葉さん(デザイナー)

小学生の頃、自分の部屋の窓にチャッキーが現れたことですかね。

もともとビビリな性格なので、ホラー映画とか小説を見たあとは今でも怖くて寝れないくらいなんですが、昔は今の比ではないくらいの超ビビリでした。

小学生の時に初めて自分の部屋をもらったのですが、一人だけの空間が怖くて好きなキャラクターのポスターやグッズで部屋をうめつくし、窓にもはがせるシールをベタベタ貼り、夜は安心できるからという理由で枕元にぬいぐるみを20体くらい並べて寝ていました。

うちは夕食後に必ず映画を見る家庭で、私は「アダムズファミリー」でも怖くて寝れないレベルだったのにその日は何故か「チャイルドプレイ」を見ること。

冒頭から不穏な雰囲気全開だったので「見たくない!」と思い、自分の部屋に逃げ込もうかと考えたのですが、自分の部屋のドアの隙間から見えるのは完全な闇のみ・・・無理。あっちにチャッキーがいるかもしれないじゃん絶対無理。
しかし目の前の画面にはチャッキー。どこにも逃げ場はなく映画は進んでいきます。

突如、野太い声を出すチャッキー。ナイフを持って歩くチャッキー。噛みつくチャッキー。謎の呪術を使うチャッキー。黒焦げのチャッk・・・もう勘弁してほしい!!
と思ってたらなんとか映画が終わり、ヘトヘトで自分の部屋へ。
しかし目に飛びこんで来たのは暗い窓に張り付いてこちらを睨むチャッキー!!ギャ〜〜〜〜〜〜!!!
チャッキーばりの野太い声を出しながら部屋を飛び出しお母さんの元へ。

「お母さんたすけて!窓にチャッキーいる!」

お母さんと自分の部屋へ向かい、恐る恐る窓の方を覗き込むと・・・そこにあったのは窓に貼られたくまのプーさんの大きなシール。

私は恐怖のあまり全く似ていないのんびり屋のテディベアと、狂気の殺人人形を見間違えていたのでした。
翌日、プーさんのシールは貼り付けた張本人である私の手により剥がされました。

異性とお化け屋敷に行くことになりました。理想のシチュエーションを教えてください

回答者:古村さん(マネージャ)

この質問に答えてくれた古村さんは、なんと小説を書いて送ってくださいました。
お化け屋敷での理想のシチュエーションの小説をご覧ください。

「あの夏の思い出」著者:古村

登場人物

  • K村:本作の一人称。高校3年生。片思い
  • M黒:K村の同級生。怖いの苦手な女子高生
  • C葉:K村の同級生。S藤とラブラブ
  • S藤:K村の同級生。C葉と付き合っている

S藤「今日4人で遊園地いこうぜ」
急な電話で僕は目が覚めた。
昨夜もいつものごとく受験勉強に飽きてスマホアプリを片手に朝までゲームをしていたわけだが、いつのまにか意識がとんでいたようだ。

S藤「おーい、起きてるか?夏休み暇してんだろ?遊園地いこうぜ!」
相変わらずS藤は此方の様子などお構いなく話しかけてくる。

K村「まだ9時じゃないか・・・。」
S藤のテンション高めの声量は絶対的に睡眠が足りていない僕にとって、イライラを助長するもの以外の何物でもない。

K村「眠いからまだ寝るよ?」
S藤「待てって待てって!今回のメンツにM黒さんがいるんだぜ?」

K村「え・・!?」
M黒さんとは僕とS藤と同じクラスの女の子で、僕の片思いの相手だ。
S藤「とにかく、もうチケット4枚買ってるんだから急いでこいよ。」
ガチャ・・・プー・・・プー・・・。

気がつけば眠気はどこかへ行ってしまったようで、僕は急いで出かける準備をした。
K村「M黒さん、どんな格好でくるのかなぁ・・。私服も可愛いだろうなぁ。」
そして僕は、無意識に歯を2回磨いた。

S藤「おっ、ようやくきたか!」
S藤が僕を見つけて声をかける。もう僕以外みんな集合しているようだ。

M黒「疲れてるところ突然誘ってごめんね?」
M黒さんが可愛らしい声で謝ってくる。例え一晩や二晩寝てなくても、彼女がいるのであれば平然を装って僕は参加した事だろう。

