面白グッズを量産する「サンコー」。ユニークな商品を生み出す秘訣を聞いてきた!
ほかの店には売っていないような面白くて、でも役に立つ商品を量産している「サンコー」という会社をご存知でしょうか。
これまでに、寝ながらパソコンやスマホの操作が快適にできる『うつぶせ寝クッション』や、どこでも座れるようにリュックにイスを取り付けた『どこでも座れるリュック2』など、数多くの面白くて便利なグッズを世に生み出してきた会社です。
そんなサンコーさんにお邪魔する機会があったので、これまでに1番売れた商品やユニークな商品をどのように生み出しているのかを聞いてきました!
オリジナル商品で1番売れた商品ってなに?
今回、サンコー広報部のekky(エッキー)さんにお話を伺いました。
ーーサンコーさんのオリジナル商品で1番売れた商品って何ですか?
ekkyさん:
そうですね。弊社は1つの商品が結構シリーズ化していくのですが、そのなかでも売れているのは『うつぶせ寝クッション』ですかね。それから『横向き寝クッション』に進化して・・・という感じでこのシリーズは評判が良いですね。
ekkyさん:
あとは、寝ながらスマホやタブレットを操作できるアームの『スーパーちょっと持って手!』も人気です。
ekkyさん:
そのほかには、仰向けに寝っころがりながらパソコンが使える『仰向けゴロ寝デスク』というシリーズも人気です。実は8代目になるんです。
ーーえっ、8代目ですか!?結構シリーズ化されているんですね。
ekkyさん:
はい。いかに楽ができるかという商品がとくに人気ですね。

ーーたしかに、僕もインドア派なので、寝ながら◯◯という商品には魅力を感じます!
商品化までどのようにたどり着くの?
ーーサンコーさんのユニークなオリジナル商品はどのように生まれるんですか?
ekkyさん:
弊社は商品力が命なので、商品のアイディアを商品部だけで考えるのではなく、社員全員でアイディアを出し合うルールになっています。
ーー社員全員で考えているんですね。すごい!
ekkyさん:
そうですね。商品部だけで考えたらネタが限られてきてしまいますので。
ーーアイディアはどのくらいのペースで出し合うんですか?
ekkyさん:
1週間に1回、アルバイトも含めて1人2つ以上アイディアを出してもらいます。社員が共通で見られる掲示板があるのでそこに提出するという感じですね。
ーー社員全員がアイディアを出し合う、それがルールというのがすごいですね。集めたアイディアから商品部の方がどれを商品化するのかを決めるんですか?
ekkyさん:
いや、社員全員がアイディアを見られるようになっているので、そのなかでさらにブラッシュアップされていって最終的な判断はある程度社長がします。
あるアイディアに対して、社長がコメントしてその社長のコメントに対してもさらにコメントして・・・という感じで商品化するものが決まってきます。
ーーなるほど、社員全員で1つの商品を作っている感じなんですね!出し合ったアイディアが採用されるのはどのくらいなんですか?
ekkyさん:
ごくわずかですね。
例えば50のアイディアがあったとしたら、採用されるのは1つあるかないかくらいですね。もちろん、モノに寄りますけど。
ーー出したアイディアが採用されるのは1/50あるかないかなんですね。それを毎週やっているなんて・・・。
社員の方の愛用商品は?
ーー数多くのアイディアが商品化されてきましたが、社員の方が愛用している商品はどれなんですか?
ekkyさん:
そうですね・・・『うつぶせ寝クッション』シリーズは社員のなかでも人気ですね。
ゲームが好きな社員が多いので。
ーーあぁ、家で寝ながらゴロゴロとゲームやパソコンをするのに本当に良い商品ですよね。

ーーありがとうございます!
社員みんなで自慢の商品を生み出していた!
サンコーさんにお邪魔してユニークな商品がどのようにできるのかを聞いてみましたが、まさか社員全員でアイディアを出し合って商品を作っているとは驚きました。
サンコーさんは、面白くかつ役に立つ自慢の商品をみんなで作っている会社でした!
次回は、もう少し商品単体の誕生秘話などを詳しく聞いてみたいと思います。
記事はこちら→ 日常の「困った」を商品化へ! サンコー商品の誕生秘話とは
AppBank Storeで取り扱っているサンコー商品はこちら→ サンコー製品一覧
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