作品愛と「キングダムらしさ」にあふれた『ナナフラ』2周年インタビュー

大人気作品『キングダム』の迫力ある軍勢バトルを、スマホで気軽に楽しめるバンダイナムコエンターテインメントの『キングダム セブンフラッグス』

10月24日に2周年を迎える本作の魅力を、プロデューサー・平川新吾氏とアシスタントプロデューサー・大嶋一平氏にお話をうかがいました。(文:唐傘)

▼左はプロデューサーの平川新吾氏、右はアシスタントプロデューサーの大嶋一平氏。


「キングダムらしさ」を追求したゲーム作り

——まずは、開発のコンセプトから教えてください。

平川:開発の初期段階から1万対1万、戦場にキャラクターがいる軍勢同士の戦いを再現することを決めていました。

軍団戦は記号や塊で表現されがちですが、本作ではあえてしっかりと雑兵1人1人を描きました。

これにより、必殺技の時に敵が吹っ飛ぶ気持ちよさや、強い武将を討ち取った時に高揚感が得られる演出を大事にしています。

▼こちらは開発初期の画面写真。大軍勢を表現することは最初からの目標だったため、この段階ですでに大人数の兵士がしっかりと表現されています。個々の兵がバラバラに動くから、臨場感があるんですよね!


——戦場の陣形を見ても、なじみがあるものがあって嬉しくなりますね。

平川:アニメを見ていても主人公である信がどんどん出世して、軍を率いるようになっていくので、「軍を率いて指示をする」という部分をちゃんと表現してあげるのは最低限必要かなと思っています。

戦闘の気持ちよさであったり、陣形であったり、ユーザーの皆さんが『キングダム』らしいと感じる部分については、小細工なく、正々堂々正面から作っています。

▼ストーリーでは、アニメの物語を追体験。国の枠を越え、理想の部隊を組んで合戦に挑めます。


——ガシャの武将が登場する演出もとても凝っていますよね。

平川:戦闘と同じように敵が吹っ飛んだり、味方に号令をかけたりしていますね。そういう武将の強さ、カッコよさをどう表すかはずっとこだわっていますね。

一般的なアプリだと女性キャラクターが人気を集めることが多いですが、本作の場合は真逆です(笑)。

強そうでカッコいい男性キャラクターが人気になるので、皆さん『キングダム』を見ながら楽しんでくれているんだなと思います。

▼あの人気武将たちが仲間に! 無骨で強い人物が人気なのは、本作ならではです。


——『キングダム』らしさというコンセプトを、ずっと大事に開発されているんですね。

平川:王道を行っていると思います。皆が求めている『キングダム』のゲームってこうだよね、それをスマホにしたらこうなるよねという。

最初は細かな操作を必要する戦略的なシステムも検討されていたのですが、スマホの小さな画面は複雑な操作に向きません。スマホで遊ぶシーンを考えながら機能を調整した結果、今の形になりました。

——現在のシステムはシンプルではありますが兵種があり、戦略性が高い印象を受けます。

平川:そうですね。防御力の高い武将を盾役にして、その後ろから弓で攻撃など、戦略的な要素はちゃんと入っています。

——そういう戦い方ができるのも、軍団戦ならではですね。

平川:『キングダム』は軍勢のなかで戦うのがポイントだろうなと思います。

さらに戦闘にリアリティのある作品なので、それをアプリで表現するには真っ正面から受けて立つしかないよねと。

また、リアリティという面で、アプリによくある季節のイベントをあえて行なっていません

本作は紀元前の物語なので、まだキリストが生まれていないので、時代考証的にクリスマスもありません。

また、中国の春秋戦国時代の戦いにおいて、たとえば水着を出すというのも、文化的に違和感が出てしまいます。

このあたりはユーザーさんのニーズや作品との親和性によるものなので、絶対にダメというわけではありませんが、少なくとも自分が考える『キングダム』らしさとは逸脱してしまうので、現状は考えていません

——2周年キャンペーンとして楊端和のオリジナル衣装が登場しましたが、そのデザインも大変だったのでは?

