【モンスターハンター:ワールド】ネルギガンテにヘビィボウガンで挑む! 果たして討伐できたのか!?
12月18日都内某所にて『モンスターハンター:ワールド』のメディア向け体験会が行われました。
体験プレイ会用に用意されていたクエストは、クローズドベータテストでプレイできた「ドスジャグラス」「ボルボロス」「アンジャナフ」に加えて、「PlayStation Experience 2017」や「ジャンプフェスタ2018」でプレイできた「ネルギガンテ」の討伐クエストです。
全クエストをプレイしたかったのですが時間が限られていたので、看板モンスターであるネルギガンテに挑戦してきました!(ライター:えだまめ)
ネルギガンテを初見プレイ! ヘビィボウガンがかっこよすぎる!
会場に到着し、受付を済ませてすぐに、そそくさと席に着きプレイを開始。今作を早くプレイしたくてワクワクドキドキしていました。きっと落ち着きがなかったことでしょう……(笑)。
ゲーム画面はすでに表示されていて、ハンター達がキャンプにいました。
▼奥にいるのは受付嬢で、受付嬢に話しかけてクエストを受注したり取り消したりします。受付嬢の右側に見えるテント内で装備の変更などが可能です。
ネルギガンテのクエストを受注し、早速ゲームをスタート。筆者は『モンスターハンターポータブル』の時代から、『モンスターハンターダブルクロス』まで、ヘビィボウガン一筋という偏った経歴の持ち主なので、初プレイである今回もヘビィボウガンを選択。
キャンプで操作方法などを確認中。弾薬の選択やアイテム選択などはこれまでのシリーズをプレイしたことがある方ならスムーズに行えそう。奥に見えている出口からフィールドに出ることができます。
フィールドに出ると、目の前には美しく広大な大地が広がっていました!奥行きや高低差をかなりリアルに感じることができ、影やそのあたりに生えている植物などの表現の美しさにも驚かされました……。
無駄に走り回りたくなります(笑)。 ハンターの動きもよりリアルになっていてかっこいい!
しばらく移動すると、画面奥に大きなモンスターの影が。距離はありますが明らかに大きく、目標であるネルギガンテということがわかりました。
少し近寄ってみると、カメラがぐぐっとネルギガンテによる演出が。緊張感のある一瞬。しかし、まだ発見はされていないようです。
さらに近寄ってみる。トゲトゲの外殻が攻撃力の高そうな雰囲気を出しています。
ついに気付かれて狩猟開始! 従来作品のように発見されるとハンター名の横に目のマークが出るようです。まずは攻撃を避けつつ走り回って動きを観察。
動きが少し見えてきたので、狩猟を開始しました。ネルギガンテの顔かなり怖いですね……。
画面左下のマップの横に生き物がいます。これは驚くと麻痺をさせる成分を噴出する習性がある「シビレガスガエル」。ハンターもですが、モンスターを麻痺させることもできます。
上手く誘導することに成功し、シビレガスガエルでネルギガンテを麻痺させることに成功しました!しかし筆者まで麻痺してしまい、せっかくのチャンスに攻撃することができませんでした……(笑)。
気を取り直して狩猟再開。操作にもすっかり慣れたので積極的に攻撃を仕掛けていきます。かなりマニアックなことなのですが、攻撃後にボウガンから排出される薬莢がかなりリアルになっていてかっこいい……。
ここまでは様子見のために通常弾を使用していましたが、慣れてきたので貫通弾に切り替えて攻撃。頭や白い棘の部分や羽のあたりを狙うとダメージが通りやすいようです。ダメージ量が数字で表示されるので、「どこに攻撃が効いているのか?」がはっきりとわかりやすいのが良いですね。(ダメージ表示はオフにすることもできます)
射撃用意中は、画像のようにプレイヤーの右後ろあたりからの第三者目線に切り替わります。これまでの作品のようにスコープは使えないようなのですが、かなりスムーズに狙いをつけることができ、射撃中もゆっくりですが移動できるので、爽快感が増している印象でした。
ネルギガンテが移動したので追いかけます。モンスターを見失っても「導蟲(しるべむし)」が案内していくれるので、スムーズに狩猟を再開することができます。
ネルギガンテに追いつき狩猟を再開。開始直後と比べるとネルギガンテの体の色が黒く変色していることにお気付きでしょうか? ネルギガンテの体に生えている棘は、初めは白いのですが、時間経過で黒く変色する性質があり、黒く変色した部分は硬化し、ダメージを与えることが難しくなります。白い部分は柔らかいので、白い部分を狙っていくと有利に立ち回ることができます。
なお、ネルギガンテの体に生えている棘は、特定の攻撃時に砕け散ります。全身が硬化してしまうような状況の時は、その攻撃を誘発して一旦リセットするという戦略も取れますね。
大迫力の一枚。ネルギガンテは体が大きく重量感のあるモンスターですが、このように身軽な動きをすることもあります。左右や背後に回り込まれてからの強力な一撃で、ハンターを葬ろうとしてきます。
ここで拡散弾を使用してみました。しっかりと爆発がヒットし、大ダメージを与えています! これまでのシリーズの拡散弾は発射すると直線に飛んでいっていましたが、今作の拡散弾は放物線を描いて飛んでいきます。
距離は調整できるので、当てづらいという印象はありませんでした。
拡散弾のダメージでネルギガンテが怒り状態に。咆哮のエフェクトが大迫力ですね!
