iOS 10の細かすぎる変更点まとめ

これまでに分かっている『iOS 10』での変更点をまとめました。

iOS全般

キーボードの入力音が新しくなりました。

New iOS keyboard sound is weeeirdhttps://t.co/c4HxZDZfuQ

— Owen Williams ⚡️ (@ow) 2016年6月13日

引用元：Twitter

「Slide to unlock（スライドでロック解除）」は「Press home to unlock（仮訳:ホームボタンを押してロック解除）」に変更
ロック画面でカメラを開く操作は「左にスワイプ」に変更
コントロールセンターが3D Touch対応（例：ライトの明るさ調整）
設定アプリのクイックアクションにモバイルデータ通信を追加
macOSとiOSでクリップボードを共有（連係機能の1つ）
ウィジェットがSpotlight画面（ホーム画面1ページ目の左）に移動
ホーム画面にウィジェットを配置できるようになった
新しいウィジェットを追加

追加されたウィジェットは以下の通りです。

今後の予定	お気に入りの連絡先	メール
マップの目的地	マップの周辺情報	マップの乗換案内
ミュージック	メモ	写真のMemories機能
ヒント	–	–

Safari

タブの数に制限がなくなりました。

メールアプリ

メールの移動先フォルダを予測して候補として表示
フィルタ機能（具体的に何を指すか不明）
自動配信メールを検知し、【購読をやめる】ボタンを表示
メールのやり取りを会話形式で表示
メールを横に並べて表示可能に（iPadのみ）

カレンダーアプリ

場所を予測して候補として表示する機能が追加されます。

カメラアプリ

起動を高速化
Live Photos向けのフィルタを追加
曲を再生しながら撮影可能に

メモアプリ

共同で編集できる機能が追加される模様です。『Google ドキュメント』のように1つのメモを複数のユーザーで編集できるのでしょうか。

時計アプリ

Wake Alarmという機能が追加されます。毎日同じ時間に寝る・起きることを習慣づけるための機能で、いくつかの質問に答えると就寝時間・起床時間を自動設定します。

さらに寝る時間になると通知し、睡眠を分析する機能も追加されます。

メッセージアプリ

iMessageの既読機能（開封証明）

受信者がメッセージを開いたことを知らせる既読機能が、メッセージをやり取りする相手、あるいは会話単位でオン・オフできるようになります。

現在は既読機能をiMessage全体で使うか否かしか決められず、特定の相手には通知する、別の相手には通知しないという設定はできません。

予定をサジェスト

メッセージアプリでやり取りした内容から予定を推測し、カレンダーアプリに表示する機能と思われます。同様の機能は『iOS 9』でメールアプリに導入されています。

注釈機能

メールアプリですでに導入されている、画像やPDFファイルに矢印・文字を入れたり、図を描き込んだりできる機能です。

ミュージックアプリ

iPhoneの空き容量が少なくなると、指定した容量以上の曲を自動的に削除します。削除される曲はそのiPhoneで再生したことがないものに限られます。

開発者向けに公開されているベータ版iOS 10では、容量を4GB（約800曲）・8GB（約1,600曲）・16GB（約3,200曲）・32GB（約6,400曲）から指定できるようです。

マップアプリ

『Google マップ』のように、有料道路を避けるオプションが追加されます。

GameCenterアプリ

iOS 10で削除されました。

代わりに『GameKit』と呼ばれる、開発者向けの仕組みを用意しており、これに対応したアプリではGameCenterアプリが担っていた機能をiOSから呼び出せるようになります。

ご紹介した内容はベータ版iOS 10で判明しているものです。今秋の正式リリース前に削除・変更されたり、日本では利用できない機能が含まれていたりする可能性があります。

参考

WWDCまとめ

WWDCの発表内容はこちら
→ 【画像速報】WWDC 2016 発表内容まとめ

WWDCに関する記事はこちら
→ 【記事まとめ】iOS 10・macOS Sierraなど発表情報