オレでなきゃ見逃しちゃうね。新作アプリ『HUNTER×HUNTER グリアド』微ネタバレありレビュー
オス!!!! どうも。根っからの『HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)』ファンで一日一万回感謝の正拳突きを欠かさないカワチです。
すいません。ウソです。オス!
正拳突きはしませんが、『HUNTER×HUNTER』の最新ゲームである『HUNTER×HUNTER グリードアドベンチャー』をめちゃくちゃ楽しみにしています!

ソワソワ待っていたところ、なんとこの度一足先にプレイさせてもらえることになりました!
この上ない至高!! 極上の歓び!! ということで、ここでは本アプリの先行レビューを掲載。
ファンならではの「オレでなきゃ見逃しちゃうね」というポイントを交えて紹介していこうと思います!
▼何はなくとも『HUNTER×HUNTER』ファンなら絶対に見てほしいプロローグアニメがこちら。マチ対ビノールト、ヒソカ&レイザーのタッグ、フィンクス対ゴレイヌとかをアニメで見られるなんて……「もうこれで終わってもいい」くらい熱すぎる!
ちなみにファンが思わずニヤニヤしてしまうネタが満載のゲームとなっているので、ネタバレが気になる人はあえて前情報をカットして、予備知識ゼロで遊ぶことをおすすめします!
あのG.I.に新旧のキャラクターが続々と集結!
アクションRPGになっている本アプリですが、いちばんの魅力は新作のストーリーです!
原作&アニメの追体験でなければゲームの完全オリジナルでもなく、G.I.(グリードアイランド)の続きが楽しめるものになっています。
▼ふたたびG.I.に降り立つゴンたち。そこにはクラピカやレオリオの姿も。

ちなみにG.I.に関して軽く説明すると、念能力者だけが遊べるMMORPGのようなもの。
このゲームを遊ぶとプレイヤーの体と精神がゲームの世界に引きずり込まれ、特定のカードを手に入れないと抜け出すことができません。
また、このゲームで死んでしまうと現実でも死亡してしまいます。ゲーム内に登場するものをカード化できたり、スペルという魔法が使えたりすることも特徴ですね。
▼レイザーとのドッジボール対決や爆弾魔(ボマー)であるゲンスルーとの死闘が描かれた「G.I.編」。ちなみに他プレイヤーとチャットができるロビー的な場所はアントキバで、わりと自由に歩き回れます。

『グリードアドベンチャー』は、このG.I.をハンター協会が再活用するために最新のA.Iを実装しハンターの育成施設G.I.2へとカスタマイズ。
ゴンとキルアにテストプレイヤーをしてもらうという展開になります。G.I.をカスタマイズしたのが選挙編に登場したパリストンであるなど、序盤から「おぉっ!」と思わせてくれる展開になっています。
▼パリストンが調整したG.I.2。なにやら裏がありそう……?


ちなみに主人公=プレイヤーはG.I.2のテストプレイに当選したハンターで、ゴンとキルアは新人の自分を助けてくれる先輩のような立ち位置に。
彼らは「相手がブックを出したら自分もブックを出したほうがいい」といった思わずニヤリとするアドバイスをしてくれたりします(ちょっと偉そうに先輩風をふかす感じがまたいい!)。
ゴンとキルアも最初はそのことを知らずに、初心者だとバレちゃっていましたからね。懐かしいです。
▼原作を知っているとニヤリとするこまかいシーンも多数。

▼物語のカギを握るゲームオリジナルキャラのスフィカ(声優:徳井青空)。エレナやイータにどこか似ていますが……?

▼徳井青空さんによる『グリアド情報局!』第2回では、スフィカの気になるアレコレが語られていますよ。
▼おなじみのキャラクターが続々登場します。

▼ステージでのバトル中のキャラのかけあいも、小ネタだらけで見逃せません。

▼「同行(アカンパニー)」や「離脱(リーブ)」とか、指定ポケットカードをゲットするためのクエストとか、『グリアド』を遊ぶとグリードアイランド編を見直したくなっちゃいます。恋愛都市アイアイでのレオリオのうかれっぷりもよい!


また、サプライズで登場するのはバリストンだけではなく、さまざまなキャラクターが物語に絡んできます。
たとえばズシが師匠のウイングとともに修行のためにG.I.2にやってきたりしていてゴンたちの冒険に付き添ってくれたりします。
▼修行に来ていたズシが冒険に同行。

また、「G.I.編」の登場人物でハサミを武器にして戦うビノールトなども再登場。
原作やアニメを見ていれば「あれ? 現実世界に戻って自首するんじゃなかったのか?」と思うかもしれませんが、その点についてもしっかり説明されます。
原作の続きとなるストーリーを描く本作ですが、ゲーム開発陣による『HUNTER×HUNTER』愛にあふれており矛盾や破綻は見つかりません。
▼仮釈放されてG.I.2にやってきたビノールト。余談ですが、隣にいる魔女は指定ポケットカードNo.65「魔女の若返り薬」でもおなじみですね。さらに余談ですが、金粉少女を守りながら戦うクエストまであります。原作リスペクト!


