美女と交易と地図埋めと。ロマンあふれる『大航海ユートピア』レビュー[PR]

今回レビューをお届けするのは、BBGameが贈る海洋冒険RPG『大航海ユートピア』です。
本作は15〜17世紀、いわゆる大航海時代のヨーロッパを舞台に描かれる作品です。メーカーのご厚意により、ひと足お先に壮大な冒険の一端を体験させていただきました。
なお、記事中で使用しているアプリは開発途中のバージョンであり、ゲームの仕様や画面などは正式配信バージョンと異なる可能性があることをご了承ください。(文:ライターM)
▼冒険だけでなく、酒場嬢とのラブロマンスも! あなたはどの女性が好みですか?
大航海時代を舞台にした自由度が高いRPG!
ゲームを開始したら、まずはプレイヤーキャラの職業を以下の4タイプから選んで決定します。
▼【砲手】性別は男性。ステータスを砲術に極振りしつつ体力面も申し分なし。見た目がもっとも“大航海時代”然としています。
▼【賞金稼ぎ】性別は女性。万能サポート型ですが、防御がやや抑えられています。海賊としても通用しそうな勇ましい出で立ちが魅力的。
▼【近衛兵軍官】性別は男性。力こそ正義の近接戦闘タイプで、航海中に海賊や他国の襲撃に遭っても問題なさそうです。知性は……まあ……ね?
▼【占い師】性別は女性。本作の中でもなかなか特異な職業で、高い知力を生かした呪文を操るようです。
職業が決まったらお次は所属国を選びます。選べる国はイングランド、オランダ、スペイン、ポルトガル、フランスの五か国。
各国の情勢は実際にゲームを遊ぶプレイヤーによって変化していき、勢力が強い国になるほど、所属国の港での貿易の税率がお得になるなど、プレイに影響が出てくるとのこと。
優勢な国の勝ち馬に乗るか、自分の手で国を強くして英雄を目指していくか……。こういうところでも、ロマンあふれる大航海時代らしさを味わえるわけですね!
こうしてキャラメイクが終わったらいよいよ大海原へ……の前に、ストーリー仕立てのチュートリアルが入ります。
どうやらプレイヤーの立場はコロンブス率いる船団所属の船乗りで、いきなり艦隊戦を体験することになります。
▼艦隊戦と言っても戸惑うレベルではなく、船の操舵や大砲の扱い方を簡単に習得できるようなイベントになっています。
プレイヤーは、海賊に狙われたコロンブス司令を捨て身の攻撃で助けた報酬として、第3艦隊・ペリカン号の船長に任命されます。
ところがこの船、なんとも貧相な漁船だったりします。早い話が、主力艦を沈めたおかげで第一線から追いやられ、自分の力で返り咲きを目指す運命のようです。
▼チュートリアル後に入手できる船員のフローラさん。プレイヤーの不始末に巻き込まれる形で明らかに不本意そうな態度を取られますが、主計長として頼れる優秀な人材です。
ポイントは「交易→船の成長→新天地への冒険」のサイクル
いよいよ大航海の幕開けということで、『大航海ユートピア』では航海可能な範囲ならばどこを目指すこともでき、自由度の高さに驚かされます。
初期はヨーロッパ中心の地域がオープンされていますが、そこを隅々まで探索するだけでもかなりの時間が必要となります(海賊などがいて危険度が高いため、序盤は無理をしないほうがよい地域もありますが)。
「自由度が高すぎて、何から遊べばいいのかわからない……」という方は、順当にメインストーリーに沿って進めば、レベルアップとあわせて新要素がどんどんと解放されていくので、迷わずにすみます。
デイリーミッションも用意されているので、それらをこなしながらお金や経験値を稼いで船を強化して、より遠くの新しい場所を目指して進んでいくのが基本的な遊び方といえるでしょう。
▼特定の場所に交易品を届ける依頼をこなしていけば、自然と行動範囲も広がり、お金も増えていきます!
さて、まずは海に出てみようということで、コロンブスの助言に従ってバスティアを目指すことに。
▼町の様子はこんな感じ。画面をピンチアウトするとズームアップ視点になり、さらに詳しい様子が楽しめます。
航海中の操作方法は、画面左下にある舵輪で方向を調節。錨(イカリ)をタップすればいつでも停止できます。
注意すべきは疲労度と補給量という2つのパラメータで、疲労が貯まったり飢餓状態になれば病が蔓延するのは明らかです。
ちなみに、このへんは水とか食料などでパラメータをわけて厳密なリアルさを目指すタイプのゲームもありますが、本作は「補給量」という形でわかりやすくシンプルに表現されているところはかなり好感触。
出航する際にワンタッチで簡単に補給できるので、難しく考える必要はありません。冒険に専念できるので、とてもいいゲームバランスだと感じました。
▼一度でも寄港した町は、画面右上の世界地図から目的地を指定して自動操縦にお任せできます。ズームアップ視点に切り替えると船内の様子も楽しめます。日の出や日の入りに加えて、天候の変化もリアルタイムで描かれるため臨場感はバツグン。
▼地図をタップするだけで目的地に移動してくれる自動機能も搭載。自動的に移動してくれますし、必要日数も表示されます。補給物資だけは、用意をお忘れなく!