平川:企画案としてはいろいろなものが存在しましたが、民族や時代背景を考えた上で、やはり我々が考える『キングダム』らしさとは何かということを検討して、今の形となりました。

具体的には、原作で彼女がもともと着ていた仮面や服を着崩したスタイルとしています。これならば、『キングダム』らしさを守りつつ、これまで見たことがない新しいデザインとしても映えるものとなりますので。

▼美しき山界の死王・楊端和の特別記念衣装バージョン。


——3Dモデルの完成度の高さにも目を引かれます。

平川:そうですね。スマホゲームですが、かなりハイエンドなレベルで3Dモデルを作っています。

これはちょっとした裏話なんですが、実は現在放送中の新CMで、ゲーム中の3Dモデルデータをほぼそのまま利用しています。

——え! あのクオリティのものがゲームでも使われているんですか!?

平川:作りこみに関しては、開発スタッフが熱意を持ってやっています。コミックスやアニメを見て、動き方のクセをいつも考えていますね。

そのクオリティがあるからこそ、必殺技で吹き飛ばした時や勝った時の気持ちよさがあるのかなと。

——登場キャラクターの選定やモデリング作りが難しい部分もあるのではないでしょうか?

平川:実は一周年の段階で、ほとんどの主要キャラは全部登場しちゃったんですよね。

ではこの1年何をやっていたかというと、ゲームとしての楽しさや『キングダム』らしいイベントや体験の提供に注力していました。

去年の段階だと合従戦を入れたり、大戦略戦を入れたり。鬼神化、開眼、☆7と、ゲームとしてどう表していくのという感じですね。

——その開発の想いとユーザーさんの要望が合致しているなと感じました。

平川:2017年4月に前任より引き継いだあとからは「ユーザーとアプリの付き合い方」を重視しているんです。

『キングダム』ファンの年齢層や属性などから、どのくらいアプリに時間を割いてもらえて、そのなかでどれくらい楽しんでもらえるかを軸にしています。

ゲーム内でアンケートを取るなど、ユーザーさんたちがどんな人たちなのか理解しようという思いが強いです。

基本的には『キングダム』のファンである男性のサラリーマンの方がメインユーザー層となるので、「こういうものが好きなんではないだろうか」と予測を立てながら開発しています。

例えば、社会人という視点で考えると、1日に何時間もヘビーにプレイする環境は難しそうだとか、ワンプレイがあまり長いと大変そうだとか、プレイ環境も踏まえて考えることが大事かなと思いまして。

我々も社会人なのでわかるのですが、どんなに好きな作品でも、社会人だと限界があるんですよね。突発クエストが昼の3時に開催すると言われても、その時間は仕事中という方が多いわけで。

——たしかに社会人は生活リズムのベースがあるので、日中や深夜だけの限定イベントがあると、参加するのが大変ですね。

平川:『ナナフラ』については、そういうことはやってはダメだと意識しています。

大人になればなるほど、自分の時間って大事なので、その時間を有意義に使ってもらいたい。

一部のバトルに参加できない人を作りたくないので、いわゆる時間限定の降臨クエスト的なものは行わないように意識しています。

だから現在突発的な開催となっている攻城戦含め領土戦については、何かしらの調整はしたいですね。

▼早送り機能もあり、短時間でサクサクプレイ可能。時間のない社会人でも、遊びやすいシステムになっています。


——確かに自分のペースで進められる作品ですよね。

平川:自分の時間を守りながらできますね。やっぱり『キングダム』の読者層は年齢が高めの方が多いので、そうしましょうよと。

初心者はまず頼りになる核の武将を育てよう

——本作には魅力的なキャラクターがたくさん登場しますが、お気に入りのキャラクターは誰ですか?

平川:いすぎて困りますが、やはり主人公の信が一番好きです。武将以外だと、人間的な部分では紫花がいいですね。

それから、アニメには登場しませんが、成蟜(セイキョウ)の嫁・瑠衣が最強ですね。いい女です。

大嶋:僕は、圧倒的に桓騎です。

平川:若い! やっぱり憧れる?

