クリエイターアンケートで振り返る2018年スマホゲーム業界Vol.2【年末企画】
AppBankの2018年の年末特別企画として、昨年に引き続きスマホゲームのクリエイターの方々に2018年を振り返るアンケートを行いました!
あの人気作を手がけるクリエイターのみなさんは、どんなことに心を動かされたのか? そして、来たる2019年をどんな年にしようとしているのか? その第2弾をお届けします!
→Vol.1はこちら:クリエイターアンケートで振り返る2018年スマホゲーム業界Vol.1【年末企画】
【お答えいただいたクリエイターの皆様(会社名五十音順)】
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- アークシステムワークス:森 利道さん(開発部プロデューサー)
- アークシステムワークス:キクチDさん(ディレクター)
- イグニッション・エム:升田 貴文さん(シードプランナー)
- NC Japan/LIONSHIP STUDIO:小川 陽二郎さん(ライオンシップスタジオ代表)
- NC Japan/LIONSHIP STUDIO:鈴田 健さん(プロデューサー)
- Onion Games:木村祥朗さん(ゲームデザイナー)
- ズー:益川 聡さん(コンテンツ事業部/『メガミラクルフォース』アシスタントプロデューサー)
- セガゲームス:中村 たいらさん(『共闘ことばRPG コトダマン』チーフプロデューサー)
- DeNA:香城 卓さん(『逆転オセロニア』プロデューサー)
- DeNA:宮前 公彦さん(『メギド72』プロデューサー)
- DeNA:山口 誠(まこP)さん(『世紀末デイズ』プロデューサー)
- ディライトワークス:カノウヨシキさん(『Fate/Grand Order』開発ディレクター)
- パオン・ディーピー:くっちゃんPさん(『エイリアンのたまご』中の人)
アークシステムワークス:森 利道さん(開発部プロデューサー)
【代表作】『ブレイブルー』シリーズ
【Twitterアカウント】@zatuyoP

ーー2018年で一番気になったスマホゲームはなんですか?
『デスティニーチャイルド』。
個人的にキム・ヒョンテさんの絵が好きということもあるのですが、あの絵がヌメヌメ動くのは色んな意味で衝撃でした。
ーー2018年で一番気になったコンシューマゲームはなんですか?
『スパイダーマン』(PS4)。
新しい感覚のオープンワールドでとにかく移動が気持ちいい。
あの浮遊感が癖になりました。あと、一応MMOになりますが『FINAL FANTASY XIV(ファイナルファンタジーXIV)』です。
久しぶりに復帰して再びハマっております。
ーーゲームに限らず、2018年で一番衝撃を受けたコンテンツはなんですか?
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』(アニメ)。
シナリオとテーマ、そして映像美等など・・・全てが素晴らしい作品であり、特にシナリオは「アレ」で「アレで」良いんです! と強く訴えたい!!(異論は認めます)
等と・・・知り合いと久しぶりに熱く語れた作品です。
ーー2019年に向けての抱負をお願いします。
『BLAZBLUE ALTERNATIVE DARK WAR(ブレイブルー オルタナティブ ダークウォー)』・・・大変大変開発が遅れていて本当に申し訳ないです。
僕自身作るのをやめたわけではないので、出来ればもうしばらく、具体的に言うと2019年内はお待ち頂けると嬉しいです・・・。皆様の応援があればこそ頑張れますのでこれからもよろしくお願いします。
© ARC SYSTEM WORKS
→公式サイトはこちら:BLAZBLUE ALTERNATIVE DARKWAR
・プロローグはこちら:「one emerging possibility」
アークシステムワークス:キクチDさん(ディレクター)
【代表作】『ビーンズ1980』『BBRR(ブレイブルー レボリューション リバーニング)(運営)』

