自宅用Wi-Fiルーターを買う時の要注意ポイント

自宅用のWi-Fiルーターを購入する際に注意すべき点をご紹介します。
1. 自宅回線の速度
自宅で契約している、固定インターネット回線の最大速度を確認しましょう。そして、次に確認すべき点はWi-Fiルーターの有線LAN(ハブ)の対応速度です。
自宅回線の最大速度と、Wi-Fiルーターの有線LANの対応速度が同じになるように機種を選べば、パフォーマンスを最大限に発揮できます。
自宅回線が最大1GbpsならWi-Fiルーターは有線LANが1000BASE、自宅回線が最大100MbpsならWi-Fiルーターは有線LANが100BASE対応のものが良いでしょう。
1000BASEは最大通信速度が1Gbps、100BASEは最大通信速度が100Mbpsです。
例えば自宅回線の速度が150Mbpsのときに、Wi-Fiルーターが最大100Mbps対応だと、Wi-Fiルーターが原因で通信速度が遅くなってしまいます。
自宅内に有線LANで接続する機器がある場合
iPhoneからWi-Fi→有線LANを介して接続する機器がある場合、それらの機器の最大速度も確認しましょう。
たとえば1Gbps対応なら、Wi-Fiルーターも有線LANが1000BASE対応のものを選ぶと、それらの機器との通信速度を最大限に高めることができます。
2. 求めているWi-Fiの速度
Wi-FiルーターのWi-Fiでの通信速度を比較しましょう。基本的に通信速度が速いほど値段は高いので、予算との相談になります。
使っているiPhoneは対応しているか?
Wi-Fiルーターに接続するiPhoneが、どの規格のWi-Fiに対応しているのかも重要です。
ビームフォーミング・MIMOに対応しているか?
ビームフォーミングは、iPhoneがある場所に応じて電波を発信するので、Wi-Fiルーターから離れていても通信の安定化・高速化が期待できます。購入前にWi-Fiルーターの対応機種を確認しましょう。
MIMOは複数のアンテナを使って同時に通信する技術で、Wi-Fiの高速化が狙えます。
複数台で接続しても速度が落ちないという謳い文句の「MU-MIMO」も登場していますが、iPhoneは対応していません。
3. 目安となる対応エリア
自宅で使いたい範囲をカバーできる能力を持つWi-Fiルーターなのかを確認しましょう。
ただし建物の構造や周囲の環境によっては、メーカーが発表している間取り・広さであっても電波が届かない・届きにくいことがあります。
4. iPhoneだけで設定できるか
自宅にPCがない場合、iPhoneでWi-Fiルーターの初期設定ができるか否かは重要です。
Wi-Fiルーターの設定方法は、メーカーのウェブサイトで公開されていることがほとんどなので、購入前にiPhoneから初期設定が行えることを確認しましょう。
参考
- iPhone 5 – 技術仕様 – Apple
- iPhone 5s – 技術仕様 – Apple
- iPhone 5c – 技術仕様 – Apple
- iPhone 6 – 技術仕様 – Apple
- iPhone 6 Plus – 技術仕様 – Apple
- iPhone – モデルを比較する – Apple(日本)
- AtermStation
- Wi-Fi総合情報サイト | BUFFALO バッファロー
- 無線LAN親機 (Wi-Fi/無線LANルーター) – ELECOM | 無線LAN親機 (Wi-Fi/無線LANルーター)
- 無線LANルーター | 無線LAN(Wi-Fi) | IODATA アイ・オー・データ機器
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