【戦場の絆】タンク戦における「タンク」とその秘密!?を研究する



AppBankが動画や記事でお届けする『機動戦士ガンダム 戦場の絆』(戦場の絆)の応援企画。今回は『戦場の絆』における重要な役割を果たす「タンク」(遠距離砲撃型モビルスーツ)に関して解説していきます。

「タンク」の機体選びから戦術決定が勝敗の大きなカギを握るといえるからです。タンク戦術の基本となる考え方の解説に関しては、第1回第2回をご参照ください。

これだけある!「タンク」の種類について

まずは、両軍に配備されている「タンク」をタイプ別に分類してご紹介しましょう。

・タンク型(基本的に対拠点砲が3発1セット)

▼「ギガン」


モビルスーツ
地球連邦軍 「量産型ガンタンク」、「ガンタンク」
ジオン軍 「ギガン」、「ザクタンク」、「ザクタンク(V-6)」

このタイプは、メイントリガーを引くとスタートする仰角調整速度が早く、1発の対拠点ダメージが大き目の対拠点弾を有しています。キャッチ(対拠点弾をモビルスーツで受け止めること)するとダメージも大きいので、あまり多くの弾数をキャッチするのは難しいでしょう。砲撃時の射撃硬直が多少長めです。

なお、「量産型ガンタンク」と「ザクタンク」は1トリガーで2発の対拠点弾を連続射出しますが、攻撃されて途中でよろけたりダウンすると1発分で止まってしまうことがありますのでご注意を。

・キャノン型(基本的に対拠点砲が4発1セット)

▼「ジム・キャノン(WD隊)」


モビルスーツ
地球連邦軍 「ボール」、「ジム・キャノン」、「ジム・キャノン(WD隊)」、「量産型ガンキャノン」
ジオン軍 「ザクI後期型」、「ザクキャノン」、「ヅダ(対艦砲装備型)」、「ゲム・カモフ」

このタイプは拠点撃破のための必要弾数が多い代わり、機動よりのセッティングに振った場合、移動力に優れていますので、位置取りを変えながら砲撃するのが得意なタイプです。砲撃後の硬直もタンク型よりやや軽く、対拠点弾の1発のダメージはタンク型より控えめで、対モビルスーツにヒットしてもダメージは下がってしまうのでキャッチされやすいです。

仰角調整速度は遅め(武装による)なので、「ブラインドショット」(拠点をロックオンせずに対拠点弾を着弾させるテクニック。ノーロックショットとも呼ばれる)の最初の練習には向いているタイプといえるでしょう。

・ハイブリッド型(変形タンク)

▼「ヒルドルブ」


モビルスーツ
地球連邦軍 「陸戦強襲型ガンタンク」
ジオン軍 「ヒルドルブ」

この2タイプは、拠点を砲撃する「モビルモード」と、移動に優れる「タンクモード」の変形機構を有しています。移動と拠点砲撃を形態を変えながら行える特殊な遠距離砲撃型となっています。

・高コスト型

▼「フルアーマーガンダム(TYPE-B)」


モビルスーツ
地球連邦軍 「フルアーマーガンダム(TYPE-B)」
ジオン軍 「ゲルググキャノン(JN)」、「ザメル」

素体コストが220〜240と高い代わり、対拠点砲の射程が100m長かったり、サブトリガ射撃に強力な支援能力を持つタイプです。移動が地上ダッシュよりもポンピングジャンプ(ふわジャン)のほうが早いといった特徴もあります。

・それ以外

▼「ジム・スナイパー」


モビルスーツ
地球連邦軍 「ジム・スナイパー」

「ロングレンジ・ビーム・ライフル」で直線ビームによる拠点砲撃が可能です。障害物越しに砲撃できない代わり、着弾が早いのが特徴です。

「タンク」を使う際に覚えておきたい秘策!?

・「クイック・ドロー」が可能な「タンク」

▼「ザクI後期型」


モビルスーツ
地球連邦軍 「ジム・スナイパー」、「ボール」
ジオン軍 「ザクI後期型」

まるで格闘型モビルスーツのように、格闘攻撃1撃からのサブ射撃へ繋ぐ「クイック・ドロー」が可能なタイプです(メイントリガ武装へは繋げられません)。前衛タイプのモビルスーツと協力しながら敵アンチを追い詰めたり、敵アンチを単機でひきつけ時間稼ぎをする際などに活用できるでしょう。

