【戦場の絆】戦術の定番「タンク」戦の基本を改めて見直す(護衛編)[PR]


私は『機動戦士ガンダム 戦場の絆』(戦場の絆)をプレイして12年になります。AppBankで『戦場の絆』を応援する企画がスタートするとのことで、自分なりに試行錯誤してきたことをこれから数回に分けてお伝えしていこうと思います。

最初に、私は『戦場の絆』に必勝法はないと思っています。だから面白いゲームだと考えているのです。対戦相手も味方も毎回違うチーム戦ですから、不確定要素はいっぱいですし、自分が思った通りに動けることなんて10戦やって1回あるかないかという状態なので……。

上手なプレイヤーがやっていることは、「戦いの流れの中で勝つための精度を高めていく」ということに尽きると思います。「タンク戦術」が主流になったのもそのひとつでしょう。

拠点を撃破することで大きく相手のコストゲージを削る「タンク」(遠距離砲撃型モビルスーツ)を編成に組み込んで戦う「タンク戦術」。『戦場の絆』で主流となっている戦術のひとつです。

▼公式サイトにはカテゴリー別の「戦い方のコツ」なども丁寧に解説してあります。



今よりモビルスーツの拠点回復速度が速かった時代に、拠点に引きこもって戦う「キャンプ戦術」を打開するために「編成にタンクを組みこんで拠点を撃破してコストを奪う」というプレイヤーが作り上げて広まった戦術ですよね。今ではゲームを始めたプレイヤーさんにはチュートリアル的に「護衛」、「アンチ(アンチタンク)」の役割分担や定番砲撃ポイントを丁寧に教えてくれるようになりました。

今回は「タンク戦術」を実行する上で大切なことを改めて見直してみたいと思います。私みたいな下手くそは、「やりたいことがあってもできないことが多い」もしくは「やりたいことをやらせてもらえない」ので、改めて振り返ることで自分の立ち回りを再確認したいと思ったのです。ベテランパイロットのみなさんも、新人パイロットのみなさんもご一読いただければ幸いです。

「タンク」が拠点を撃破することで味方の負担が減る

4対4の場合、拠点コストは500。総コストは2,000なので拠点を1回撃破すると25%の損害を与えられます。モビルスーツを撃破して同じコストを削ろうとすると約2〜3機分に相当します。

ほかに「拠点は動かないので拠点砲撃可能範囲に到達できれば砲撃が当てやすい」、「拠点を撃破すると復旧するまで敵軍モビルスーツはAPを回復できなくなる」といったことも挙げられるでしょう。

1回拠点を撃破するには砲撃開始から最速で30カウント前後砲撃する必要がありますが、実際は妨害が入るため、40〜50カウントかかるとみたほうがいいでしょう。1回のアタックではタンクのAP(アーマーポイント)が尽きて拠点を撃破できないこともあります。

また、拠点砲撃が可能な場所への移動時間も計算に入れておく必要があります。さらに撃破した拠点が復旧するまで60カウントかかります。それをふまえたタイムテーブルは以下の通りになります(あくまで順調に拠点攻略が進んでいる場合です)。

【4VS4戦の場合】
行動 移動 拠点砲撃→撃破 拠点修復→復旧 拠点砲撃→撃破 拠点修復→復旧……
時間 30〜40カウント 50カウント 60カウント 50カウント 60カウント……

※対戦人数が増えると拠点耐久力が増えるので、拠点撃破により時間がかかります。
※2回目の拠点砲撃時はその前に砲撃可能場所に移動が完了している例です。

1戦は250カウントなので、この時間内に拠点を何回撃破できるか、そのための行動はどうするのかを考えながら戦っていくわけです。

対戦人数が増えると拠点の耐久力も上がり、総コストも増えますが、拠点を1回撃破すると得られるコストは基本的に総コストの25%になっているはずです。

タンクを守る「護衛」の役割とは

砲撃中のタンクは「砲撃による硬直」が生じることや拠点側に向いて砲撃することが必要なので「アンチ」に張り付かれると硬直を撃ち抜かれたり横や背後に回り込まれて連撃や「クイック・ストライク」(射撃→格闘やタックルのコンボ)で大ダメージをもらうことも少なくありません。そのため、タンクには護衛をつける必要が出てくるわけです。