狩猟中でも関係なしに、今作の風景の美しさに目を奪われそうになります。夕日の演出がとても美しいですね。狩猟だけではなく、スクショによる撮影会などでも楽しめそうです。
この写真で注目していただきたいのは、ネルギガンテの口元。粘り気のあるよだれまでしっかりと表現されています。
今作からヘビィボウガンに追加された特殊弾「機関竜弾」を使用して攻撃してみました。機関竜弾はマシンガンのように弾を連射するタイプの弾薬です。一発の威力は小さいですが、圧倒的攻撃回数でカバーすることができ、狙う部位によっては相当な大ダメージを与えることができます。
機関竜弾などの特殊弾は、ボウガン本体にあらかじめ組み込まれているタイプの弾薬です。(モンスターハンターダブルクロスなどに登場した、武器内蔵弾のようなイメージです)
特殊弾は◯ボタンで装填し、◯ボタンで発射できます。特殊弾は1種類しか設定されていないので、弾薬を切り替える必要はありません。機関竜弾の場合は◯ボタンを押しっぱなしにすることで、上の画像の右下部分、選択中の弾薬表示の上に出ているゲージが尽きるまで発射し続けることができます。
ゲージが満タンの状態で、おおよそ10秒間撃ち続けることができるので、、モンスターのダウン時や罠にかかっている時などに使用すれば、大ダメージを与えることができそうですね。
かなりダメージを与えたのですが、ここで時間切れによるクエスト失敗。
つ、強い……。
ネルギガンテ2戦目に挑戦
まだ時間があったのでもう一度挑戦します。
キャンプでの装備選択画面はこのようになっています。その場で変更できるのはかなり嬉しいですね。
防具や護石なども変更可能です。護石の中に回避性能のスキルを発見しました。「回避の護石1」とあるので、きっと2や3もありそうですね。
アイテムボックスももちろん利用できます。左側がハンターの持ち物、右側がアイテムボックスです。
今度こそ狩猟成功するために、いち早くフィールドへ。環境生物である「ヨリミチウサギ」を発見しました。このヨリミチウサギは近寄ると逃げてしまうのですが、狭いところに逃げ込む習性があります。知らない道を発見できることがあるので、追いかけてみるのも面白そう。
ネルギガンテ2戦目。もう操作方法はすっかり慣れたので、開幕から機関竜弾を頭に叩きこんで大ダメージ!
その甲斐あってか、かなり早い段階で怒り状態に!
機関竜弾は移動しながら撃つこともできるので、攻撃を避けつつ積極的に攻撃。アングルが本当にかっこいい。ヘビィボウガン好きはしびれること間違いなし。
ネルギガンテはあっという間に距離を詰めてくるので、回避が必須。一撃のダメージが大きいので、回避はかなり緊張します。
距離が近い……! 拡散弾を撃つ機会を伺っているところなのですが、ネルギガンテの猛攻が始まり、なかなか攻撃できず。
狭いところだと、避けるスペースがないため、ハンター側にかなり不利な状況に。広い場所に誘導して戦うことを意識すると良さそうです。
仲間のハンターが隙を作ってくれたので拡散弾を発射! 放物線を描いて飛んでいくため、着弾後に飛び散る爆弾を非常に当てやすくなりました。
さらにダウン状態に。すかさず残った拡散弾を撃ち込みます。大きな弾薬が飛んでいっている様子がわかりますね。
フルヒットさせることができ、かなりのダメージを稼ぎ出すことができました。
ネルギガンテがこれまで見たことのない動きを……。「必殺技を使ってきそう…!」とハンターの勘が言っています。
!!??
ひええええええ!
避けきれない……!!
