【シノアリス考察:こびとの槍】欲張ると何も得られないという戒めの物語
『シノアリス』には多種多様の武器が登場します。武器にはステータス以外にも必ずチェックするべきポイントがあるんです。
それは「ウェポンストーリー」。『シノアリス』のすべての武器には、固有のストーリーがあるんですよ。
ヨコオタロウ作品ではお馴染みですよね?『シノアリス』には、『ドラッグオンドラグーン』や『ニーア』と同じ武器も登場するくらいです。
この記事では、そんなウェポンストーリーの魅力をお伝えしていきます。今後も定期的に公開していく予定ですよ!
今回お届けするのは「こびとの槍」。あれもこれもと欲張ると、何も得られないという、戒めのお話です。
「こびとの槍」のウェポンストーリー
ある日青年が森へ狩りへ赴くと、堅い岩すらも、易々と貫く槍を持ったこびとと出会った。
「どこでそれを手に入れたのだ?」と問いかける青年にこびとは陽気に歌いながら、「七人兄弟の末子が造ったものだ。」と答えた。青年はどうしてもこびとに、自分の獲物を鍛えて欲しかった。
そこで懇切丁寧に頼むと、存外あっさりとこびとは了承した。
ただ人間と彼らでは価値観が異なるため、造って欲しい物を事細かに教えること。と条件を出した。男は可能な限り詳細に、槍の形状を伝えた。
「長さは俺の両手を広げた三倍。重さは二十キロ未満。刃先に波打つ装飾を付け・・・」男の説明は数日の要したが、こびとはすぐにつくると了承し、出来次第、男のもとへ持っていくと約束した。しかし、待てど暮らせど、男のもとに槍は届かなかった。
ようやく槍が届いた時、そこにあるのは廃屋だった。
そう、男の注文は細かすぎ、人間にとってあまりにも長すぎる年月が経過していたのだ。
筆者の感想と考察:「二兎を追う者は一兎をも得ず」を感じた
「造って欲しい物を事細かに教えること」と言われているので仕方がないかもしれませんが、自分が思う最高の槍を追い求めすぎた結果、手にする前に死んでしまったということですね。
普通に「美味しい話には裏がある」とか「人生そんなに甘くない」とか、そういう意味の可能性もあるわけですが。
しかし、必要最低限の機能に絞って依頼していれば、槍をもらえたかもしれません。
どんなことでも、身の丈にあった選択は重要なのかもしれませんね。
「長さは俺の両手を広げた三倍。重さは二十キロ未満。」欲張り過ぎかよ!!!
ウェポンストーリー考察シリーズ
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