更新済みなのに「iOS 10.1.1があります」と表示される理由
iPhoneをPCにつなぎ、iTunesを開くと「最新バージョン(10.1.1)があります」と表示されるようになりました。
『iOS 10.1.1』にはアップデート済みなのに、なぜ表示されるのでしょうか。その理由と対処法をご紹介します。
新しいiOS 10.1.1が公開された
Appleが新しいiOS 10.1.1を公開したようです。

ただしバージョンの番号は「10.1.1」で変わらず、何が変更・修正・調整されたのかは公表されていません。
変わったのは開発現場で使われる、iOSのビルド番号です。これまでのiOS 10.1.1は「14B100」でしたが、新しいiOS 10.1.1は「14B150」になっています。
このビルド番号は、設定アプリの【一般】→【情報】の「バージョン」で確認できます。
アップデートした方がいいのか?
バージョンが「iOS 10.1.1」のままであること、アップデートの方法が限られていることから、無理にアップデートする必要性はないでしょう。
アップデートの確認を消すには
iTunesで表示されるメッセージの下にある、【次回から確認しない】にチェックを入れて【キャンセル】をクリックしましょう。
もし気が変わったら、サイドバーにあるiPhoneを右クリック→メニューの【警告をリセット】をクリックすれば、次回接続時にアップデートの確認を行います。

新しいiOS 10.1.1にアップデートする方法
まずは念のためにバックアップを行います。
→ iPhoneをバックアップする方法まとめ
次に、iTunesの接続時に表示される【ダウンロードしてアップデート】をクリック。これで新しいiOS 10.1.1にアップデートする作業が始まります。
iPhoneの設定アプリの【一般】→【ソフトウェアアップデート】では、新しいiOS 10.1.1にアップデートすることはできません。