FTPアプリ『Transmit』販売終了へ
iPhone・iPad版のFTPアプリ『Transmit』がまもなく販売終了になることが発表されました。
理由は販売不振
TransmitはFTP・S3・WebDAVクライアントとして利用できるアプリで、サーバとファイルをやりとりしたり、対応アプリと連携してサーバにあるファイルを編集したりできます。
販売終了の理由として挙げているのが販売不振です。
2017年度のTransmitの売り上げは35,000ドル(約400万円)でしたが、開発にかかった費用を回収できる収益ではなかった、と開発元は説明しています。
『iOS 11』で追加された、類似の機能を持つファイルアプリの存在も影響したそうです。
iPadを使うプロユーザーが増えればTransmitが必要とされるかもしれない、とも述べており、いつの日か復活するかもしれません。
なお、Mac版のTransmitは今後も開発・販売が継続されます。
販売終了後もTransmitは使える
販売は間も無く終了しますが、購入済みのTransmitはiPhone・iPadで引き続き使うことができ、再ダウンロードも可能です。
ただしアップデートの提供はないので、新しいiOSによって正常に機能しなくなったり、不具合が発生したりした際には利用できなくなります。
1月5日から60日以内に購入してTransmitを今後利用しない場合には補填も行う、としています。詳しくはウェブページをご覧ください。
Panic Blog » Transmit iOSの今後について
代替アプリは『Coda』
開発元は、iPhone・iPad版『Coda』がTransmitの代わりになる、としています。
Codaはウェブサイト制作に利用するアプリなので完全な代わりにはなりませんが、サーバとのファイルのやりとり・編集なども可能です。
© 2017 Panic Inc
参考
Panic Blog » Transmit iOSの今後について
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・販売元: Panic, Inc. ・掲載時のDL価格: ¥1,200 ・カテゴリ: ユーティリティ ・容量: 19.5 MB ・バージョン: 1.3.9 |