【戦場の絆】勝ちパターンの基本って何? その流れを覚えて練習しよう



AppBankが動画や記事でお届けする『機動戦士ガンダム 戦場の絆』(戦場の絆)の応援企画。2回「タンク」(遠距離砲撃型)のお話が続いたので、いよいよチーム戦のお話を始めていこうと思います。今回は、戦略上覚えていただきたい「勝ちパターン」の例や考え方を解説していこうと思います。最後までお付き合いいただければ幸いです。

まずはコスト差による勝利を目指そう

敵編成が実際に戦闘が始まってからでないとわからない『戦場の絆』においての「勝ちパターン」はどんなものがあるのか? の典型的なものを状況例とともにこれからご紹介していきましょう。

勝ちパターンのバリエーションを多く持つことは、バースト(同時出撃)でもIDバーストでも野良(単独)出撃でも役に立ちます。前衛モビルスーツに乗っている時も、「タンク」(遠距離砲撃型)に搭乗している時も、経験を積んでいくとなんとなくでも「あ、今これパターンにはまってきているな」という感触がつかめるようになっていくと思います。

ただし、特に野良(単独)出撃ではチームメンバーがどんなモビルスーツ編成で臨むかわかりませんので、「タンク(遠距離砲撃型)」が司令塔として、短い時間ですが戦略をブリーフィング時や戦闘開始時、戦闘中に早めに(シンボル)チャットでできる限り伝えておけるようになれば満点です!(前回の記事が参考になると思いますので、未読の方はぜひ!)

パターン例:「敵軍タンクの拠点砲撃を遅らせ、拠点破壊数やモビルスーツのコストで差をつける」

・序盤の展開



自軍アンチ側モビルスーツに火力のある格闘型や射撃型を派遣し、護衛側には比較的コストの低いモビルスーツを配置。敵軍「タンク」の進行を止め、拠点砲撃を遅らせることで時間差を生みつつ、敵軍アンチモビルスーツを撃破してコストを稼いでいく、もしくは敵軍がまだこちらの拠点を攻めている時間中に敵軍護衛モビルスーツや敵軍「タンク」を撃破してコストを奪っていく流れが作れるのであれば最高です。

ステージやメンバーの技量によってはこの全く逆の布陣も考えられます。護衛側の火力を上げ、アンチ側の火力を下げ、護衛側で敵軍モビルスーツの撃破を狙いつつ敵軍拠点を撃破、アンチ側はあくまで敵タンクの遅延を狙い時間差を生んでいくというものです。いずれにしても、これ以降、リスタートポイントの多い低コストモビルスーツや、高速移動が可能な高コストモビルスーツの動きが重要になってきます。

・セカンドアタックの展開

ファーストアタック(1回目の拠点撃破)後の護衛チームの残りAPが低い場合は、敵拠点復旧前に敵拠点方向に移動しながら敵前衛と戦いわざと撃破され、再び護衛チームが一緒に進軍、セカンドアタックで拠点を撃破できればさらに勝利に近づけるでしょう。

もし、拠点攻略中に「タンク」が先に撃破されたとしても、4vs4で敵拠点のAPが半分以下、6vs6であれば1/3以下まで砲撃できていれば、再出撃後「タンク」が単独で拠点攻撃に行っても拠点を撃破する芽は残っていますので、ブラインドショット(拠点をロックオンせず最大飛距離が得られる射角45度前後で砲撃する。ノーロックショットとも呼ばれる)を駆使したり、タックルダウン(敵弾にわざとタックルして最低50ダメージを受けながらも無敵時間を確保すること)しつつ進軍して砲撃エリアまで到達するなど、「タンク」の地道なテクニックも効いてくる局面になります。



戦闘が始まって250カウント後に敵軍損失コスト>自軍損失コストの状態になるのが最終目標なので、例えば、自軍のファーストアタック(1回目の拠点砲撃)成功後のチームメンバーのAP(アーマーポイント)が比較的多めでコスト差が全コストの25%近くリードしていて、安全が確保できるのであれば、必ずしも2拠点撃破を狙う必要はなく、以下のようなパターンで勝利に近づけることができます。

