新作『囚われのパルマ Refrain』でチアキと会った感想は? 新しい恋の予感!【TGS2018】
東京ゲームショウ2018(TGS2018)の会場で遊べる『囚われのパルマ Refrain(リフレイン)』のレビューをお届けします。

ハルトやアオイとはまた違ったタイプに見えるチアキ(声優:石川界人)とは、どんな恋のドラマを楽しめるのでしょうか?
衝撃的な物語の一端や、新要素となる「視線」を体験した感想をどうぞ!(文:nabebe)
※画面はiPadのものになります。
『パルマ』らしいドラマチックな開幕にドキッ!
物語はプレイヤーが行き倒れている青年を発見したところから始まります。青年の近くに落ちていたのは、「黄金の蜂」という題名の一冊の本。

彼は何者なのか、この本は彼と一体どういう関係があるのか——。サスペンス要素あふれる「パルマ」らしい開幕で、あっという間に物語に引き込まれます。

前作「ハルト編」をプレイしているユーザーなら、「黄金の蜂」と聞いてピンと来た人も多いはず。今作の舞台は前作の5年前ということもあり、前作との繋がりを感じさせる要素も物語の中にちりばめられているようです。
謎の青年とドキドキの面会
事情聴取を受けるため、青年が収容された孤島の施設に連れてこられたプレイヤー。
看守に導かれて廊下の先を進むと青年が収容されている部屋があり、鉄格子とガラスを挟んで彼と面会することになりました。

飾りひとつない簡素な保護室にたたずむ彼は、どこかぶっきらぼうなイメージ。口数は少ないながらも、凛とした透き通る声が印象的です。
彼は突然現れたプレイヤーに対して、不信感を抱いている様子。早く仲良くなりたい……!
面会中に手のマークが出たら画面に触れることで、ガラスに触れたりノックしたりというアプローチをとることができます。
また、今作からは端末を左右に動かすことで自分の視線を動かすことができるようになりました。

部屋の隅を見ていると、「何か気になるものでもありました?」と彼に言われ、自分の目の動きを彼に見られている! と思わずドキッ。

自分の行動によって彼のリアクションも変わるため、いろいろ試してみるといいでしょう。
▼気まずい時に視線をそらす……なんてこともできるようになったわけですね。端末を持ちながら、いっそうドラマに没入できちゃいます。

会話中に登場する選択肢によっても彼の反応は変化します。コミュニケーションに正解がないように、選択肢に「正解」はなく、プレイヤーが選んだ選択肢に沿った反応を彼がしてくれるというのが「パルマ」らしさ。
それはそのまま踏襲されているので、ファンは安心して、心の赴くままに行動しましょう。

面会のあと、看守から青年に関する詳しい説明を受け、青年が「チアキ」という名前であること、彼がある事件で負傷し、搬送先の病院から抜け出していたことを知らされます。
チアキは事件当日から抜け出した日までの記憶を失っており、プレイヤーは彼の記憶を取り戻す協力をすることに……。
言葉巧みに、プレイヤーが事件解決に協力するよう誘導していく看守は、実はかなりのやり手?

ただの看守とは思えないような存在感を放っています(そしてイケメンです)。
ちなみに看守にもボイスが付いており、柔らかい美声にうっとりと聞き入ってしまいました。
フルボイスではないものの、前作と比べてボイス付きのキャラが一気に増えたので、よりにぎやかな形で物語を楽しめるのも、本作『Refrain』の魅力の1つと言えるでしょう。
面会以外の時間の過ごし方は?
チアキと実際に会えるのは面会の間だけ。彼と会えない時間は「SABOT」という端末を使い、島を回ってさまざまな情報収集をしたり、メッセージで彼とコミュニケーションをとったりすることができます。

島で出会うのは個性豊かな人物ばかり。彼らと話すことで、チアキとのメッセージで話す「話題」を入手できるほか、チアキへの差し入れをゲットすることもできます。

また、「SABOT」にはチアキの様子をリアルタイムで確認できる監視機能も備わっており、チアキの部屋に設置された監視カメラで、いつでも彼の様子が見られます。
『パルマ』シリーズの特徴のひとつともいえるのが、この「監視」。面会では見られない彼の思いや彼の日常生活をこっそり覗き見できるという背徳感がたまりません……(笑)。

『Refrain』では監視カメラの向きを動かせるようになり、加えてAUTOモード(自動モード)が搭載されたことで、自動的にチアキくんを追尾することもできるので、より快適に遊べるようになりました。
ちょっと申し訳ないなと思いつつも、彼が何をしているのか気になって、ついつい頻繁に覗いてしまいます。
メッセージや差し入れを送ったあとの反応を確かめられるのも嬉しいポイントです。
ぜひ東京ゲームショウで体験してみましょう!
『囚われのパルマ Refrain』は、9月23日まで開催中の「東京ゲームショウ2018」で先行体験プレイを楽しめます。
ストーリーをじっくり追っていくだけでもあっという間に時間が過ぎるので、時おり時間を確かめながらプレイするといいかもしれません。

今作の新要素である面会中の「視線でのアプローチ」は、実際に体験してみるとかなり楽しいので、ぜひ試してみることをオススメします!
体験プレイのほか、ディスプレイに映し出されたチアキにタッチすると反応してくれるフォトスポットなども、ブースに用意されていることのこと。
新しい『パルマ』の世界を、東京ゲームショウでみなさんも体感してみましょう!
▼前作『囚われのパルマ』のDLはこちら
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・販売元: CAPCOM Co., Ltd ・掲載時のDL価格: ¥120 ・カテゴリ: ゲーム ・容量: 207.6 MB ・バージョン: 3.00.01 |
※画面はiPadのものになります。
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