【新宿VR】実物大ユニコーンガンダムVR、3つの絶叫ポイント。空から落ちないように指にしがみつけ!
新宿のVR施設「VR ZONE SHINJUKU」に9月25日に追加された新アクティビティ『ガンダムユニコーン VR 激突・ダイバ上空』のレビューをお届けします。
実物大ガンダム+VRということで、てっきりユニコーンガンダムのパイロットとして乗れるのかと思いきや、じつは別の意味で「乗る(てか、むしろしがみつく)」ことに……!
ゲームというより、アニメの世界に本当に入り込んでしまったかのようなリアルな体験を味わうことができました。
もっと正直にいうと、激しいバトルに巻き込まれて絶叫しまくるのが、とにかく楽しい!
詳しくは後述しますが、高度120メートルのお台場上空での浮遊感や空中戦を体感できるジェットコースター的な興奮も味わえます。
ガンダムを知らなくても絶対に楽しめる、個人的に超オススメのVRアクティビティなので、ぜひご期待ください!
絶叫ポイント1:舞台は夜のお台場。実物大ユニコーンガンダムに踏まれそうになる!?
みなさんは、お台場に実物大ガンダム(RX-78-2 ガンダム Ver.GFT)の立像が展示されていたのはご存知でしょうか?
その立像の展示は今年3月に終了しましたが、9月24日からは新たに実物大のユニコーンガンダム(RX-0 ユニコーンガンダム Ver.TWC)が展示されています。
そんな現実の出来事とリンクするように、このVRではお台場を舞台に実物大のユニコーンガンダムの立像を見ることができます。
「見る」というか、「見上げる」ですね。全高19.7メートルもあるだけあって、普通に見ると巨大な足しか見えません(笑)。
このVRアクティビィティでは、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)をつけたまま、ある程度体を自由に動かせますし、周囲を自由に見渡すこともできます。
「さすがはリアルサイズ。でっけーなあ」なんてユニコーンガンダムを見上げていると、突然、周囲で爆発が!?
▼でかすぎて、思わず見上げちゃいます。
ヘッドフォンを通じて聞こえる爆発音のリアルさもあいまって、体は早くも緊張気味。でも、もっと驚くべきことが起こります。
それは、ユニコーンガンダムの立像が光り、動き出しちゃうこと!
頭上からパイロットのバナージの声が聞こえ、一般人である僕を守ろうとしてくれます。
えと、守ろうとしてくれるのはいいんですけど、動き出したユニコーンガンダムの巨大な足に踏まれそうになってしまい、思わず逃げながら絶叫!
ガンダムファンとしては、ユニコーンガンダムの貴重な足の裏をじっくりと観察すべきだったとも思いますが、そんな余裕はありませんでした(苦笑)。避けるので精一杯!
これ、例えば椅子に座ったまま見るような映像作品的なVRだったら、ここまでとりみださなかったと思うんですよね。
ジャンプしたり激しく動き回ったりするのはNG(体験前に、移動範囲も説明もあります)という制約はあるものの、ある程度は自由に動き回れるところがポイント。
だからこそ、思わず体が動いちゃって、VRどうこうという意識が薄れて、「ガンダムユニコーンの世界」に没入できちゃうんですよね!
絶叫ポイント2:指にしがみついて120メートル上空へ! 下を見ると……ヤバイ!!
バナージの導きにより、僕はユニコーンガンダムの左手に座り、親指にしがみつくことに。
この部分ですが、実際にユニコーンガンダムの手を模したオブジェクトが用意されており、そこに座り、しがみつくことができます!
このギミックによる臨場感が、もうとにかくヤバイ!
しかも、このオブジェクトを揺れたり、少しだけ上下の高低移動をしたりします。つまり、映像だけでなく、「動きもリアル」なわけですね。
僕を手に乗せたままユニコーンガンダムは120メートル上空まで飛ぶことになるのですが……この時の浮遊感がリアルすぎて、体がぞわっとしちゃいました。
▼手のひらと指を再現したオブジェクト。HMDを通じてみると、臨場感バツグン!
小刻みな振動とともに、すーっと空に上がっていく浮遊感がすごくて、本当にオブジェクトが数メートルレベルで動いていると感じました(実際は数cmレベルの上下移動しかしていないとのことでしたが、今でも信じられません……。これだけ見事に脳をだませるVRって、本当にすげえな!)
そして、そこから下を見て、大後悔! 高すぎる!! 地上まで遠すぎる!!
僕はちょっぴり高所恐怖症的な部分があるのですが、あの、高いところにいった時にぞわぞわ感がすごくて、ユニコーンガンダムの指にしがみついて絶叫しちゃいました。
▼ガチのしがみつき。だって、本当に落ちそうなんだもん!
いやあ、もう、「夜景がキレイだね」なんて余裕をかませる状況じゃありません。
とにかく、もう、落ちないように、指に、つかまる。しがみつく。
「受け止めなさい! バナージ!」なんて、オードリー・バーンごっこなんて、できやしない。
……バナージを信じて、ガルダから飛び降りたオードリー様を、今なら本当の意味で尊敬できます。
絶叫ポイント3:シナンジュの突進に顔をそむけざるをえない。戦闘に巻き込まれる恐怖に絶叫!
