【iOS 11】NFC機能を解禁、タグとアプリで連携可能に
『iPhone 7』と『iPhone 7 Plus』に搭載されているNFCが、『iOS 11』から様々な用途に使えるようになります。
そもそもNFCとは?
NFCは近距離無線通信の略称で、『iPhone 6』から対応しています。iPhoneでは海外版の『Apple Pay』専用として使われてきました。
AndroidスマートフォンにもNFCは搭載されていますが、活躍の場はiPhoneよりも多いです。NFCタグにかざせば機器とペアリングできるほか、アプリであらかじめ設定すれば別のアプリを起動したり、Androidの設定を変えたりできます。
iOS 11でNFCを一部開放
Appleが公開しているウェブページによると、iOS 11で『Core NFC』という仕組みが導入されます。これをアプリに組み込むことで、他社製アプリでもiPhone 7/7 PlusのNFCを使うことができます。
例として挙げられているのは、店舗での利用です。iPhoneでその店のアプリを開き、タグに近づけると目の前の商品の情報を表示できます。
NFCタグの情報を読み取ることしかできないようなので、たとえばアプリで配布されているクーポンをレジに送ることはできず、購入金額などをタグを使ってアプリに読み込ませることはできそうです。
iOS 11自体にNFCを使った新機能が導入される訳ではないようです。NFCタグを読ませてアプリを起動する、iPhoneの設定を変える、といったことはできないかもしれません。
対応機種はiPhone 7/7 Plusのみ
iPhone 6からNFCは搭載されていますが、iOS 11で追加されるCore NFCに対応しているのはiPhone 7/7 Plusのみ。
対応機種が限られている理由は不明ですが、NFCの仕様に違いがあるのかもしれません。
参考
Core NFC | Apple Developer Documentation
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・販売元: iTunes K.K. ・掲載時のDL価格: 無料 ・カテゴリ: ショッピング ・容量: 70.8 MB ・バージョン: 4.2 |