▼海上にはタルや救急箱、遭難者などさまざまなアイテムが漂流していて、これらを回収すると資金や資材、人員なども獲得できます。
「なんでもできる」と聞くとちょっとハードルが高く感じるかもしれませんが、基本的なプレイサイクルは以下の流れ。
・世界各地の港を行き来して交易を行い、お金を稼ぐ!
↓
・稼いだお金で船をカスタマイズして強くなる!
↓
・強くなることでプレイヤーのレベルも上がり、免状をもらうことで新たな港に入れるようになる!
↓
・より遠く&新たな港に行けるようになり、交易の幅が広がる!
というわけで、「交易→船の成長→新天地への冒険」が基本になるわけですね。
▼地図画面の右下には「世界探索度」が%で表示。少しずつ地図を埋めていくタイプのゲームが好きな人には、たまりませんね。
このプレイサイクルを主軸に、仲間との冒険や艦隊同士の帆船バトル、世界各地に上陸して行う冒険や、港の酒場嬢とのラブロマンス(!)まで、とにかくいろいろな遊び方ができてしまうところが、『大航海ユートピア』のおもしろさというわけです。
▼気ままに新大陸を開拓しようと思ったのですが、海域ごとに免状がないと寄港できないので、ちゃんとレベルを上げて免状を獲得していくことも大事です(ありがたいことに補給だけは可能なので、先んじて地図を埋めていくことは可能です)。
▼酒場にいる女の子ともラブロマンスも……! 世界中を冒険する際の大きなモチベーションになりますね!
冒険資金を確保するため交易にチャレンジ!
ひたすら漂流物を集めて稼ぐのもよいのですが、さすがにそれではロマンが足りません。ここは大航海時代っぽく交易に挑戦してみました。
交易と言っても小難しいことはなく、安く仕入れて買値が高い港で捌くだけの簡単なお仕事です。
交易品にはヤギなどの野生動物をはじめ、野菜や乳製品などナマモノも含まれているので長期航海で腐らないかなと心配していたものの、そこまで面倒な設定はないようです。
▼各港町にある取引所で交易品の売買が可能。品物を選ぶだけで利益計算もしてくれるので、わりとお気楽に稼げます。
▼ときには「ぼったくり過ぎだ!」とごねられることもありますが、主計長の巧みな話術で事なきを得ました。
たまに「××で△△が高騰中!」とか「暴落中!」みたいな情報も入ってくるので、急いで交易品の売り買いをする感覚は、なんとも商人らしいというか、特売中のスーパーやデパートで奮闘する感覚で、楽しかったです(笑)。
▼「海●王におれはなる!」的な勢いで冒険に出たはずが、気がつけば“交易マスター”の称号に……もう交易王でいいです。
交易に触れたついでに、街中でできることも詳しく紹介しておきましょう。
まずは歴史上の有名人物たちのお屋敷を突撃訪問!
▼地獄の沙汰も金次第というか、船員としてスカウトするには相応のギャラを用意しないとお話にもなりません。
▼より強い船のクルーを集めていく感覚は、これぞRPGという流れですね。
探検家協会では、読書(有料)をすることでさまざまな知識や“謎の海図の破片”が手に入ります。ジャンルは歴史、神学、芸術、地理、バイオ、建築の6項目。
▼地理や歴史の知識などは、陸地を「探検」する際に役立ちます。
▼海上の冒険だけでなく、ピレネー山脈など、陸上の要所を「探検」することも可能。
▼「探検」では、プレイヤーキャラを操作して探検を行い、アイテムを採集したり、名所を見つけたりすることができます。最初は実行できませんが、プレイヤーのレベルが上がると、要素がオープンします。
ちなみに、お金を払って街の発展に投資することで名誉を得て、爵位をもらう=社会的な地位を得て偉くなっていくこともできます。
偉くなれば貿易の際にかかる税金が安くなったり、交易品を扱える量が増えていったりと、より有利にゲームを進められるように!
いやあ、お金ってやっぱり大事ですね!
オレ流の船をカスタマイズ! 旗艦と副艦で最強艦隊を作ろう!!
