スマホ新作『アークザラッドR』を遊んだ感想は? PS版のプレイ感覚が踏襲され、しゃべりまくり+位置どりが大事なバトルを高評価
どうも。『アークザラッド』と聞くと、チョンガラの「でーてこい、でーてこい! そりゃ!」のセリフが脳内再生される、そめやんです。
(次点はポコの「おなか空いたなぁ」)

さて、いよいよ発表されたスマートフォン向け新作『アークザラッドR』! その発表会では実機プレイを体験できる試遊コーナーも用意されていました。
シリーズをほぼ全作(ワンダースワン版もクリアしましたが、PS2版『精霊の黄昏』は未クリア)遊んできた筆者としては、スマホ版の出来も気になるところ。そのさわり心地をレポートしていきます。
また、発表会では大量の画面写真やキャライラストも公開されました。それらの画像もあわせて紹介していきます!
ゲーム概要の紹介:『2』の続きを描くシミュレーションRPG
物語の舞台は『2』のエンディングで大崩壊を迎えた10年後の世界。エルクやポコ、トッシュといった、シリーズでおなじみのメンバーも登場します。

新たな主人公となるハルトとミズハ。キャラは3DCGで描かれ、イベントによってはムービーシーン的にさまざまな構図で物語が展開するようです(試遊コーナーでは、トップビューでの通常会話的なシーンのみ確認できました)。

バトルはマップ上でキャラを動かして戦うタイプ。のちほど詳しくレポートしますが、PS版『アークザラッド』に近い仕様で、快適に遊べました!

ハンターズギルドで依頼を受けたり、闘技場で戦ったり、シリーズおなじみのやり込み要素もしっかり用意されているとのこと。個人的には、チョンガラの元気な姿を確認できてうれしいです(笑)。


プレイ感覚:しゃべって動いてにぎやかバトル! プレイ感覚はPS版を踏襲
試遊コーナーでは、ハルトとミズハがどこかの洞窟内で魔道士らしき敵と戦うシーンを遊べました。バトル前には寸劇が入り、ハルトと敵との会話も展開。このへんはしっかりと「RPG」という感じでしたね。
バトルではハルトたちだけでなく、トッシュやポコといった歴代キャラも編成されていました。バトルマップはかなり広めで、カメラで視点を引いて遠くまで見渡すことができるほか、スワイプでのマップ確認も可能です。
キャラの操作は基本的にタップ操作で、移動したい場所をタップすると移動してくれるのですが、むしろ、敵をタップすると、自動的にその敵を攻撃できる位置まで移動してくれる便利仕様が印象に残りました。
(ただ、場合によっては別の敵に攻撃されてしまう位置に移動してしまうので、微調整するのも大事そうでしたけど)
▼画面上部には行動順番が表示。敵味方、順番が入り乱れてのバトルとなります。MPがたまると画面下の「一の斬」などのアイコンが光り、アクティブスキルを使えるようになります。

操作感覚については、スマホでの片手操作もしやすい感じで好印象。キャラのスキル発動なども、片手操作がしやすい画面下にアイコンが表示される仕様です。
(キャラクターをタップすることで向きを変えられるところも、操作しやすくて◯)
なんというか、移動範囲が青く光って表示されるのを見るだけで、シリーズファンとしてはなつかしい限り。しかも、トッシュやポコたちがいちいち音声付きでしゃべってくれるところもたまらない!
……今やバトル中の音声演出なんて当たり前の時代ですけど、PSで『アークザラッド』が発売された当時は、それはもうバトル中のボイス演出に驚かされたものです。
(もちろん、PS以前にもボイス演出が入ったゲームはありましたが、ムービーシーンなどで物語演出的に使われるものが多かったんですよね。まるで対戦格闘ゲームのようにRPGキャラがバンバンしゃべりまくるにぎやかなバトルは、当時の僕にとってはかなり新鮮でした)
ゲームシステム的には、キャラごとに個性がしっかりと用意されているので、戦略的なバトルを楽しめるところがポイント。
移動距離や攻撃範囲の違いはもちろん、必殺技となるアクティブスキルや、効果範囲に対してさまざまな影響を与えるオートスキルによって、キャラクターの違いが表現されています。

