発表前に「iOS 11」標準アプリがApp Storeに登場

画像は合成です。
iOS 11の発表が予想される『WWDC』基調講演を前に、iOS 11の標準アプリと思われるものがApp Storeに登場しました。
こちらもご覧ください。
→ iOS 11で旧式アプリを一掃か、App Storeで一時非表示に
新アプリの名前は『Files』と『Activity』
Appleは、App Storeに『Files』と『Activity』という2つのアプリを公開しました。ただし検索や、開発元が「Apple」のアプリ一覧には表示されていません。


この記事を執筆している最中に、いずれのページも閲覧できなくなりました。
掲載されていたスクリーンショットは仮のものなのか、黒一色です。Activityアプリのスクリーンショットには中央に「5.5」と書かれています。
いずれにしても、アプリのデザインや機能をうかがわせる要素は見当たりません。
Filesアプリの説明欄には「Files App for iOS(iOSのファイルアプリ)」と記載されていますが、Activityアプリでは「Description text placeholder(空欄を埋めるための文章)」と記載されており、一般に公開することを想定したものではないようです。
ちなみに、アプリをダウンロードする【入手】ボタンは操作を受け付けないグレーアウト状態になっていました。
Filesアプリの機能
iPhoneやiPadでファイルを管理するためのアプリだと考えられます。
『iOS 10』にもiCloud Driveアプリはありますが、これはiCloud Driveにあるファイルを管理するためのもの。FilesアプリはiCloud Driveアプリの機能を取り込み、iPhone全体のファイル管理に用いるものと思われます。
Activityアプリの機能
このアプリはiPhoneとApple Watchに対応しています。「Activity(運動)」という名前からも、フィットネス関係であることは間違いなさそうです。
目標の達成状況などをiPhoneでも確認できるアプリかもしれません。
Activity(アクティビティ)アプリは、iPhoneとApple Watchをペアリングしたときに限って現れる標準アプリです。毎日どれくらい運動しているかを確認できます。
なぜApp StoreにiOS 11の標準アプリが登場?
iOS 10で一部の標準アプリが削除できるようになり、削除した標準アプリをiPhoneのホーム画面に再び追加するには、App Storeから入手する必要があります。
FilesやActivityアプリも削除できる標準アプリであることから、ベータ版iOS 11の配布に備えてApp Storeに追加され、外部から閲覧できる状態に誤って設定されたものと思われます。
iOS 10でActivityアプリは削除できませんが、iOS 11で削除できるようになるようです。
参考
- Apple Watch でアクティビティ App を使う – Apple サポート
- Placeholder for iOS 11 ‘Files’ App Goes Live on App Store – Mac Rumors
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6月6日 Activityアプリに関する説明を訂正・加筆しました。
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