また本作は新規ストーリーだけでなく、「追憶クエスト」という形で「G.I.編」以外の原作ストーリーを体験することも可能。
最初のクエストのバトルは船上で繰り広げられるなど、バトル部分もしっかり再現されています。
▼原作を追体験できる「追憶クエスト」もあり、ボリュームは膨大です。ボイス演出も多いので、名ゼリフを耳で楽しめるところもいいですね。

▼「ナゾ×ノ×ショウジョ」など、ストーリーのタイトルに「×」がつくところとか、ついアニメを思い出しちゃいます!

念の世界は奥深い…! 編成が勝敗を大きく左右する奥深いバトル!
バトル部分はアクション。移動や通常攻撃はオートで行われ、プレイヤーはフリックで攻撃を回避をしたり、タップでキャラクターの必殺技や再念(スキル)カードを使用、キャラクターを入れ替えたりします。
▼ゲームシステムについては公式動画でわかりやすくまとめられています!
アクション自体は複雑ではなく、どのように編成するかどの再念カードを設定するかが重要になります。
▼キャラクターを切り替えながら戦いましょう。敵の強力な攻撃の際には赤い範囲が表示されるので、フリックで逃げて被害を食い止めることが重要です。

▼ひとりのキャラクターにつき3つの再念カードを設定可能。設定した再念カードはボタンひとつで発動することができます。

たとえばキャラクターには「グー」「チョキ」「パー」からなるジャンケン属性があり、戦いではこの相性が重要になってきます。
また、キャラクターはスピードが遅くなる束縛の効果を無効化する「対束縛の極意」なども持っているので、敵によって編成を考える楽しさがあります。
▼ギミックが発動したときも、極意を持っているキャラクターがいれば軽減や無効化できます。

【主なギミック】
・停止:プレイヤー側の時間が止まり、敵だけが動く状態になる。
・束縛:プレイヤー側の動きが遅くなる。
・守護:敵がバリアに包まれ、一定の攻撃を加えてバリアを破るまでダメージを与えられなくなる。
……どれも面倒なギミックで、なんの対策もなしに戦うのはあまりにも無防備! 極寒の地で全裸で凍えながら、なぜつらいのかわかっていないようなもの!!
だからこそ、「対束縛の極意」などの「極意」で対策する必要があるわけですね。基本的には同種の極意のポイントが一定以上になるように組み込むことで、ギミックの悪影響を軽減できます。
(停止の極意があれば悪影響を受ける時間が短くなり、束縛の極意があれば動きやすくなり、守護の極意があれば敵のバリアを破りやすくなるわけですね)
どの極意を持っているのかはキャラごとに違うので、3種類の極意をバランスよく高めることもできますし、「対束縛の極意」など1つの極意に特化したパーティを組むことも大事というわけですね。
(基本的には強敵戦で登場するギミックは1-2種類なので、ギミックに合わせた対策をするほうが有効という印象でした。特に守護でバリアをはる相手と戦うときは、「対守護の極意」があるかないかで差が激しいので!)
再念カードについては、攻撃だけでなく回復能力を持つものもあるのでどれをセットしようか迷いますね。
▼回復系は強敵相手に便利な印象。全体回復となるビスケのマジカルエステとかめっちゃ便利!

▼単体回復をできるブハラの「豚の丸焼き」は、使うと空から豚さんが降ってきます(笑)。演出が細かい!


さておき、再念カードはゴンたちや幻影旅団メンバーなどのメインどころだけでなく、陰獣などの脇役もたくさんあるので、彼らを使うだけでもファンとしては楽しいですね。
死亡などの理由でストーリーには絡まないキャラクターも、能力を再現したという設定の再念カードなら登場させることができるでしょうし、どんなキャラクターが登場するか今から楽しみです!
団長の手刀を見逃さなかった人はぜひ出してほしいですね!
▼再念カードはガシャでゲット可能。また、カードと一緒に排出される「思念のカケラ」を集めることで新しいキャラクターを開放できます。


▼「思念のカケラ」はメインストーリーや降臨クエストのクリアでもどんどん集まっていきます。

▼全身の毛で攻撃する豪猪。ひとりひとりのアクションがきちんと凝られていて楽しいです。

▼キャラクターは高レアのものを含めてクエストやドロップで入手可能になっています。

本作には曜日ごとに異なるボスと戦える「VSクエスト」や期間限定で開催される高難易度の「降臨クエスト」など多彩なやり込みがいのあるクエストが用意されており、ソロプレイはもちろんマルチプレイで仲間たちと挑むこともできます。
▼マルチプレイは4人まで同時にプレイ可能。仲間とともに強敵に挑みましょう!

「興奮しちゃうじゃないか」といったおなじみの名言を使ったスタンプで交流できるのでファン同士なら盛り上がること間違いなし。ぜひ高難度のクエストに仲間とともに挑みましょう!
▼ウボォーさんと戦える降臨クエストに挑戦してみたところ、超破壊拳(ビッグバンインパクト)で蹴散らされました。敵がタメ動作に入ったときは、猛攻を加えてスキルの発動を阻止しないといけないようですね。

▼ちなみに公式サイトではブラウザゲーム『運命のリスキーダイス』を遊べます。あのモタリケが、リスキーダイスを振って指定ポケットカードを集めることに!?
※画面は開発中のものです。
ⒸPOT(冨樫義博)1998年-2011年
ⒸVAP・日本テレビ・マッドハウス
ⒸBANDAI NAMCO Entertainment Inc.
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