本作のプレイにおいて重要となるのが、船を強化するためのドックです。ここではガレー船やギャラック船など、さまざまな帆船を建造&入手できます。
ちなみに船ごとにレベル制限が設けられているため、お金にものを言わせて巨大帆船を建造しても、レベル不足で扱えないということも……。
▼条件を満たして小型漁船からキャラベルへとグレードアップ♪ マーケットで新しい帆や大砲を手に入れて装備したりと、細かなメンテで性能も上がります。
▼ペイントで船体を塗り替えたり、エンブレムを付け替えたり……オレ流の船をカスタマイズできるところも本作の魅力です。
ちなみに、わりと平和な航海を味わっていると、そろそろ大砲とかぶっぱなしたりと刺激が欲しくなりますよね。
画面下部にも「北アフリカ艦隊を迎撃せよ」などとシステムメッセージが流れていたので、これ幸いと近くにいた船をタップして戦闘を吹っ掛けてみると……。
相手にされませんでした! プレイヤーキャラがあまりにレベルが低いためか「小僧、舐めたこと言ってると沈めるぞ?」的な対応で、歯牙にもかけられません。
そもそもケンカを売る国を間違えていたのはココだけの話。平和ってステキ……。
▼なお、メインとなる旗艦にくわえて、副艦も編成可能。副艦はバトルで一緒に戦ってくれるので、複数艦隊同士での艦隊戦を楽しむこともできますよ。
1人でのバトルもさることながら、仲間とチームを組むことで、さらなる大多数での大規模艦隊戦も楽しめます。これはこれで、最強艦隊を目指すという「大航海時代らしさ」を感じられる遊び方ですよね。
▼余談ですが、他プレイヤーと一緒にこなすチームデイリーは経験値稼ぎに便利。チームリーダーがミッションをこなせばチームメンバー全員が経験値を獲得できるのでお得です!
世界の酒場でのラブロマンスも……。美女コレクションを見よ!
さて、船乗りと言えば酒場。酒場と言えば美女! ということで、港町の酒場では、ヒロインとのラブロマンスも楽しめたりするようです。
さすがに駆け出しの水夫が彼女たちのハートを射止めるのは難しく、足しげく通ってプレゼントを贈ったり、冒険譚を披露して好感度を稼ぐ必要があります。
▼決してギャルゲーではないものの、一杯おごったり探検物語を披露するたびにバラやハートマークが出現して仲良くなっていきます。
▼登場するヒロインは酒場ごとに異なります。船乗りらしく「港々に家族がいる」的なノリで、片っ端から口説いてしまいましょう。
お金にものをいわせたプレゼント攻撃も有効なのですが、酒場嬢が心を許すのは、どちらかという「すごい船を持っている人」のようでして。
酒場嬢に対して、カスタマイズした船を見せることでリアクションをもらえるという、品評会的な要素を楽しむこともできます。
これがあるからこそ、ついつい必要以上に船のカスタマイズに力がはいっちゃうんですよね(笑)。
▼「魅惑の品評会」で、自慢の船を評価してもらいましょう!
▼厳しい言葉も、まあ、愛あってゆえだとポジティブに考えましょう……。
それからもう1つ、「探検」する=土産話や自慢話を披露することでも女の子と仲良くなれます。
こういう風に船を強くしたり、探検を行ったりすることがラブロマンスにもつながっていくところは、ゲーム内のさまざまな要素がうまく連動している感じで楽しかったです。
まとめ:やれることが多すぎてすごい! まずは気軽に遊べるところも◎!
やや駆け足でプレイした『大航海ユートピア』、この記事を読んでいる方々に少しでもその魅力が伝われば幸いです。
シミュレーションほど堅苦しくもなく、スマホアプリとしてはやや骨太さを感じる本作。歴史好き、冒険好きの方にはぜひ触れていただきたい一本です。
▼毎日のデイリーミッションの中には「航海クイズ」も存在。ゲームに役立つ知識を学ぶことができますよ。
新天地を目指した大航海から陸上の探検、酒場嬢とのラブロマンスまで、さまざまな遊びが用意されている『大航海ユートピア』ですが、じつはまだまだたくさんの「遊び」が用意されています。
船を使ったレースゲームや沈没船から宝を引き上げるトレジャーハント、釣り、生身の体で戦う決闘ゲームまで、ミニゲーム感覚で楽しめる「遊び」をいたるところで楽しめちゃいます。
▼魚がいるポイントでは釣りもできます。MMORPGらしくていいですね!
なかには、最大30人規模で遊べるバトロワ的な海戦シューティングゲームまで遊べるとのことで……ちょっとやりすぎなのでは!?
▼レースゲームやシューティングゲーム感覚で遊べるイベントも。まさかバトルロイヤル系ゲームまであるとは!
キャラや船を強くしていく普通のRPGとして楽しむもよし、未開の地を求めて大航海を行うもよし、ミニゲームを極めて名をはせるもよし……と、『大航海ユートピア』は間口が広いわりに、本当に自由度が高いゲームとなっているので、ぜひ一度遊んでみてください!
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