ーー2018年で一番気になったスマホゲームはなんですか?
今年はあまりこれをやったなという印象がないです。
『PUBG』や『Life is Strange』のような3Dアプリが積極的に投入されコンソールとの垣根が徐々に曖昧になりつつあるトレンド移行期のような感じがします。
とはいえ虫をとったり、花に水をやったり、たぬきに貢いだりは結構やった気がしてきました。
ーー2018年で一番気になったコンシューマゲームはなんですか?
『TETRIS®EFFECT』。
昨今キャラものが多い中において、ゲームっぽいゲームというのはなかなか見られなかったのではないかと思います。
そういう点でも脳への直接的な刺激というゲームの持つ本質的な所に手を伸ばすアプローチが好きでした。
ーーゲームに限らず、2018年で一番衝撃を受けたコンテンツはなんですか?
「AUDIO ARCHITECTURE:音のアーキテクチャ展」
衝撃的なものという訳ではないですが、映像の中に溶け込む感じの展示は良かったです。
それとは別にメジャーからインディーズまで3D映像の投影方法にいろいろなアプローチが試されている印象です。数年先が楽しみになりますね。
ーー2019年に向けての抱負をお願いします。
『BLAZBLUE ALTERNATIVE DARK WAR(ブレイブルー オルタナティブ ダークウォー)』につきまして続報を待たれている方も多いことかと思います。
もう少しお待ちいただければ、報告できることがあろうかと…
ご期待に添えるよう頑張って参ります!
▼代表作:『ブレイブルー オルタナティブ ダークウォー』。
© ARC SYSTEM WORKS
→公式サイトはこちら:BLAZBLUE ALTERNATIVE DARKWAR
・プロローグはこちら:「one emerging possibility」
イグニッション・エム:升田 貴文さん(シードプランナー)
【代表作】『ぼくとネコ』『ゲス野郎と拳』
【その他、関与した主な作品】『にゃんこ大戦争』
【Twitterアカウント】@ignition2016

ーー2018年で一番気になったスマホゲームはなんですか?
今年一年は弊社『ぼくとネコ』にかかりっきりでしたので、最も気になったアプリといえば弊社タイトルで恐縮ですが『ぼくとネコ』になります。
対戦や錬金所などなどさまざまな要素を実装したりして内容も充実してまいりました。新しいことにチャレンジすることはとても楽しいです!
今後は、もう少しゆとりを持って他社スマホゲームにも目を向けられるようになりたいですね!
ーー2018年で一番気になったコンシューマゲームはなんですか?
『DEAD CELLS』というゲームが非常に面白かったです。昔ながらのテイストでありつつも今時の要素もふんだんに取り入れたタイトルで、その出来栄えに大変感動しました!
ーーゲームに限らず、2018年で一番衝撃を受けたコンテンツはなんですか?
直近で恐縮ですが、PayPayの威力はすごかったですね。100億円ばらまきは衝撃でした(笑)。
ーー2019年に向けての抱負をお願いします。
引き続き、『ぼくとネコ』のタイトルをさらに面白く、より多くのユーザーに遊んで頂けるようにがんばっていきます!
さらに新作の開発を進めて行きますので、ぜひともご期待ください!!
▼代表作:『ぼくとネコ』。
© 2017 IGNITION M All Rights Reserved.
NC Japan/LIONSHIP STUDIO:小川 陽二郎さん(ライオンシップスタジオ代表)
【代表作】『クロノ ブリゲード(NC Japan/LIONSHIP STUDIO)』『ONE PIECE サウザンドストーム(DeNA所属時)』『クロヒョウ』シリーズ(セガゲームス所属時)
【Twitterアカウント】@ogawayojiro

ーー2018年で一番気になったスマホゲームはなんですか?
『クロノ ブリゲード』です。チームをつくりながら、作品をつくったので大変さも2倍でした。どんどん直せるのでキリがないですけど。
カードのアニメーション、技のエフェクト、どれをとってもお金がかかりすぎたので次は気をつけないと。と反省しています。
ーー2018年で一番気になったコンシューマゲームはなんですか?
『Dead Cells』(Nintendo Switch)です。めちゃくちゃはまりました。何度も遊べるローグヴァニア系。
アクションがすごくよく出来ているので、無限に遊んでしまいます。Nintendo Switchを初めて持ち運んでまで遊びました。
最初の武器が一番使える・・・っていうのだけ直してほしいな・・・。
ーーゲームに限らず、2018年で一番衝撃を受けたコンテンツはなんですか?
ISLAND LUMINA (アイランドルミナ)です。
日本初上陸で世界的に有名なモーメントファクトリーの作品が、こんな辺境に。しかし、めちゃくちゃ楽しかった。やばい。絶対に見たほうが良いです。
もしも東京でやったら混みすぎたに違いない。長崎なので空いてる!
世界遺産にもなりましたし、いま長崎が、一番熱い!と思う。絶対に行ってみてください。
ーー2019年に向けての抱負をお願いします。
既存タイトルも引き続き運営しておりますが、次のアプリも控えていますし、あなたの誇りで熱狂するあのゲームもそろそろリリースします(多分)。めちゃめちゃ期待してください!
▼代表作:『クロノ ブリゲード』。