例えば、オートスキルで効果範囲の仲間のHPを自動回復してくれるキャラもいるので、その範囲を見極めて陣形を組むことに大事になるかと。単に敵を攻撃するだけでなく、位置どりを含めた戦略的なバトルを楽しめるという、本格的なバトルシステムとなっているところが印象的でした。
スマホゲームのバトルは、あまりプレイヤーの操作が介在しない簡略的なものになっていることもありますが、『アークザラッドR』はしっかりとコンシューマ的に仕上がっていたので、ゲーム好きな自分としてはとても好印象を受けました。
(このあたりは、本作の企画・原案・ゲームデザインに『アークザラッド』シリーズでおなじみの土田俊郎さんが携わっていることも大きいんじゃないかと。スマホならでは操作感覚は意識しつつ、ゲームシステム的には本格的なコンシューマ感覚で作られていると感じましたので)
『2』の続きの物語が描かれるところにも注目していますが、パーティ編成を考えて、位置どりを考えて、戦略的なバトルを楽しめる部分についても期待が高まる先行プレイとなりました。早く本格的に遊んでみたいですね!
余談ですが、オートモード(自動戦闘)もちゃんと用意されていました。レベル上げなどの際に便利そうですし、時間がない社会人プレイヤーにとってはオートモードの実装はありがたい限りです。
キャラクターイラスト:懐かしのキャラたちも登場! ヂークベックもいるぞ!
▼ハルト。
▼ミズハ。
▼エルク。
▼サニア。
▼シャンテ。
▼イーガ。
▼ヂークベック。
▼ポコ。
▼リーザ。
▼トッシュ星3。星によってイラストも変わっていくようです。
▼トッシュ星4。
▼トッシュ星5。
ゲーム内スクリーンショット
アリーナ


イベントシーン
とりあえず、チョンガラが出ることに一安心です(笑)。

▼ハルトたちがどんな冒険を繰り広げるのか、楽しみですね。

▼右上のアイコンを見た感じ、イベントシーンの早送りや一時停止もできそうな気配。


▼こういうコミカルなシーンもあるようで、シリアスすぎない感じもよいですね。

▼目を回すキャラ演出もかわいい!


クエスト

▼クエスト報酬。

▼トッシュの必殺技。

▼経験値取得シーン。

▼報酬画面。トライアルという形で、条件を満たすことでも報酬がもらえるようですね。

ダンジョン(古代王の地下遺跡)
▼遺跡内ではメンバー変更ができない模様。しっかりとキャラを育成してから挑戦したいですね。

▼壁に囲まれた場所に宝箱が? ジャンプで飛び越えられるのかも?


ハンターズギルド


ワールドマップ
▼『アークザラッド2』を遊んだ身としては、ワールドマップを見ると、大崩壊で大陸の大部分が海に沈んでしまったことを再認識させられて、ちょっと切なくなります……。

強化・育成
▼キャラポータル画面。「COMING SOON」をよく見ると「衣装変更」と書かれている気が? 気のせい!?

▼キャラ強化画面。素材を使って経験値獲得→レベルアップができるようです。


▼装備ポータル画面。

▼装備強化画面。

▼装備作成画面。剣士が装備できる「エッジ」という武器を作成しています。



▼装備着用画面。画面を見ると、「熟練度」も用意されているようですね。

▼能力解放画面。詳細は不明ですが、ボード上のアイコンを解放することで、MP最大値アップなどのステータス強化をできる模様。


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・販売元: ForwardWorks Corporation ・掲載時のDL価格: 無料 ・カテゴリ: ゲーム ・容量: 506.4 MB ・バージョン: 1.0.3 |
※画面は開発中のものです。
(C)Sony Interactive Entertainment Inc. (C)ForwardWorks Corporation.