私が考える護衛の主な役割としては下の2点です。

・タンクの砲撃が可能な場所を先行して確保する
・タンクが拠点砲撃中はできるだけ被弾を抑えるために、敵をタンクから遠ざけるもしくは敵が護衛に注視する時間を長くすること

その上で、タンクがどの機体なのか、どんなセッティングなのかでも護衛の戦い方も微妙に変わってきます。

・旋回〜機動セッティングの「タンク」の場合
主に「足つき」と呼ばれるキャノンタイプの遠距離砲撃型の場合、旋回〜機動セッティングを選択することが多いです。移動性能が優秀ですがAPが少なめなので、敵とタンクの間に護衛が入りタンクを先行させたほうがいいでしょう。

・装甲や重装甲セッティングの「タンク」の場合
タンクタイプの遠距離砲撃型の場合、APが多めの装甲や重装甲セッティングを選択することが多いです。ダッシュやジャンプ速度を犠牲にしているので、移動中に攻撃されないよう、レーダーでタンクの周りの状況も注意しながら進軍します。特に格闘型の上からの奇襲や射撃型のこちらの射撃レンジ外からの1発には気をつけて。

こちらは多めのAPを生かして「アンチ」の攻撃をある程度は受けつつ、起き上がりの無敵時間などを使って前進し砲撃ポイントまで移動、拠点を攻撃することになります。タンクに連撃やクイック・ストライクを決められそうなら、途中で格闘や射撃で「カット」してあげることも大事です。

なお、このパターンに当てはまらない遠距離砲撃型機体もいますが、今回は割愛します。

砲撃を手助けするために何をすればいいかを考えよう

遠距離砲撃型に自分が搭乗している時に思うのは「拠点を撃破しよう」と行動している時に敵軍モビルスーツをどんどん撃破されてしまうとつらいこと。新品の敵軍モビルスーツが自分の周りにリスタートしてくると、撃墜される図が頭に浮かびます。

さらに、再出撃レベルが設定された「REV.4」からは、低コストの機体がより前にリスタートできるようになっているので、砲撃ポイントの近くで「アンチ」の低コスト敵モビルスーツを撃破してもあまり余裕は生まれません。

▼REV.4からは再出撃レベルが設定され、レベルごとに再出撃できるポイントが変わるようになりました。


また、拠点撃破後、拠点裏に回り込んで時間稼ぎをする“おとり”になろうと移動している最中などに味方が「ユニコーンガンダム」や「シナンジュ」など高火力の格闘型機体を撃破してしまったときも、この2機は拠点付近に再出撃する(そこしか再出撃できないと言い換えることもできます)ので、すぐに捕まって撃墜されてしまい、時間稼ぎにならないことも増えました。

護衛の役割をご説明しているときに「敵モビルスーツの撃破」を挙げていないのはこうした体験があるからです。かといって、拠点を2回撃破したとしても、4VS4時はまだ1,000コストが残りますし、どこかでモビルスーツを撃破する時は訪れるでしょう。モビルスーツを撃破した時に「シンボルチャット」で「敵機撃破!」、「(敵が再出撃する方向の)ルート」、「警戒せよ」、「すまない」と教えておくことで、味方が助かることもあるはずです。

拠点撃破に成功しても、護衛していたタンクのAPがあまり残せなかったり、自身が多く被弾してしまった際は、敵拠点が復活する前に再出撃してAP満タンから攻めた方が拠点撃破の確率も高まると判断したら、タンクとシンボルチャットで「こちら」(タンク)、「瀕死だ」、「○ルート」、「再出撃」、「よろしく」と伝えあって次の拠点砲撃に備えましょう。もちろんタンクがやりたいことがあるなら、それに従うのが護衛のつとめだと思いますので、シンボルチャットでのやりとりを活用しましょう。

最も辛いのは、護衛しているモビルスーツが早々と撃破されてしまうことと、拠点砲撃中のタンクが撃破されてしまうことです。撃破されたモビルスーツのコスト、タンクのコストが負債となるので、ここから挽回することになりますが、タイムテーブルでお伝えしたように、拠点撃破にかけられる時間が短くなってしまうことをお忘れなく、です。



【8月30日追記】一部表現に誤りがありましたので修正させていただきました。

©創通・サンライズ


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