©NC JAPAN,2018
NC Japan/LIONSHIP STUDIO:鈴田 健さん(プロデューサー)
【代表作】『rain(ソニー・コンピュータエンタテインメント所属時)』『無限回廊 光と影の箱(ソニー・コンピュータエンタテインメント所属時)』『スーパーガンダムロワイヤル(DeNA所属時)』

ーー2018年で一番気になったスマホゲームはなんですか?
『Getting Over It』。これを気にならないと言ったら嘘でしょう(笑)。
壺に入った変なオジサンのビジュアルに、ストアの説明でいきなり「私はなぜこのゲームを作ったのか?」と語り掛けてくるスタンス。
『QWOP』もそうですが、この人のゲームはいつも哲学的と言うか、…いや、ゲームとかそんな次元ではない何か宇宙的なものを感じます。それでいてしっかり話題になるので、ホント凄い。
ーー2018年で一番気になったコンシューマゲームはなんですか?
『ゴッド・オブ・ウォー』です。1作目からずっとプレイしていて、もはやクレイトスさんのことを他人とは思えないぐらいに感じているので、今作の、父となったクレイトスさんは感慨深かったですねぇ…。
基本しゃべらないし、息子に対してすっごい冷たい態度を取るし、ヒドイ親父だなぁー… と思いつつも、実はめちゃくちゃ息子のことを想っていて、時折見せる悲しさ混じりの優しい表情が、たまんないんですよねぇ。
表情ひとつでプレイヤーを泣かせにかかるなんて、技術向上も相まって、ゲームもここまで来たんだなー、と改めて思いました。
ーーゲームに限らず、2018年で一番衝撃を受けたコンテンツはなんですか?
ドラマ版『The Purge(パージ)』。1年に1度、12時間だけ殺人を含むすべての犯罪が合法となる「パージの日」が訪れる…、という近未来のアメリカを描いたサイコホラーなんですが、まぁー、手に汗握る!
完全なフィクションとも言い切れないような生々しい設定やシチュエーションがチラホラあって、見ててゾッとします。ホラーという感じの怖さよりは、世にも奇妙な物語的な怖さに近いかも。
ドラマ版では、パージの日以外もしっかり描かれているので、狂気に渦巻くパージの1日と、一見平穏に見えるがパージとの因果が随所に仕込まれている日常の364日との対比が、グッときます。
とは言え、短時間でどんでん返しが起きすぎる海外ドラマ的なお約束も多いので、そこはちょっと辟易とするかもですが…
ーー2019年に向けての抱負をお願いします。
頑張ってゲーム開発してます!
けっこう長いこと作ってるのですが、その分、ジリジリと面白くなってきていると思います。
来年は何かしらの何かがお伝えできると思うので、楽しみにしていただければ幸いです!
Onion Games:木村祥朗さん(ゲームデザイナー)
【代表作】『BLACK BIRD』『勇者ヤマダくん』『Million Onion Hotel(ミリオンオニオンホテル)』
【Twitterアカウント】@yoshiro_kimura

ーー2018年で一番気になったスマホゲームはなんですか?
『Florence』。
こういう文脈もあるんだよなーと、再発見した感じが面白かった。
世界観、物語のあるゲームが好きです。
ーー2018年で一番気になったコンシューマゲームはなんですか?
Nintendo Switch、PC用のシューティングゲーム『BLACK BIRD』です。
自分達で作ったゲームですが、コレが皆様にどの程度受け入れられるのか、、気になるうんぬんというレベルではない! 心臓が破裂しそうになりながら発売日をむかえました!
物語感、世界観のあるシューティングゲームです。ぜひ遊んでみてください!
こちらからゲームの内容を確認できます!
どうぞ!
↓
『BLACK BIRD』公式サイト
ーーゲームに限らず、2018年で一番衝撃を受けたコンテンツはなんですか?
映画『ボヘミアン・ラプソディ』。
ーー2019年に向けての抱負をお願いします。
ぎりぎり死なないようにがんばります。
▼代表作:『Million Onion Hotel(ミリオンオニオンホテル)』。
© 2017 ONION GAMES, K.K.
ズー:益川 聡さん(コンテンツ事業部/『メガミラクルフォース』アシスタントプロデューサー)
【代表作】『メガミラクルフォース』『りっく☆じあ~す』
【Twitterアカウント】『メガミラクルフォース』公式
ーー2018年で一番気になったスマホゲームはなんですか?
2018年段階では発表だけでリリースされていませんが、やっぱり『メガミラクルフォース』です。手前味噌でごめんなさい。
単なるキャラ集合タイトルではなく、「メガミラクル化」という通常の版権モノではなしえないアイディアを盛り込むことができています。
これまでのタイトルを知るファンの方々だけでなく、新たに触れる方にも、楽しんでもらえるゲームになっています。
ーーゲームに限らず、2018年で一番衝撃を受けたコンテンツはなんですか?
『Bohemian Rhapsody』(ボヘミアン・ラプソディ)です。
もともとQueenが好きだったということもありますが、リアルタイムでQueenを知る年代だけでなく、若い世代にも受け入れられるエンタテインメント性の高さに感動しました。是非IMAXで観てほしい作品です。
ーー2019年に向けての抱負をお願いします。
『メガミラクルフォース』いよいよリリースします! コンパイルハートさんの人気ゲームタイトルキャラが集結したSRPGです。
細部にまでこだわり抜いた渾身のタイトルです。『メガミラクルフォース』で新しいゲーム体験を提供したいと思っています。
コンパイルハート作品のファンの方も、これから始められる方も、『メガミラクルフォース』を楽しみにしていてください!一緒に盛り上げていきましょう。
▼代表作:『メガミラクルフォース』。