・拠点砲撃時間を短縮できる武装を持つ「タンク」

▼「ザクキャノン」


地球連邦軍
「ジム・キャノン(WD隊)」 サブトリガ武装の「ハンド・グレネイド」に対拠点威力があります。
「量産型ガンタンク」 格闘武装の「追加弾(MS弾)」に対拠点威力があります。
「量産型ガンキャノン」 サブトリガ武装の「硬芯徹甲弾」に対拠点能力があります。
「フルアーマーガンダム(TYPE-B)」 サブトリガ武装の「ミサイル・ベイ」と、格闘トリガの「ツイン・ビーム・サーベル」に対拠点威力があります。
ジオン軍
「ザクタンク」 格闘武装の「追加弾(MS弾)」に対拠点威力があります。
「ザクキャノン」 サブトリガ武装の「ビッグガン」に対拠点威力があります。
「ヒルドルブ」 サブトリガ武装の「AP弾」に対拠点威力があります。
「ザクタンク(V-6)」 格闘トリガ武装の「ストンパー」に対拠点威力があります。
「ヅダ(対艦砲装備型)」 サブトリガ武装の「APDS弾」に対拠点威力があります。
「ゲム・カモフ」 サブトリガ武装の「対艦成型炸薬弾」に対拠点威力があります。
「ゲルググキャノン(JN)」 サブトリガ武装の「ラッツリバー3連式ミサイル」に対拠点威力があります。
「ザメル」 サブトリガ武装の「8連多弾倉ミサイルランチャーA」、格闘トリガ武装の「8連多弾倉ミサイルランチャーC」※に対拠点威力があります。

※対拠点弾1セット砲撃中にリロードが終わらないので注意。「8連多弾倉ミサイルランチャーA」との併用をおすすめします。

メイントリガの対拠点弾のリロード中にこうした武装を撃ち込むことで、拠点撃破までの時間の短縮につながります。2回目の拠点攻略時などは、サブトリガや格闘トリガ武装から撃ち始め、メイントリガの対拠点弾へと繋げた方がさらに拠点撃破までの時間を短縮できる場合もあるので、研究してみてください。ちなみに、サブトリガとメイントリガ武装の切り替え時に時間がかかる組み合わせの場合は、格闘トリガの武装に一度切り替える(サブトリガ→格闘トリガ→メイントリガ)の順で切り替えると早いです。

ただ、こうした武装は対拠点弾よりも射程が短いものが多く、拠点に密着しないと効果を発揮しない(例:「フルアーマーガンダム(TYPE-B)」の「ツイン・ビーム・サーベル」)もありますので、あくまで知識として覚えておき、とっさの時に役立てるといいでしょう。

そのほか、「追加弾(対MS弾)」や「追加弾(拡散弾)」といった武装もわずかながら拠点にダメージを与えられますし、拠点にタックルしても拠点撃破までの時間を短縮することは可能です。4VS4時など、対拠点弾をセット撃ちしてわずかに拠点が撃破できない時や、敵モビルスーツにキャッチされている際などに奇策として使う手もあります。

前衛モビルスーツにも対拠点威力が備わっている武装がある

前衛モビルスーツ(格闘型〜支援型)にも対拠点威力を持つ武装がありますので、ここで紹介しておきましょう。装備するとコストアップしたり、パージ武装(一定数弾を撃ち尽くすと別武装へ換装する)であることが特徴となっています。

地球連邦軍
「シルヴァ・バレト」 メイントリガ武装「対艦ミサイル/ビーム・ハンド」(パージ前)
「陸戦型ガンダム(ジム頭)」 メイントリガ武装「180mm大型砲」
「ガンダム6号機」 格闘トリガ武装「300mm低反動キャノン砲B」
「フルアーマーガンダム」 サブトリガ武装「ミサイル・ベイA」
ジオン軍
「シナンジュ」 メイントリガ武装「ロケット・バズーカ」(パージ前)
「ドム」 メイントリガ武装「ジャイアント・バズC」
「ガンダムGP02A」 メイントリガ武装「ビーム・バズーカB」

さすがに「タンク」ほどの拠点砲撃威力はなく、拠点撃破に時間がかかったり、パージ武装は全弾拠点に当てても拠点を撃破するにはいたらないというものですが、対モビルスーツ戦に使うことも可能な武装でもありますので、コストと相談して使ってみるのもありだと思います。

このほか、前衛モビルスーツの武装に関しても、対拠点威力はわずかにありますので、拠点撃破まであとわずかなのに「タンク」が撃破されてしまった場合などには役立ちます(例:支援型モビルスーツのキャノンタイプのダブル・カートリッジ・システムの「カートリッジ2」など)。拠点付近の前衛がメインやサブトリガ武装を撃ち込んでも全く効果がないわけではありません。

色々紹介しているとやはり長くなってしまいました。この続きは次回ご紹介するので、またよろしくお願いいたします。



【10月16日追記】一部武装を追加いたしました。
【11月2日追記】一部武装を追加いたしました。ご指摘ありがとうございました。

© 創通・サンライズ


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