『AirPods』と同じ技術を採用したワイヤレスイヤホン
画像:Apple
『AirPods』は発売延期になりましたが、実はAirPodsとまったく同じ技術を採用したワイヤレスイヤホン・ヘッドホンがすでに発売されていることをご存知でしょうか。
AirPodsの発売延期については、こちらのページで詳しくご紹介しています。
→ AirPodsはいつ発売されるのか?
AirPodsを支える「W1チップ」
AirPodsには、専用に開発されたW1チップが搭載されています。
無線通信をコントロールするもので、より効率の良い通信が行えるようになったのでバッテリーの持ちが良くなりました。音質も向上しているそうです。
さらにiPhoneに近づけるだけでペアリングできるなど、Apple製品との連携もスムーズになっています。
実はこのW1チップはAirPodsだけでなく、2014年にAppleが買収した、Beats社の製品にも搭載されています。
W1チップ搭載の3製品
販売中の製品でW1チップを搭載しているのは『Beats Solo3 Wirelessオンイヤーヘッドフォン』と『Powerbeats3 Wirelessイヤフォン』の2つです。
『BeatsXイヤフォン』は今秋に発売される予定です。
Introducing the NEW #BeatsX #Solo3Wireless and #Powerbeats3Wireless https://t.co/q207xm5e25#AppleEvent pic.twitter.com/7NfQJ3jSYK
— Beats By Dre (@beatsbydre) 2016年9月7日
AirPodsとの違い
同じW1チップを搭載していますが、Beats製品にはAirPodsと異なる点が4つあります。
- ケーブルがまったくない、完全ワイヤレスイヤホンではない
- 充電ケースは付属していない
- 脱着で再生・一時停止のコントロールができない
- デュアルビームフォーミングマイクロフォンを搭載していない製品がある
各製品の連続使用時間と、最短で充電した場合の使用時間は以下のとおりです。
連続使用時間(前モデル比) | 最短充電で使用できる時間 | |
---|---|---|
AirPods | 最大5時間 | 15分間の充電で約3時間 |
Beats Solo3 Wireless | 最大40時間 (Solo 2 Wirelessの3.3倍) |
5分間の充電で約3時間 |
Powerbeats3 | 最大12時間 (Powerbeats2の2倍) |
5分間の充電で約1時間 |
BeatsX | 最大8時間 | 5分間の充電で約2時間 |
どの製品も、AirPodsよりバッテリーの持ちがさらに良い点が魅力です。
AirPodsのような完全ワイヤレスは味わえませんが、紛失が心配・バッテリーの持ちが良いものが欲しいという場合には、Beats製品も選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。