©IDEA FACTORY/COMPILE HEART ©ZOO CORPORATION 開発協力:株式会社アクセル
セガゲームス:中村 たいらさん(『共闘ことばRPG コトダマン』チーフプロデューサー)
【代表作】『共闘ことばRPG コトダマン』
【Twitterアカウント】中村たいら@セガコトダマンP

ーー2018年で一番気になったスマホゲームはなんですか?
『メギド72』。丁寧な運営、プロモーションでファンを増やし、コミュニティを暖め、1周年のCM投下で爆発させた運営力はお見事。
『オセロニア』の成功体験がうまく活かされているなあ、と感服致しました。
ーー2018年で一番気になったコンシューマゲームはなんですか?
Nintendo Switchの『スーパー マリオパーティ』。恐らく20年ぶりくらいにパーティゲームをまともにプレイしましたが、ミニゲームで盛り上がり久しぶりに涙を流しながら笑いました。
スマホゲームにはない楽しさで、刺激を受けました。
ーーゲームに限らず、2018年で一番衝撃を受けたコンテンツはなんですか?
「Vtuber」。『コトダマン』でもうまくブームに乗せていただきましたが、新しい時代の到来を感じました。大手も一気に乗っかってきて、早くもレッドオーシャン感がありますが、今後どうなっていくのかとても興味があります。
ーー2019年に向けての抱負をお願いします。
昨年は『コトダマン』をリリースでき、本当に多くの方に遊んでいただき、さらには賞なども貰えて幸せな年でした。
今年は『コトダマン』をさらに大きくすると共に、新作もリリースする予定ですので、こちらも絶対に成功させたいと思います!
▼代表作:『共闘ことばRPG コトダマン』。

©SEGA
DeNA:香城 卓さん(『逆転オセロニア』プロデューサー)
【代表作】『逆転オセロニア』
【Twitterアカウント】けいじぇい

ーー2018年で一番気になったスマホゲームはなんですか?
『荒野行動』です。バトルロワイヤルというジャンルで、動画やSNSも含めて非ゲーマー10代にリーチしたのが圧巻!
ーー2018年で一番気になったコンシューマゲームはなんですか?
『Detroit: Become Human』です。ゲーム性も素晴らしいが、次世代的な倫理観、宗教観に踏み込んだ思想的なADVになっていたのが、先鋭的でした。
ーーゲームに限らず、2018年で一番衝撃を受けたコンテンツはなんですか?
「ほんだのばいく」です。
『Dead by Daylight』のゲーム実況というハードルを軽々と超えていく「わかってる感」と、ゲーム文化へのリスペクト、視聴者へのサービス精神が素晴らしかったです。同時接続数で世界一獲っちゃうのも納得。
ーー2019年に向けての抱負をお願いします。
2019年2月で『逆転オセロニア』は3周年を迎えます。『逆転オセロニア』の「新章開幕」に向けてみなさんが驚くような仕掛けをたくさん用意してますので、期待してお待ちください!!
▼代表作:『逆転オセロニア』。
©オセロ・Othelloは登録商標です。TM&© Othello,Co. and Megahouse
© 2016 DeNA Co.,Ltd.
DeNA:宮前 公彦さん(『メギド72』プロデューサー)
【代表作】『メギド72』

