『iOS 10.2』正式リリース間近? 押さえておきたい変更点

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Appleは開発者・テスト参加者に向けて『iOS 10.2 beta 7』をリリースしました。
iOS 10.2 beta 4から修正版の公開が加速
『iOS 10.2 beta 4』から、次のベータ版を公開するまでの間隔が特に短くなっています。
beta 4公開からbeta 5公開までの日数は4日、beta 5公開からbeta 6公開までの日数は3日、そしてbeta 6公開からbeta 7公開までの日数はわずか2日です。
このことからベータ版の『iOS 10.2』で確認されている、おおよその不具合が解消されつつあり、正式版のリリースが近いのではないか、と考えられます。
iOS 10.2正式リリースは来週?
Appleは、iPhone 6sの電源が突然オフになる問題を受けて、iOSに新たな診断機能を盛り込み、それを今後のアップデートで提供すると発表しました。
→ 新iOSを来週公開へ、iPhone 6sの電源が突然オフになる問題で
そのアップデートが公開されるのは、12月6日付の声明で「来週」としています。
ベータ版iOS 10.2のバージョンが「beta 7」であること、そしてリリースの間隔を踏まえると、来週リリースされるのは正式版のiOS 10.2である可能性があります。
iOS 10.2で何が変わる? 何が追加される?
ベータ版iOS 10.2で判明している、主な変更点は以下の通りです。
- iPhone 7向けに新しい壁紙を追加
- カメラの撮影モード・フィルタなどの設定を次回も保持するか設定可能に
- ホームボタンを押している間だけSiri・音声コントロールを起動可能に
- iMessageに新しいエフェクトを追加
- ビデオアプリのウィジェットを追加
- ミュージックアプリで曲に「☆」でレートを付けられる
正式リリースに際して、これらの変更が削除されたり、別の形に変わったりする可能性があります。
海外ではビデオアプリがTVアプリに置き換えられたり、SOS機能の追加などが行われています。
→ 『iOS 10.2 beta 2』で追加された2つの新機能
→ 『iOS 10.2 beta 3』の変更点まとめ