【iOS11】覚えておきたい便利な小技まとめ

『iOS 11』では新機能がいくつも追加されています。今回は数ある中から、覚えておくと便利な機能をご紹介します。
目次
- テキストや写真をドラッグ&ドロップで移動
- データを残したまま、アプリだけを削除
- 目一杯スワイプして削除
- Wi-Fi接続時のみバックグラウンド更新
- 進化したマークアップ
- スマート句読点
- App Store:アプリのアップデートを確認する方法
- Safari:タブの作成・閉じる新操作
- Safari:2本指タップでリンクを新規タブで開く
- Safari:カメラとマイクへのアクセスを制限
- メモ:ロック画面から新規メモを作成
- Siri:キーボードによる文字入力で質問
テキストや写真をドラッグ&ドロップで移動
メモアプリなどでテキスト・写真の位置を変えたいときは、動かしたいテキスト・写真を選択して長押し。すると選択範囲が浮かび上がり、移動できるようになります。
カット&ペーストの手間が省けます。
データを残したまま、アプリだけを削除
iPhoneの空き容量が足らない場合、アプリに入っているデータや書類は残したまま、アプリだけを削除できます。ただし、対応アプリに限られます。
設定アプリの【一般】→【iPhoneストレージ】で削除したいアプリを選択。【Appを取り除く】をタップすると、データを残したままアプリだけを削除できます。
アプリが必要なときは【Appを再インストール】をタップするか・・・
ホーム画面に残っているアイコンをタップします。使用にはダウンロードが必要であることを示すイラストが、名前の先頭に入っています。

アプリによっては不具合が発生する恐れもあるので、念のためにデータをバックアップしてから行うことをお勧めします。
目一杯スワイプして削除
メールアプリでは、メールを左に目一杯スワイプすることで削除・アーカイブができました。この機能が、iOS 11では他のアプリにも拡大されています。
Wi-Fi接続時のみバックグラウンド更新
アプリの中には、ホーム画面や別のアプリを開いていても、バックグラウンドで自動的に更新し続ける機能が利用できるものがあります。
便利ですが、LTE・4G回線のデータ通信量が増えてしまう恐れもあります。iOS 11では、このバックグラウンド更新をWi-Fi接続時のみに限定できます。
設定アプリの【一般】→【Appのバックグラウンド更新】→【Appのバックグラウンド更新】で、【オフ】・【Wi-Fi】・【Wi-Fiとモバイルデータ通信】から選べます。
進化したマークアップ
ペンの種類が増え、投げ縄ツールを使って複数の書き込みをまとめて選択→移動できます。
画面右下の【+】をタップすれば、従来からあったテキスト・署名・拡大鏡のほか、図形も挿入できます。
スマート句読点
Appleによる説明がないので詳細は不明ですが、スマート句読点をオンにしておくことで、用途によっては困る場合があります。
スマート句読点がオンになっていると、一重引用符「’」や二重引用符「”」を入力しても「‘’」や「“”」に置き換えられてしまいます。
さらに「-」を複数入力すると、別の記号である「―」に置き換えられます。
この機能をオフにするには設定アプリの【一般】→【キーボード】を開き、「スマート句読点」をオフにします。
App Store:アプリのアップデートを確認する方法
App Storeアプリで、アプリのアップデートが配信されていないかを確認するには、【アップデート】画面を開き、画面を下にスワイプします。

Safari:タブの作成・閉じる新操作
画面右下のタブボタンを長押しすると・・・
すべてのタブを閉じる・いまのタブを閉じる・新規プライベートタブをつくる・新規タブをつくる、の4つの操作が行えます。
Safari:2本指タップでリンクを新規タブで開く
リンクを2本指でタップすると、そのリンク先のページを新規タブで開けます。
設定アプリの【Safari】→【リンクを開く】で、新規タブには切り替えず、バックグラウンドで開くようにも設定できます。
Safari:カメラとマイクへのアクセスを制限
ウェブサイトによる、iPhoneのカメラ・マイクへのアクセスを制限できます。設定アプリの【Safari】を開き、「カメラとマイクのアクセス」をオフにします。
メモ:ロック画面から新規メモを作成
ロック画面のコントロールセンターから新規メモを作成、あるいは最後に作成したメモにアクセスできます。

設定アプリの【メモ】→【ロック画面からメモにアクセス】を開き、【常に新規メモを作成】か【最後のメモを再開】を選びます。
【最後のメモを再開】を選び、さらに【ロック画面で作成】を選ぶと、ロック画面で最後に作成したメモを再開するか、指定時間が経過すると新規メモを作成できるようになります。
【メモAppで表示】を選ぶと、メモアプリで最後に表示したメモをロック画面から開くことができます。

パスコードが必要になるまでの時間も設定できますが、【5分後】以降に設定すると最後にメモを編集してから指定時間以内なら、パスコード認証なしでメモを表示・編集できることになるので、iPhoneの使い方に合わせて選びましょう。
コントロールセンターにメモボタンがないときは、設定アプリの【コントロールセンター】→【コントロールをカスタマイズ】で「メモ」を追加してください。
Siri:キーボードによる文字入力で質問

設定アプリの【一般】→【アクセシビリティ】→【Siri】で「Siriにタイプ入力」をオンにします。
ホームボタンの長押しでSiriを起動すると、文字入力ができる状態になるので質問を入力。その内容に応じてSiriが返答します。
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