<パターン1>

無理にセカンドアタック(2回目の拠点砲撃)を仕掛ける必要はないことも頭に入れつつ、「タンク」の指示でライン(モビルスーツ配置)の上げ下げを行い、残りAPの少なくなった前衛モビルスーツに「再出撃」をシンボルチャットなどで提案、リスタートしてもらいAPを満タンにしてもらいます。

敵軍の「タンク」がセカンドアタックに来るようなら、敵軍「タンク」の位置を早めに把握、敵軍のセカンドアタックを全前衛モビルスーツで遅延させながら、敵軍「タンク」の撃破を狙います。自軍「タンク」は自軍拠点上で敵軍「タンク」の対拠点弾を受け止めて(キャッチ)時間を稼いだり、支援弾で敵軍モビルスーツのAPを削ったりなどフォローしていきます。これでさらにコストリードが奪えれば理想です。

<パターン2>

敵護衛チームのAPが多めでこちらのアンチチームのAPが少ない際は、アンチチームにわざと撃破されて再出撃してもらい、こちらもセカンドアタック(2回目の拠点攻略)を仕掛けます。その際、ステージやモビルスーツ編成にもよりますが、リスタートポイントをアンチと護衛のモビルスーツでスイッチ(交代)してもらったり、「タンク」のリスタート時にアンチポジションにいた前衛のうち何機かを「○(番)機○ルート援護頼む」とシンボルチャットして護衛側にまわしてもらい、護衛側の火力を上げて敵軍アンチモビルスーツを撃破できればさらにコストリードが奪えるという展開が理想です。

▼低コストモビルスーツには、再出撃の時のリスタートポイントが多いというメリットがあります。



護衛→アンチにスイッチした低コストモビルスーツには、敵軍「タンク」の砲撃を遅延してもらうことを主軸に動いてもらい、最悪撃破されてもコスト内に収められるという保険をかけておくといいでしょう。

このパターンの変化系としては、拠点攻略チームはファーストアタックと同様の低コスト布陣を敷きつつ、さらに1機をアンチ側にリスタートさせて火力を上げ、敵護衛チームの殲滅を狙うという形もあります。自軍「タンク」と護衛の火力が下がり、さらにこちらに敵護衛がリスタートしてきて数的不利となって撃破される可能性は高まりますが、残りカウントと相談しつつ、敵軍「タンク」の拠点攻略を妨害し、そこでもコスト差が生まれていけば最終的には勝利に近づくはずです。

いずれにしても重要なのは、自軍が拠点+再出撃で使ったコストより敵軍の拠点+モビルスーツから奪ったコストが高いこと。効果的に数的有利を作ったり、1機目はお互い削りあったあとわざと撃墜されて再出撃後に重要なタイミングで敵軍モビルスーツを撃破して前衛モビルスーツの(枚)数管理をしたり(ダメージコントロール=ダメコンとも呼ばれます)、重要な地点から遠ざけて敵軍「タンク」を孤立させたり進軍を阻むといったアンチチームの働きがカギを握ります。

理想は「拠点攻略を止めるとMSが取られる」&「MSが取られると拠点が撃破される」の両天秤



ここまでご紹介してきた勝ちパターンを複合させると、セカンドアタック時以降の形として、一番の理想となるのは、

・「拠点攻略」と「モビルスーツ攻略」の同時進行

となります。セカンドアタック(2拠点目の攻略)で敵軍戦力ゲージ25%を削ることと、敵軍モビルスーツの撃破で25%以上のコスト損失を生む状態をセカンドアタック以降で敵軍に同時に仕掛けられるようになると、防衛側もどちらに焦点を絞るのか、迷いを生むことになります。

それをあくまでこちらが仕掛けられるコストリードをファーストアタック(1回目の拠点撃破)時に確保しておくことと、自軍モビルスーツのAPの確保が必要になるわけですが、敵軍高コストモビルスーツは瀕死にしておきながらこちらはわざと撃墜され、再出撃して満タンの状態でラインを整えていくと、自然とそういった形に持っていけるようになるでしょう。