大嶋:憧れますね。ゲームの中でも特殊技能で、毒で攻撃する原作再現がたまりません。

——公式サイトでは『キングダム診断』ができますが、その結果はいかがでしたか?


平川:以前にやった時の結果は信でした。見た目的には雷土ですけどね。

大嶋:僕は安定を突き詰めたら、呉慶でした(笑)。

平川:自分がけっこう突っ走るタイプなので、バランスタイプの大嶋がサポートしてくれることで、開発スタッフ的なバランスはとれているような気がしますね。

——2周年のなかで、特に印象に残っている出来事を教えてください。

平川:鬼神化ですね。そもそも名前をどうするのかと言う話になり、作中で王騎に引っ張られて一般兵士が鬼神と化すとあるので、鬼神化で行こうとなりました(笑)。

この要素の追加により、育成する楽しみや、毎日コツコツ遊べる部分ができたと思います。

大嶋:4月に☆7も登場しましたが、鬼神化のいいところは、ユーザーさんが育ててきたキャラの資産を活かせるところじゃないかと思っています。

新キャラを追うだけでなく、手持ちのキャラを強くできるというところも、好評だった理由だと思います。

今後も、皆さんの資産がきちんと生きるような形のシステム追加やイベントを行なっていきたいですね。

——2周年を記念して、さまざまなキャンペーンが用意されています。それを機に始める初心者の方に、何かアドバイスはありますか?

平川:まずは10月30日(火)まで開催中の好きな★6が選べる「大感謝選抜祭」で、しっかりと戦力を強化するのがよいでしょう。

また、ゲームを遊び始めると48時間限定で利用できる「セブンステップスガシャ」でも、強力な★6武将を選んでもらえるので、戦力アップにおすすめです。

メインクエストを進めれば石もたまるので、まずは「セブンステップスガシャ」と「大感謝選抜祭」を優先して利用して、戦力を強化しましょう。

▼2周年を記念し、強い武将を手に入れられるとってもお得なガシャが開催されています。


大嶋ストーリーを進めることでも★6や★5の優秀な武将が仲間になるので、最初はストーリー中心で遊ぶのがよいと思います。

バトルの際は、「勇→武→智→勇…」という3すくみを意識するだけでも勝率が上がるはずです。

——単純にぶつけるのではなく、兵種でいろいろ工夫できるのもおもしろいですよね。

平川:兵種特性はリリース当初はなかったのですが、足の速さしか差がなかったので、騎馬、歩兵、楯兵とそれぞれらしい動きをさせつつ操作が忙しくならないようにしました。

【兵種の特徴】
・歩兵:複数の敵部隊から攻撃を受けている間、自身の攻撃力が上昇
・騎馬兵:一定の距離を移動してから敵部隊と接敵すると突撃攻撃が可能(1バトル中、1武将につき1回のみ)
・楯兵:移動を停止すると、敵から受けるダメージを大幅に軽減

アプリは「ながらプレイ」が多く、集中しにくい環境で遊ぶので、あまり激しい操作はしないようにしたいねと話しています。

最初は騎馬の突撃は何回も使える予定だったんですがそれはプレイ指示が大変だし、作中における騎馬兵同士のぶつかり合いの高揚感を再現するなら1回だろうとなりました。

兵種に関しても『キングダム』らしさを大事にしていて、歩兵、楯兵それぞれの要素を原作から抽出しています。

▼兵種を意識することも、勝利のカギになりますよ。


大嶋武器種による攻撃範囲の違いも意識して陣形を考えると、より効率的に戦えます。

【武器種について】
・剣:攻撃範囲が狭いが、短時間で何度も攻撃できる
・弓:攻撃範囲が広いが、攻撃間隔が長め
・槍:剣と弓の中間にあたるバランスタイプ

基本ではありますが、剣を持った部隊を前線に出して、その後ろから弓で援護をして戦うのが得策です。

——武将を育成するコツはありますか?