避けきれないと判断したので、ボウガンのシールドでガードしました。まともにシールドで攻撃を受けたのは、今回のプレイでは初めてだったのですが、かなりダメージを抑えることができました。これまでのシリーズよりもシールドが強化されているようですね。
ネルギガンテの猛攻は続き、ハンターに襲い掛かります。心休まる瞬間なんてありません。
ハンター側も積極的に攻撃を仕掛けていきましたが、ここでタイムオーバーでクエスト失敗になってしまいました。2度目の敗北……強い……。
ネルギガンテに3度目に挑戦
3度目の正直ということで再々挑戦! 討伐したい気持ちは皆同じ。クエストを開始した瞬間にネルギガンテのもとに向かい、狩猟を開始しました。
▼画面真ん中に[OUT OF RANGE]という表示が出ていました。どうやら弾が届かない距離だと表示されるようですね。遠くから状態異常弾を撃ち込みたい時など、ギリギリの距離感に調整したい時に非常に重宝しそうですね。
ダウンの回数もこれまでより多く、攻撃もたくさん当てられています。
あぁ! 仲間のハンターが例の必殺技の標的に…!!
ドカァァアァァァァァン!!! 先ほどは自分が標的だったのでよく見えませんでしたが、引きの目線で見ると、やばそうな攻撃というのが伝わりますね…
必殺技をもろに喰らってしまい筆者ダウン。
そこで怒り状態になるという絶望的な状況に(笑)。
なんとか立て直して狩猟を再開。残り時間が少なくなってきたので、HPがギリギリの状態での立ち回り。手汗が止まりません。
しかし、ここで時間オーバーでのクエスト失敗。ネルギガンテに勝利することはできませんでした(涙)。
アンジャナフに挑戦
せっかくなので他のクエストにも挑戦。狩猟対象はアンジャナフです。ヘビィボウガンが2種類あったので、まだ使っていない方をチョイス。
先ほどと違うフィールドでの狩猟となります。ベースキャンプを出ると緑が非常に美しい平和そうな風景が広がっていました。
この辺りは高低差の少ないエリアのようで、平坦な場所が続いています。
植物の緑の表現が美しいですね。虫素材や植物素材などが大量に採取できそう。
「導蟲」を頼りに進んでいきます。
アンジャナフを発見しました。見た目は恐竜のようです。ネルギガンテと同じく、高い攻撃力を有していそうな見た目ですね……。
大きく縦長のモンスターなので、貫通弾で攻撃します。貫通弾のクリティカル距離ですが、これまでのシリーズと大体同じ印象でした。
仲間ハンターの攻撃により、アンジャナフがダウン。すかさず貫通弾を大量に撃ち込みます。
アンジャナフがツタに絡まりました。こういったフィールドギミックを利用して戦うことができるのも今作の魅力ですね。
アンジャナフが動けないので、特殊弾を撃ってみました。先ほどのヘビィボウガンに装填されていたのは「機関竜弾」でしたが、このヘビィボウガンに装填されているのは「狙撃竜弾」です。狙撃竜弾は発射弾数は1発ですが、高威力の弾を発射することができます。射程もかなり長いようです。
数字を見てみると複数回ヒットしているようですね。威力もなかなかのものなので、弱点に当てると相当なダメージが出そう。
アンジャナフの狩猟の最中に突然他のモンスターが乱入してきました。新モンスターの「ドスジャグラス」です。大きな口で噛みつかれたら、かなりのダメージを受けそうですね。
大混戦。暗く狭い場所なので、ハンターにはかなり不利な状況。しかし流石はネルギガンテ3戦を終えてきたハンター達(勝ったとは言っていない)、しっかりと攻撃を避けつつ着実にダメージを与えていきます。
!!??
アンジャナフがドスジャグラスの頭をがぶり。
あああああぁぁぁぁぁぁ!! アンジャナフがドスジャグラスに持ち上げられています!!
ドスン!
ドスジャグラスが地面に叩きつけられました。まさに弱肉強食。このようなモンスターの力関係が垣間見れるのも、今作の見どころですね!
ドスジャグラスの狩猟に夢中で気がつかなかったのですが、「毒になってるよ!」と後ろから言われました(笑)。
確認してみると確かにHPゲージが紫色になり、徐々に減っていっています。どうやら毒が溜まっているところを踏んでしまったようです(笑)。
ハンターに有利なフィールドギミックもたくさんありますが、こういった罠もあるので、甘い世界ではありませんね。弱肉強食。(この毒をモンスターが踏むと、ちゃんと毒状態になるようです)
アンジャナフが仲間のハンターが仕掛けたシビレ罠にかかりました。シビレ罠のエフェクトがかなりカッコよくなっていますね。すかさず総攻撃を仕掛けます。
ハンター側にいい流れがきました。筆者もここぞとばかりに拡散弾などの強力な弾薬を使って攻撃します。それにしても拡散弾のエフェクトはど迫力ですね。ヘビィボウガンの真骨頂である大火力を体現したようですね。(ライトボウガンでも発射できますが、ロマンが大事)
筆者の放った徹甲榴弾が頭にヒットし、討伐に成功しました! 本日初の狩猟成功で大喜びです!