その上で、防衛ライン上にいる瀕死のモビルスーツを撃破し、穴が開いたところから一気に敵軍(護衛およびアンチ)チームのモビルスーツを囲む形が取れれば、撃破されたモビルスーツが現場に到着する頃にはまた瀕死の敵軍モビルスーツがいて……という状態になります。

・番外編: 「3拠点撃破、敵軍コストを残り25%コスト分奪っての勝利」

これは4vs4時などに、「タンク」に3回拠点を撃破してもらい、その間は自軍前衛モビルスーツには敵軍モビルスーツのAPを削ることと、自軍前衛モビルスーツのAPを温存してもらうことに専念してもらいつつ、3回目の拠点攻略と敵軍モビルスーツの撃破をタイミングよく進める必要が出てくる「3拠(点)」と呼ばれる戦略です。移動速度に優れ、いざとなれば一気に敵を殲滅できる火力を持った高コスト帯のモビルスーツでの編成で、1護衛2アンチもしくは1アンチ2護衛の形で、ファーストアタック時は前衛の数を敵軍と揃える(枚数合わせと言います)ことが典型的です。

この戦略には自軍「タンク」も高コストで足の早いキャノン型(できれば「量産型ガンキャノン」(硬芯徹甲弾装備)や「ザクキャノン」(ビッグガン装備)などサブトリガ射撃などで拠点破壊にかかる時間も短縮できる機体)が適しています。とにかく時間に追われる忙しい戦略なので、少しタイムテーブルをご紹介しながら解説します。

<4vs4時の3拠点攻略時のタイムテーブル>
残りカウント 行動
250〜180 1拠点目の撃破
180〜120 拠点の復旧(2回目)
120〜90 2拠点目の撃破
90〜30 拠点の復旧(3回目)
30〜0 3拠点目の撃破

ファーストアタックでできるだけ迅速に拠点を撃破(残り180カウント前後が限界点)、セカンドアタック開始前に「タンク」は敵拠点方向へ移動して(抜けて)護衛を切り離してアンチに回し、拠点近くでサブ射撃を活用しながら最速で拠点を撃破(残り90カウント前後が限界点)。前衛が敵をひきつけつつじわじわと敵軍を弱らせながらステージを広く使って振り回し、サードアタック(3回目の拠点攻略)では攻めるときは一気に攻めることのできる、各パイロットの技量や「タンク」のルート選定や戦況判断が問われる戦略なので、「こういうこともできるんだ」と頭に入れておくだけでもいいかもしれません。また、拠点攻略に時間がかかったら、全軍で敵拠点に突撃し、前衛も拠点へ攻撃してわずかでもダメージを与えて撃破までの時間を短縮する、ということも頭に入れておく必要があります。

この戦術はもし途中で誤って敵前衛を撃破してしまった場合、自軍「タンク」のそばにリスタートしてそちらを狙うような状況変化が起こった場合も、前衛は敵拠点砲撃チームをすかさず攻めて壊滅にもっていき、上で挙げた基本例へと変化させていける戦術ですが、できればバースト出撃(同店舗同時出撃、もしくはボイスチャットが使えるIDバーストも同様)でチームが組めるとやりやすいと思います。

今回も長々といろんな勝ちパターンをご紹介してきました。全て勝ちパターンなのでいつもこうなるわけではありませんが、こういった形を目指して戦って練習していくことで、慣れない方も体に馴染んでいくはずです。一方的に敵軍モビルスーツを撃破できるような戦力差のあるチームにマッチングすることは、階級が上に上がっていけばいくほど少なくなっていきます。そんなとき、この記事を思い出して、コストのやりとり、その差を意識して戦ってもらえれば、ひょっとすれば1勝多く手に入るかもしれません。ではまた次回。


ゲーム画像の一部を加工してあります。

©創通・サンライズ


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