地上がはるか下に見える上空にいるだけでもそわそわするのに、そこにフル・フロンタルが駆るシナンジュが攻撃を仕掛けてきます!
やめてー! ただでさえ怖いのに!!
「赤い彗星の再来」という異名は伊達ではなく、猛スピードでこちらに攻撃してくるフル・フロンタル。
赤いシナンジュが目の前まで突撃してくるシーンは、なかなかトラウマものでした。
動きながら戦う感覚は、まるでジェットコースターに乗っているような激しさ!
正直、こんな戦いに巻き込んだバナージを恨みそうになります(笑)。……せっかく守ってくれているのに申し訳ないけど、こわすぎるんじゃー!
あの、シューティングゲームを遊んでて、敵の弾をよけようとして、体が動いちゃうことってありませんか?
ユニコーンガンダムの指にしがみついた僕の気持ちは、それに似ていました。ビームとかがリアルすぎて、首とか体とか動いちゃうんですよ!
▼しがみつきながら、必死に避けようとする僕ちんwith絶叫。
もう、体が勝手にのけぞること、のけぞること。指にしがみつきながら、必死に首をひょいひょいさせちゃうこと。
これが生存本能ってやつなんですね。体が勝手にビームを避けようとしやがる!
バトル中にはいくつかヤバイシーンがあるのですが、なかでも僕が絶叫したのは、ユニコーンガンダムとシナンジュのビーム・サーベルが競り合う場面!
近い! 近すぎるよ!
左手という特等席から見るビーム・サーベルの刀身は、近すぎて、大きすぎて、今さらながら「モビルスーツって、でかいんだなあ。だから、武器もでかいんだなあ」と、当たり前のことを再認識させられます。
それにくわえてすごいのが、ビーム・サーベル同士の激突で飛び散る火花!
これがまた近い! 近すぎるよ!
頭上から降り注ぐ火花を見ると、手が勝手にうごいちゃいます。ふりかかる火の粉ははらわねばならん!
▼錯乱したように手を振っていた部分は撮影ミスってました(笑)。でも、この必死感が少しでも伝われば幸いである。
このへん、一緒に取材をしていたゆっきーから見たら、「ここ、Wi-Fi飛んでんな!」と言いながら手を振っている某芸人さんに見えたとか、見えないとか。
でもたぶん、このVRアクティビティを体験した人の何割かは、僕と同じように火花を手でふり払っちゃうと思いますよ。そのくらい、臨場感がすごいので!
まとめ:ロボットだけど難しくない! 絶叫したい人に超絶オススメ!!
ネタバレになるので、バトルシーンの紹介はこのくらいにしておきますが、絶叫ポイントはいくつもあります!
ガンダムやロボット系と聞くと、なんだか操作が難しそうだと感じてしまう人もいるかもしれませんが、このVRアクティビティは基本的には映画感覚で見ているだけなので、難しくありません!
ジェットコースターが好きな人や、普段はロボットものをあまり遊ばない女性の方などにも超オススメです。
▼本人的にはここまでテンパってるつもりはなかったのですが、写真を見せられてビックリ。まあ、叫びまくったのは事実だけどさ!
特に「絶叫」したい人は、ぜひ『ガンダムユニコーン VR 激突・ダイバ上空』を体験してみてください。
これまで、僕の中のVR ZONE SHINJUKUでの最高絶叫アクティビティは『恐竜サバイバル体験 絶望ジャングル』でしたが、ユニコーンガンダムVRはそれを超えるくらい楽しく絶叫できました!
→『恐竜サバイバル体験 絶望ジャングル』レビューはこちら:【新宿VR】ホラーより怖い、恐竜に食べられちゃう体験。死にゲーだけど初見クリアも可能
▼ちなみに施設内には、トリックアート写真を撮れるコーナーもあります。うまく指につかまっている感じで記念撮影しちゃいましょう!
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▼VR ZONE SHINJUKUについて
・施設面積:1,100坪(約3,500m2)
・住所:東京都新宿区歌舞伎町1-29-1(JR新宿駅東口 徒歩7分/西武新宿駅 徒歩2分)
・料金:入場料800円、こども(6~12歳)500円、5歳以下無料、1day4チケットセット 4,400円
※VRアクティビティの対象年齢は13歳以上です。
・利用方法:予約優先制
※予約方法は公式サイトやオフィシャル電子チケットアプリ『VR ZONEアプリ』をご確認ください。
・営業開始日:2017年7月14日(金)
・営業時間:10:00〜22:00 ※最終入場時間21:00
・営業日:年中無休
・運営委託:株式会社ナムコ
関連リンク
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・販売元: BANDAI NAMCO Entertainment Inc. ・掲載時のDL価格: 無料 ・カテゴリ: エンターテインメント ・容量: 23.7 MB ・バージョン: 1.1.2 |
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