クリア画面でハンターの活躍度が表示されます。筆者はハンター2だったんですが、活躍できていなかったようです……。
シームレスマップがとにかく快適! フィールドについて
全体を通して思ったことは、とにかくシームレスマップが快適ということです。
シームレスマップとはフィールド全体が繋がっていて、読み込みなどが一切ない状態のこと。つまり、これまでの作品でいうエリアの概念がありません。
シームレスなので、広さはどのくらいだろう? と思っていたのですが、面積自体も広いですし、高低差があるので上下にも広いという、立体的なマップでした。
段差や傾斜などもありますが、これまでの作品よりもかなりスムーズに移動することができ、ストレスを感じる場面はありませんでした。
狩りの時も同様で、フィールドの段差や高低差や傾斜などでストレスを感じることもありませんでした。
シームレスになったことによって、モンスターから逃げるのが困難なのでは? と不安があったのですが、高低差やフィールドギミックを利用して、すみやかに離脱することができました。
環境生物
各フィールドには、先ほども紹介した「環境生物」という生物が生息しています。
環境生物の特性を知っておくと、ハンターにとって有利な状況を作ることができます。環境生物が思わぬところでピンチを救ってくれることもあるかも…?
今回の体験プレイでは出てきませんでしたが、まだ発表されていない環境生物も沢山存在していそうですね。
ヘビィボウガンの魅力や操作性
上記のネルギガンテ戦のレポート部分で、かなり紹介しましたが、今回ヘビィボウガンを使用してみて感じたことを紹介します。
射撃がよりスムーズに
一番大きな変更点として、通常の弾薬を使用する際の射撃ボタンが、R2に変更されています(基本的に右手中指で押すボタン。これまでは◯ボタンやAボタンを右手親指で押して射撃を行っていました)
最初こそ戸惑いましたが、3分ほど練習しただけでかなりスムーズに操作できるようになりました。初心者ハンターでも簡単に操作できるように設計されているという印象でした。
また、移動しながらリロードや射撃が行える点もこれまでとは大きな変更点。
これまでの作品にあったスコープ画面(主観での操作モード)は削除されたようですが、射撃モードの時は、カメラが良い感じに寄ってくれるので、ストレスはありません。リロードや射撃中に移動できるというのが、取り回しの良さを大幅に向上させているという印象でした。
傾斜による影響はほぼ0
これまでのシリーズと比べると、地面の傾斜に対してほぼ水平に標準が保たれるようになったため、モンスターに狙いを定める動作が非常にスムーズになりました。
標準を動かす速度はオプションで調整できるので、自分にあったスピードに設定すれば、さらに快適になりそう。
特殊弾がカッコよすぎ。ロマンを感じる
今作から追加された「機関竜弾」と「狙撃竜弾」。◯ボタンでリロードすることができ、◯ボタンで発射します。
そもそもリロード動作がクールすぎる。武器に弾を込めている感を強く感じることができます。
マシンガンのような「機関竜弾」、大火力の「狙撃竜弾」。異なるタイプのロマンにも対応。
完璧な武器ですね。
シールドがかなり強化されている
これまでのシリーズよりもシールドが強化されているように感じました。(こればかりは筆者の体感なので違うかもしれません)
攻撃を受けた際のダメージ量、硬直時間が共に減少している感じです。
この性能ならシールドを使用する前提の立ち回りなども行えそうですし、戦略に幅が出てかなり面白そうですね。
重量感があるのに爽快感抜群
これまでのヘビィボウガンより、動作や質感にかなり重量感が出たように思います。射撃の動作や射撃音や着弾音などからも大火力な雰囲気がしっかりと伝わってきました。
重量感があるのに、同時に爽快感までしっかりと表現されているのが本当に素晴らしいと感じました。ヘビィボウガンを使ってきて本当によかったと思うほどです。
薬莢や部品もしっかりと再現
性能だけでなく、見た印象も相当変わりました。
狩猟中にヘビィボウガンを観察してみたのですが、部品や射撃時に排出される薬莢などもリアルにしっかりと表現されていました。
部品一つ一つの金属の質感や、モンスター素材部分の生々しさ、制作過程を思わず想像してしまうほどでした。
発売が本当に楽しみ!
狩猟だけではなく、フィールドやギミックなどの密度、音声やヴィジュアル面も本作の見どころだと強く感じました。
発売が待ちきれません。PVや解禁されていく情報などを見てドキドキしながら、狩猟解禁を待ちましょう!
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