C葉「まずは何からいくー?」
パンフレットを見ながらS藤と行き先を決めている。

S藤「まずはジェットコースターからいこうか。」
我先にと前を歩くS藤とC葉さんは、周りの目を気にする事もなく堂々と手を繋ぎながら人ごみの中を進んでいく。

M黒「ああいうのってちょっとうらやましいよね・・・。」
繋がれた二つの手を見ながらM黒さんがぽつりとつぶやく。

K村「そ、そうだね・・・。」
僕は前の二人の手ではなく、隣を歩く透き通った白い手に視線を向ける。
触れてみたいと心から思う。

しばらく歩くと悲鳴なのか歓声なのかわからない声がおおいに飛び交い、目の前には電動ドライバーのように回転しながら高速で動くジェットコースターがあった。

C葉「わぁーい、楽しそうだね。」
目を輝かせながら早速乗り込む。続いて僕達も順番に乗り込んでいく。実のところ僕はこういう類の乗り物があまり得意ではない。理由は簡単だ。単純に怖い。
どこか機械に不備があって故障したまま進む事を想像しただけで背筋が寒くなる。

僕はなるべく下を見ないように遠くを眺めていた。
S藤「この瞬間が一番怖いよな。」
そう言った瞬間、ふわっとした感覚のあと体が一気に落下した。
声にならない悲鳴を上げながら僕は思った。この調子で一日の体力が持つのだろうかと。

S藤「最後、あそこ行こうぜ。」
僕たちは出口に向かう途中にあるお化け屋敷の前で足を止めた。
空はやや暗くなり、いつのまにか満月が光り輝いている。

M黒「私はちょっと遠慮したいなぁ・・」
怖いのが苦手なM黒さんは笑顔ながらも、少し陰りを見せた表情をしている。

C葉「わたしたち先入っちゃうからちゃんと二人でおいでよ?」
S藤とC葉さんは言い終わるのを待たずに入口の闇に姿を消した。

M黒「・・どうしようか?」
M黒さんが僕に意見を伺ってきた。
ここは男らしく「僕がいるから大丈夫だよ!」とか歯の浮くようなセリフの一つでも言いたいものだが、僕にそんな勇気もない。

K村「一先ず入ろうよ。怖かったら途中で戻るとかどうかな?」
僕たちも彼らに続き、暗い入口へ足を踏み入れた。

数分もすれば目が慣れてきて、少しだけど周りが見えるようになった。
僕は横を歩く怖がりなM黒さんに歩幅をあわせた。
M黒さんは僕のジャケットの袖先をぎゅっと掴んで歩く。
リズミカルに引っ張られるこの感覚は紛れもなく僕を頼っている証であり、そう思うとなんだかとても強くなった気がした。

その瞬間、急に暗がりから人影が現れた。
K村「うわぁ!」
急な出来事で一瞬驚いたがM黒さんがいる手前、僕は精一杯強がり冷静を取り戻した。

突然の出来事にM黒さんは驚いたのか震えながら、僕の右腕を抱きかかえるように掴んでいる。
布越しでもわかる温かさと柔らかさが伝わるものがそこにはあった。
K村「だ、大丈夫?」
僕はいろいろと動揺して少し声がうわずってしまった。

M黒「安心するからこうしててもいい?」
願ったり叶ったりだ。

そこから僕は右腕に全神経を集中させて、歩くたびに時々触れるその感触を感じつつ出口へ向かったのであった・・・。

古村
というわけで理想のシチュエーションは、「片想いしている子とお化け屋敷に入って、怖がった彼女が腕に抱きついてくる」です!

みなさんの理想のシチュエーションはなんですか?

いかがでしたでしょうか。開発者の古村さん、わざわざ小説まで作っていただきありがとうございました!
少々昔に流行った恋愛ライトノベル感が半端なかったです。わりと好きです!
ホラーアプリの開発者様は、怖がりの方が多いんだなと思いました。
怖さを知っているからこそ、ホラーアプリが作れるのかもしれません!

緊張と下心がみじみ出るお化け屋敷、みなさんはどんなシチュエーションにグッときますか?

そんな開発者様が作っているホラーアプリ『無影灯』も、ぜひ遊んでみてください!

恐怖!廃病院からの脱出:無影灯 ・販売元: ZZYZX, inc.
・掲載時のDL価格: 無料
・カテゴリ: ゲーム
・容量: 80.8 MB
・バージョン: 1.6
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