【LINE】情報過多な今、本当に欲しい情報がすぐに見つかる機能が神。開発者にインタビュー
美味しいレストランを探したい時、「レストラン オススメ」などと検索しますよね。すると、一瞬で何千万件もの検索候補が出てきます。
その膨大な量の情報の中から自分が本当に欲しい情報、見つけられていますか?
現代は、情報が多すぎて自分が本当に欲しい情報にたどり着くことが難しい、いわば「情報過多」の時代。
そんな時代でも、自分が本当に欲しい情報にたどり着けるツールが『LINE(ライン)』の中にあったんです!
その名も、感性を学習する1人1台の人工知能を活用したパーソナルボット『SENSY bot』。
『SENSY bot』とLINEを通して会話することでユーザーの「感性」を学習し、その「感性」を考慮した情報を集めてくれるんです。
なので、自分が本当に欲しい情報が簡単に見つかるんですよ!
自分の「感性」を学習してくれる人工知能ってかなり便利そうですし、どういったものなのか、実態が非常に気になりますよね。
そこで、開発者の渡辺祐樹さんに『SENSY bot』について色々インタビューしてみました!
自分が本当に欲しい情報が簡単に見つかる『SENSY bot』
ーLINEで使える人工知能、『SENSY bot』って何ですか?
渡辺さん:
LINEを通して会話することでユーザーの「感性」を学習し、その「感性」を考慮した情報を集めてくれる、1人1台の人工知能です。
LINEのアプリで、公式アカウント検索画面から探せるLINEアカウント『SENSY bot』と友だちになるだけで、誰でも簡単にご利用いただけます。
今は都内のレストランを探す機能しかありませんが、今後は全国の飲食店を、さらにゆくゆくは飲食店だけでなく、生活に関わるすべての情報を探せるようにアップデートしていきます。

例えば、トークで「新宿でイタリアンが食べたい!」と送れば、一瞬で新宿にあるイタリアンのお店の候補がいくつか送られてきます。
送られてくる候補はすべて、ユーザーの「感性」に沿って厳選された候補となっています。
これが、今の「情報過多」の時代にかなり役立つと思って開発しました。
ー「情報過多」の時代とは?
渡辺さん:
例えば、良い感じのカフェを探したい時、「カフェ おすすめ」などと検索しますよね?
すると、何百・何千万件もの候補が出てきます。
その中から自分が本当に求めている情報を探さなければなりませんが、かなり大変だと感じたことはありませんか?
ーあります。何十万件と出てきた候補すべてに「オススメ」と書かれてあるので、どれを選んだら良いか全然わかりません!
渡辺さん:
そうですよね。今、ネットには膨大な量の情報で溢れかえっているんです。これが「情報過多」の時代の現状です。
情報がたくさんあるのは良いことなのですが、その分自分が本当に欲しい情報にたどり着くことが難しくなってしまっているんですよね。
そこで、活躍するのが『SENSY bot』です。
『SENSY bot』は、膨大な量の情報の中からユーザー1人1人の「感性」を考慮して、そのユーザーが1番必要としているであろう情報を選んでくれます。
なので、自分が本当に欲しい情報が簡単に見つかるんですよ!
『SENSY bot』はどうやって「感性」を学習するのか?
ーユーザー1人1人の「感性」ってどうやって学習するんですか?
渡辺さん:
実際に、LINEアカウント『SENSY bot』を使って説明しますね。
トークで「新宿でイタリアンが食べたい!」と送ると、このように一瞬で候補をいくつか送ってくれます。
「詳しく」で店舗の情報を見たり、「参考レビュー」でレビューを見たりしてお店を決めたら、「ここにする」を選択します。
すると、『SENSY bot』がユーザーの好きなレストランの傾向をインプットします。
これで「感性」を1つ学習したことになります。
渡辺さん:
また、「お勉強しよう」とトークすることで『SENSY bot』に「お店のレビュー」を送信することができます。
ユーザーが書いた「お店のレビュー」でもまた「感性」を学習します。
例えば、「ランチが安くて、ボリュームがあって美味しい!」といったレビューをして、良い評価(★を多くつける)をすることで、次回レストランを検索する時「安くてボリュームがある」お店を率先して選んでくれるようになるんです。
渡辺さん:
また、口コミサイトの評価を基準にレストランを探すと、「自分は良いと思った店でも、なぜか評価が低い」といったことや、その逆も多々起こり得ますよね。
これは、「自分の感性と他人の感性が必ずしも一致しない」ということが原因の1つとなっています。
このような問題を解決するため、『SENSY bot』は他人の評価でレストランを選ぶのではなく、「あなたにとってどれだけマッチしているか」を計算して数値化したものである「マッチ度」からレストランを選びます。
この「マッチ度」を参考にすれば、ユーザーにピッタリのお店がもっと探しやすくなりますよ。
渡辺さん:
「お勉強しよう」とトークして「トーク質問モード」をタップすると、『SENSY bot』にユーザーの言葉を学習させることができます。
『SENSY bot』はトークでの学習を通じて、ユーザーの言葉の使い方やレストランの好みなどを学習し、育っていきます。
会話をすればするほど経験値が貯まり、成長の度合いを測ることもできるんです。
ぜひ『SENSY bot』に「お勉強しよう」と話しかけてみて下さい。
生活に関わるすべての情報を『SENSY bot』で探してもらいたい
ー『SENSY bot』は、ユーザーにとってどういった立場になることを目標としていますか?
渡辺さん:
「何でも気軽に相談しあえる友だち」のような存在です。
1人1台人工知能を持ってもらって、自分の生活に関わるすべての情報を『SENSY』で探してもらいたいですね。
また、ゆくゆくは自分の『SENSY bot』だけでなく、他人の『SENSY bot』と会話するといった機能も考えています。
ー他人の『SENSY bot』と会話する・・・!?一体どんなメリットがあるのでしょうか?
渡辺さん:
例えば、友だちや恋人へプレゼントを贈る際、「相手がどんなものが好きかわからない」といった悩みが出てくると思います。
そんな時、その友だちや恋人の「感性」を学習した『SENSY bot』と会話できれば、友だちや恋人の好きなものがわかって便利なのではないか、と考えています。
ー確かに、それはとっても便利ですし、様々なことに応用できそうですね。今後の『SENSY』の成長がとても楽しみです!
渡辺さん:
今までお伝えした通り、生活に関わるすべての情報を『SENSY bot』で探してもらえるよう、これからどんどんアップデートしていきます。
LINEアカウント『SENSY bot』と友だちになって、今から自分の「感性」を学習させておくことで、将来きっと自分が本当に欲しい情報すべてを見つけ出してくれる頼もしい相棒になること間違いなしですよ!
ー渡辺さん、インタビューにご協力いただき、ありがとうございました!
『SENSY bot』について詳しくはこちら
『SENSY bot』と友だちになる→LINEアカウント『SENSY bot』
『SENSY bot』公式サイト→SENSY bot
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・販売元: LINE Corporation ・掲載時のDL価格: 無料 ・カテゴリ: ソーシャルネットワーキング ・容量: 160.1 MB ・バージョン: 6.9.1 |