【戦場の絆】一緒に戦い、教え、教わる楽しさに満ちた第1回交流対戦会レポート
バンダイナムコアミューズメントのアーケード用ドームスクリーン式戦術チーム対戦ゲーム『機動戦士ガンダム 戦場の絆』を応援するイベントの一環として、AppBank主催による「交流対戦会」が9月15日にnamco巣鴨店にて開催されました。
「交流対戦会」とは、いわゆる優勝チームを決める「大会」ではなく、参加していただいた方を運営側でチーム分けして、総当たりのリーグ戦を楽しんでいただく「交流会」です。応募枠は会場のnamco巣鴨店のキャパシティを含め30名を想定していたのですが、その3倍以上の応募があり、スタッフがまずビックリ! しかも元帥(本作のパイロットの最高階級)から大将〜少将のSクラスパイロットも多数応募があり、「やっぱり稼働10年を超えるゲームはすごいなあ」なんて個人的に思っていたのですが、大佐〜大尉といったまだ始めたばかりの初心者の方や、カップルや親子で楽しんでいる方など、本当に様々な方々からのご応募がありました。本当にありがとうございます。
前述の事情もあり、泣く泣く30名に絞らせていただきましたが、抽選に漏れた方も含め、多数の方が会場に集まっていただき、雨〜曇りという天候のあまりよくない1日でしたが、常にイベント会場は人、人、人の大盛況。店舗のみなさんのご協力で対戦模様をリアルタイムに視聴できる環境も整えていただき、大変助かりました。
▼お店が用意してくださった椅子に座りきれないほどのお客様でいっぱいのnamco巣鴨店。いよいよ対戦会がスタート!
AppBank小隊からはみっくす、そしてアイドルの空野青空ことあおにゃん、さらに『戦場の絆』動画に出演中のプレイヤーであるカバパンが登場。さっそくチーム分けが発表され、総当たりのリーグ戦がスタート。参加メンバーを階級ごとにチーム分けしているので、その場での作戦や連携力が試される、そんな試合が多数展開されました。対戦方式はリーダー同士のじゃんけんで勝ったほうが軍かマップを選択し、負けた側が残りを選択するという方式で1戦勝負で行われました。
▼チーム分け一覧がこちら。
▼8台のP.O.D.に全員がエントリー。店内対戦モード「ショップイベントモード」にてチーム戦が行われました。
実際に対戦がスタートしてみると、最初こそ地球連邦軍は「ユニコーンガンダム」×2、「νガンダム」などの近距離戦型モビルスーツがタンクを護衛、ステージは「ニューヤーク(R)」なんてガチっぽい編成やマップ選びが見られたものの、途中からは9月12日からスタートした「オータムバトル2018」で先行支給されている「百式」や「ドーベン・ウルフ」をはやくも獲得したパイロットが編成に組み込んでみたり、「スナイパー(支援型)対決が見たい!」とか「祭り(同じモビルスーツ4機体編成)やろう!」といった形にどんどん変化していったのが印象に残りました。
▼普段野良(ひとり)で出撃することが多いというあおにゃんは店舗同時出撃でボイスチャットでやりとりするのがとにかく楽しかったようす。
▼「『ユニコーンガンダム』や『シナンジュ』に乗ったことがない!」というみっくすに、チームメンバーの方々はこころよく乗せてくださったそうで、とても喜んでいました。
▼最初は遠慮気味だったふたりも、どんどん会場のみなさんとトークをするように。会場のお客さんの方が先輩なのですから緊張するのは当たり前ですが、そんなゲームなかなかないですよね(笑)。
▼今回は主に解説役に回っていたカバパン。チームメンバーからの編成の相談なども気軽に応対していました。
AppBank小隊のみっくすとあおにゃんも、「このモビルスーツに乗ったことがない」とか、「射撃型モビルスーツに乗ってみたいんですけど……」なんてチームメンバーにお願いしてみたりしながら、合計170機種近くあるモビルスーツの中で初体験になる機体もちょこちょこと乗っていました。
▼カバパンがリアルタイムやリプレイで解説。ときには観戦に来ていた有名パイロットにみっくすやあおにゃんの質問に答えてもらう場面もありました。みんな親切! ありがとうございます。
リアルタイム映像を見ながらカバパンが戦況を簡潔に紹介しながら、試合のポイントとなるところではコクピット画面に切り替え、上級パイロットのテクニックをみんなで感心しながらみてみたり、試合が終わるとリプレイを振り返りながら、「ここはこのモビルスーツを落とせばワンチャン(逆転が)あった!」なんて別の角度からの解説も飛び出し、みっくす、あおにゃんの2人に向けてのアドバイスの体裁をとってはいましたが、会場にいらした新人パイロットさんにも役立つ情報がてんこ盛りだったのではないでしょうか?
▼リプレイでチーム内で意見交換やアドバイスを熱心に行なっているチームもありました。こういう機会にわからないことがあれば上級者にどんどん聞いたほうがお得ですよ!
チームによっては、プレイ後に普段のゲームセンターとおなじようにターミナルのリプレイをじーっと振り返りながら、「あそこはこっちに行って助けてあげたほうがよかった」とか「ここは撃墜されて逆サイドに回ってセカンドアタックのためのライン上げをしたほうがよかった」と即席チームながら戦術などを話しあったりアドバイスを交換しあったりしているチームもあって、非常に微笑ましいと同時に、本作を12年プレイしている筆者は「稼働直後からこうしたやりとりがあったなあ……」なんてちょっと懐かしさに思いを馳せる光景が見られたりして、ちょっと目頭がアツくなってみたりしました。
元帥をはじめ上級クラスのパイロットの方々は、とにかく教えるのも上手い! あおにゃんは「まずインカムがつながったら、モビルスーツ選びから、武装やセッティングまでおすすめのものを教えてくれるんですよ」と初めてのモビルスーツ体験も楽しくできたようす。みっくすも「戦っている最中にどんどん指示が飛んできてびっくりしました! まるで自分の戦いを見ているかのように『そこで落ちて(撃墜されて)ください』とか『反対側にリスタ(ート)してください』とかって教えてくれて。僕はこのゲームの面白さのまだ半分しか知らなかったんだなってわかりました」と興奮気味に語っていたとおり、「みんなで楽しく」ゲームを遊ぶことを参加者の皆さんが理解してくださっていたことが節々に実感できる6時間でした。
▼途中休憩を挟んで6時間の長時間のイベントとなりましたが、みなさまお付き合いありがとうございました!
▼対戦表と結果がこちら。

▼このイベントの模様は後日配信される予定になっていますので、お楽しみに!

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