平川:まずは1人、攻撃力の高い武将を作り上げることが大事です。いわゆるエースを作る感覚ですね。

そこで核を作ると、領土戦や合従戦で活躍しやすくなっています。合従戦に参加すれば五煌印など報酬がもらえ、さらに武将を増やしていけます。

例えばですが、鬼神化しなくても十分に強い六大将軍の王齕(オウコツ)などは活躍してくれると思います。

——対人戦も充実していますね。初心者が遊ぶ時のポイントはありますか?

平川:領土戦は無理のないマッチングになっているので、属性相性をうまく合わせればある程度勝てるはずです。

また、慣れるまでは、領土戦用の特効キャラクターをそろえると楽しく遊べると思います。

イベントクエストで入手できる★5トッヂは、特効期間は本来のパラメータよりも強くなり、ポイントボーナスもつくので、ぜひ獲得して組み込んでみてください。

また領土戦では、30分の攻城戦が発生します。通知設定をしておいていただくと、開始前に通知が飛んでいくのでそのタイミングで参戦していただけたら。

大嶋:合従戦はたくさん敵を倒すイベントなので、移動速度が速い武将や速度を上げるスキルを持った武将・副官をそろえておくと楽です。

戦場の種類や時間が日によってかわるので、武将の得意地形が合致している日が狙い目ですね。

▼ストーリーやスペシャルクエストで戦力を鍛え、各バトルでの活躍を目指しましょう。大戦略には練習モードもあるので、そちらで事前に様子を確認するのもオススメです。



——合従戦や大戦略戦も本作の大きな特徴になっていると思います。採用された意図は?

平川:目標を立てて、コツコツプレイできることを大事にしています。

「これを目指そう」という目標を持って遊んでもらえるのが、楽しいと思うんです。そして、それの際たるものが、領土戦・合従戦で良い成績をおさめていないと参加できない大戦略戦です。

この戦いは武将、副官合わせて、50体必要な総力戦。普段はデッキに入れきれない★6武将にも出番がありますし、六大将軍を集めた夢デッキなど普段ではできないことができ、そのなかで「この武将のバフをかけよう」など考えられるようにしています。

月ごとの目標、そして上級者が目指せる2カ月ごとの目標。必ず何か目指せる、バトルが楽しい、上に行きたいと思える運営をしていきたいと思っています。

——今後の展望について教えてください。

平川バトルを、より遊びやすくすることを最優先で運営していきたいと思っています。皆さんに楽しんでいただくには、より遊びやすくすることが大事です。

新キャラクターも計画してはいますが、まずは領土戦、攻城戦、大戦略戦の遊びやすさを向上させていきます。

——最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします。

大嶋:アンケートを実施し、皆さんの意見をくみ取る機会をもうけています。ユーザーとの距離をどんどん近くしていき、運営も改善していけたらと思っています。

平川:しっかりと遊んでいただき、ありがとうございます。アンケートなどでお話を聞く機会が増えるので、忌憚のない意見をいただけたら。それを参考にしつつ、今後もがんばっていきます。

今なら超豪華な2周年キャンペーンが開催中

現在本作では好きな★6キャラクターを入手できる選抜祭など、2周年を記念したキャンペーンが多数開催中。ぜひこの機会に、歴史ロマン漂う『キングダム』の世界へ飛び込みましょう!

2周年記念特設サイト(11月30日までの期間限定ページ)もチェックしてみてください。

【「2周年記念! 七旗大感謝祭!!」内容一覧】
・セレクトガシャ【大感謝選抜祭】
・2周年記念! デイリー7連ガシャ
・2周年当日覇光石77個プレゼント(近日開催予定)
・2周年記念クエスト「孤軍奮闘」
・2周年記念ログインボーナス(前半・後半)
・2周年記念貴石/角石収集イベント
・2周年記念高難易度クエスト「運営からの挑戦状」
・2周年記念特別領土戦【山界の戦い】 ※10月15日14:00までの開催となります
・超究極レア★7「楊端和」ガシャ

キングダム セブンフラッグス ・販売元: BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
・掲載時のDL価格: 無料
・カテゴリ: ゲーム
・容量: 164.5 MB
・バージョン: 4.2.0
※容量は最大時のもの。機種などの条件により小さくなる場合があります。

©原泰久・集英社/NHK・NEP・ぴえろ
©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.

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