App Storeで「アプリの事前予約」可能に、安く購入できる可能性も
『Super Mario Run』のように、開発者が設定すれば、正式リリース前のアプリをApp Storeで告知できるようになりました。
事前予約できると何が良いのか?
開発者に今回提供された新機能は、正式リリースの90日〜2日前に、App Storeにアプリを事前に公開できるものです。
これまでは事前公開ができず、ダウンロード・販売できる状態にないとApp Storeには表示されませんでした。
メリット1:通知&自動ダウンロード
事前に公開されたアプリは「予約」が可能です。
予約すると、正式リリースから24時間以内に通知を受け取り、アプリがiPhoneに自動ダウンロードされます。有料アプリの場合、ダウンロード前に決済が行われます。
メリット2:「予約限定価格」が設定される可能性あり
もし開発者が予約期間中、あるいは正式リリース時に価格を変更した場合、予約したユーザーが支払うのは安い方の金額です。
たとえば、予約期間中の価格は120円でしたが正式リリース時に240円になった場合、予約を行なっていれば予約期間中の価格(120円)が適用されます。
したがって、予約特典として予約者だけに安価にアプリを販売する、という方法で販売数を伸ばそうとする開発者も出てくるかもしれません。
すでに予約受付中のアプリも登場
『MacStories』によれば、海外のApp Storeのゲームタブに「予約」というセクションが追加されていますが、日本のApp Storeではまだ追加されていないようです。
一方、予約受付中のアプリは日本でもすでに公開されています。たとえば『Bridge Constructor Portal』ですが、これは12月20日に販売開始の予定で、「予約注文」という文言が表示されています。
Headup Games GmbH & Co. KG
2017 Headup Games, 2017 ClockStone, Portal © 2007 Valve Corporation
参考
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・販売元: iTunes K.K. ・掲載時のDL価格: 無料 ・カテゴリ: ユーティリティ ・容量: 43.9 MB ・バージョン: 2.0 |