Dropboxが個人向け新プラン「Professional」発表、「Plus」と違いは?
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オンラインストレージサービス『Dropbox』が、個人ユーザー向けの新たな有料プラン『Dropbox Professional』を発表しました。
これまでの個人向け有料プラン『Dropbox Plus』と何が違うのでしょうか。
PlusとProfessionalで同じ部分・異なる部分
使える容量が1TB(1,000GB)であることのほか、スマートフォン用アプリでフォルダを丸ごとダウンロードできる機能・遠隔削除機能・優先的なメールサポートは同じです。
これらに加え、Professionalには以下の機能・サービスが追加されています。
- スマートシンク:PCにダウンロードするファイルを選別できる
- Showcase:制作物を洗練された形で展示できるウェブページ
- 詳細な共有管理:共有権限を細かく設定でき、誰がファイルを見たか把握できる
- 全文検索
- ドキュメント画像検索:画像内の文字を認識、検索できる(日本語には未対応)
- 120日間のバージョン履歴:ファイルの変更点を保存、あとで復元できる
- 優先チャットサポート:日本語にも対応予定
スマートシンクとは
PCにダウンロードして同期するファイルを選別できます。
この機能を使えば、DropboxにあるファイルをすべてPCにダウンロードする必要がなくなるので、PCの空き容量を必要以上に圧迫せずに済みます。
同期していないファイルはPC上にあるファイルと同じように表示され、必要なときにはクリックするだけでダウンロードできます。
Showcaseとは
ポートフォリオのように使えるウェブページです。
Dropboxに同期したイラスト・設計図・資料ファイルなどに説明を加え、好きなレイアウトで専用のウェブページに掲示・公開・共有できます。
掲示したコンテンツの閲覧・ダウンロード回数やコメント数もチェックできるので、例えば示した案のうち、どれが注目度が高い・好評だったのかを確認することも可能です。
利用料金
Dropbox Plusは月額1,200円(年額12,000円)ですが、Dropbox Professionalは月額2,400円(年額24,000円)です。
使える容量は1TBと同じなので、スマートシンク・Showcase・詳細な設定ができる共有機能を使わなければPlus、使うならProfessionalという選び方になるでしょう。
参考
- Dropbox – プロ クオリティのファイルの作成、共有、共同編集、整理 – Dropbox Professional
- Dropbox – Dropbox の個人向けプランの機能について – Dropbox
- Focus on the work that matters with our new viewer info feature | | Dropbox Blog
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・販売元: Dropbox, Inc. ・掲載時のDL価格: 無料 ・カテゴリ: 仕事効率化 ・容量: 218.7 MB ・バージョン: 68.2 |