【シノアリス考察：終結の銃】気高さを忘れなければ奇跡は起こる・・・かも

『シノアリス』には多種多様の武器が登場します。武器にはステータス以外にも必ずチェックするべきポイントがあるんです。

それは「ウェポンストーリー」。『シノアリス』のすべての武器には、固有のストーリーがあるんですよ。

ヨコオタロウ作品ではお馴染みですよね？『シノアリス』には、『ドラッグオンドラグーン』や『ニーア』と同じ武器も登場するくらいです。

この記事では、そんなウェポンストーリーの魅力をお伝えしていきます。今後も定期的に公開していく予定ですよ！

今回お届けするのは「終結の銃」。兄妹は光に包まれ、そして・・・。

終結の銃のウェポンストーリー

「貧困に負けないよう、最後は自分達の手で終わらせよう。」
血は繋がっていないが、確かな絆で繋がれた兄妹はそう約束していた。

その兄妹は、一丁の銃を持っていた。
たとえ飢えに苦しもうと、気高きその兄妹は、唯一の形見を質に入れる事はなかった。

そして、とうとう二人は飢えに倒れた。
二人は最後の力を振り絞り、約束を果たそうとするが、弾倉は空であった。

無駄だと知りつつも、兄を抱き寄せ、引き金を引く妹。
その銃は気高き魂に応えるかのように、光を放った。

筆者の感想と考察：話のその先が気になる！

光を放って、兄妹はどうなったのですかね？

それ次第で印象ががらりと変わります。

普通に銃を撃てて、“終わらせられた”のであれば、ハッピーエンドとは・・・光とは・・・といった感じなのですが、なんらか良い魔法の光だとしたら“その先二人は幸せに暮らしましたとさ”かもしれません。

悲しい約束をしていた兄妹が、そのために全うした気高さが、物語の中でくらい奇跡になっていることを願います。

現実ではそうもいきません。「奇跡」と「期待はずれ」なら圧倒的に後者が起こります。

でも僕らはこの兄妹のように生死の狭間にはいません。なら僕らはもっと健気に、全うに生きていないとおかしいのでは？

ちょっと正直にがんばろうと思いました。

・販売元: Pokelabo, Inc. ・掲載時のDL価格: 無料 ・カテゴリ: ゲーム ・容量: 319 MB ・バージョン: 1.1

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