【iOS 11.3】新機能「バッテリーの状態」を確認する方法
本日3月30日(金)早朝、Appleが『iOS 11.3』を正式にリリースしました。
今回のアップデートで一番注目されている機能は「バッテリーの状態(ベータ版)」にてiPhoneのバッテリー状況が確認ができるようになったこと。
この機能を使えば、自分が使っているiPhoneのバッテリーがどれくらい劣化しているのかがわかります。劣化していた場合はバッテリー交換プログラムを利用して新しくするのがオススメです。
さっそく「バッテリーの状態」をチェックしてみましょう。
※バッテリー状態の確認には『iOS 11.3』へのアップデートが必要です。『iOS 11.3』の対応端末はiPhone 5s以降となっています。『iOS 11.3』の変更点やアップデート方法についての記事もあわせてご覧ください。
バッテリー状態の確認をしよう!
設定アプリから【バッテリー】>【バッテリーの状態(ベータ)】に進みましょう。
「バッテリーの状態(ベータ)」の画面には「最大容量」という数値があります。
これはフル充電した時の充電量です。新品のバッテリーとの比較で表されています。100%であれば新品同様の元気なバッテリーということです。
この画像のiPhoneは「80%」となっているので、フル充電したとしてもバッテリー容量の80%までしか充電ができないに等しいということ。「最近、充電がすぐになくなる」という人はここの項目をチェックしてみてください。

次に「ピークパフォーマンス性能」という部分について。
このすぐ下にある文章で、今iPhoneはちゃんとしたパフォーマンスできているのかが確認できます。表示される文章は5パターンあります。
・パフォーマンスが正常な場合
お使いのバッテリーは、現在、標準のピークパフォーマンスに対応しています。・パフォーマンス管理が適応されたとき
この iPhone で、必要なピーク電力をバッテリーが供給できなくなったため、突然のシャットダウンが発生しました。この現象が再度発生しないように、パフォーマンス管理が適用されました。無効にする…・バッテリーの状態が不明な場合
この iPhone では、バッテリーの状態を判定できません。バッテリーに関するサービスは、Apple 正規サービスプロバイダが対応します。サービスオプションについての詳しい情報…・パフォーマンス管理をオフにした場合
この iPhone で、必要なピーク電力をバッテリーが供給できなくなったため、突然のシャットダウンが発生しました。パフォーマンス管理による保護を手動で無効にしています。・バッテリーが劣化している場合
お使いのバッテリーは著しく劣化しています。Apple 正規サービスプロバイダでバッテリーを交換すると、最大限のパフォーマンスや容量を取り戻すことができます。サービスオプションについての詳しい情報…
引用:iPhone のバッテリーとパフォーマンス – Apple サポート
「パフォーマンス管理」とは、iPhoneで突然のシャットダウンが起きたときに自動的にオンになる機能です。オンになると、iOSがCPUやGPUなどの一部のシステムを管理し端末にかかる負荷を分散させることでシャットダウンが起きにくくなります。
また、「パフォーマンス管理」を手動でオフにすることもできるようになりました。オフにすると次回シャットダウンが起きるでオンにはできません。
引用:iPhone のバッテリーとパフォーマンス – Apple サポート
これまでは「最近、電池の減りが早いな」「突然シャットダウンするようになった」など、感覚でしかバッテリーの劣化を知ることができませんでしたが、今回のアップデートにより数値となってより詳しく知るとこができるようになりました。
もし、劣化していた場合はバッテリー交換プログラムを利用して新しくするのがオススメ。2018年12月までならキャンペーンで安くバッテリー交換ができますよ。
バッテリーについて詳しくはApple公式サイトの「iPhone のバッテリーとパフォーマンス」で確認できます。
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