ーー2018年で一番気になったスマホゲームはなんですか?
気になったという意味でいうとやはり、『メギド72』ですね。
施策内容も、評判も、継続率も売上もスタッフのモチベーションも…全て気になっていました。
そして来年もそうなるでしょう。
興味があったタイトルはいくつもあり、インストールしたアプリもあったのですが、ついつい『メギド72』ばかりプレイした1年でした。
アピールのようで恐縮ですが、本当に『メギド72』って面白いんですよね!
5体の組み合わせで本当にいろいろな戦術がひろがりますし、ストーリーも読み応えあります。新しいメギドが手に入ると、つい色々な戦術を試したくなります。
いいゲームが作れていると感じております。
ーー2018年で一番気になったコンシューマゲームはなんですか?
2018年は『メギド72』の運営に時間を費やし、コンシューマーゲームもプレイに時間をとれませんでした。
息抜きで帰宅後サッカーゲームを数試合するぐらいなことが多かったです。
そんな中でも世界観、ビジュアル、ゲーム性など総合的に『アサシン クリード オデッセイ』には興味をそそられており、プレイしておりました。
古代の世界観がしっかり表現されており、画面のクオリティも合わせ、惹かれました。遠くまで見通せる遠景、海も洞窟も村もすごくリアルに表現されていて、まさに冒険している感じが楽しめます。
また、敵とのバトルも面白い。見つかった時のヒリヒリ感もあり、戦うのか逃げるのかなど心理的な選択もすごく良かったです。ゲームとしての進捗感もよく、クエストをテンポよく遊んでしまう感じが私は好きですね。
大規模な戦争もあり、船でのバトルも迫力あり、装備や人員をどうカスタマイズしていくかなど考えていると、あっという間に時間が過ぎていきます。これぞ、「コンシューマーゲーム!」って感じました。
ーーゲームに限らず、2018年で一番衝撃を受けたコンテンツはなんですか?
衝撃というか、楽しみにしており、ワクワクして見たのは『機動戦士ガンダム THE ORIGIN VI 誕生 赤い彗星』ですね。
運営1年目で、やることも多く、プライベートであまり文字自体を読みたくなかったので、息抜きでは、小説やコミック等よりは映画が多かったです。
そういった状況や作品自体への馴染みもあってこのタイトルを挙げました。
特に印象的なのは、ザクが主力となった圧巻のバトルシーン。機動力が増したモビルスーツの時代への変化を感じさせ、また各キャラ達の立ち位置も感じさせるシーンでした。
そして、シャアがすごくいい。戦闘もそうですが、セリフも含め佇まいの全てがカッコイイ。
ガンダムファースト世代としては、「この先もすごく見たくなる!もっと作って欲しい!!」と思える作品でした。
コミックのコマ間を読むおもしろさとは異なり、イメージを超える迫力ある動きや演技で楽しませてくれる。映像作品としてよくできていると感服した作品です。
ーー2019年に向けての抱負をお願いします。
2018年は『メギド72』を軌道にのせることに必死な年でした。
序盤に躓きもありましたが、お客さまの声によって救われつつ、なんとか立て直し成長軌道にのせれたと思います。
リアルイベントも含めた多くの施策にチャレンジでき、お客さまの生の反応を見れたことは大きな感動と刺激になりました。
そして、現在『メギド72』は2年目に突入しています。
TVCMも放映し、より多くの方に知っていただけるタイミングでもありますので、新しいストーリーや新たなイベントスキーム、コンテンツを追加し、より楽しめるゲームをご提供できるよう、チーム共々頑張ります。
また、ゲーム外の展開もできるように準備していきます。
まだ『メギド72』をプレイしたことがない方も是非遊んでみてください!
『メギド72』はスマホゲームの中で珍しいソーシャル要素の少ないゲームで、マイペースに遊べます。
パーティ編成次第でいろんな戦略を考え、楽しむことができます。頭を使いますが、思い通りにバトルが進行した時の気持ちよさなどを体験いただき、ぜひハマっていただけると嬉しいです。
▼代表作:『メギド72』。
© DeNA Co., Ltd.
DeNA:山口 誠(まこP)さん(『世紀末デイズ』プロデューサー)
【代表作】『世紀末デイズ』
【Twitterアカウント】まこP

ーー2018年で一番気になったスマホゲームはなんですか?
⇒『DUNGEON MAKER(ダンジョンメーカー)』
⇒『世紀末デイズ』と近しいローグライク系ゲームとして、楽しく遊ばせていただきました。
ーー2018年で一番気になったコンシューマゲームはなんですか?
⇒『アサシン クリード オデッセイ』
⇒シリーズ中でもかなり熱中度の高いステージやバランスで、毎日朝方まで遊んでしまいました。
ーーゲームに限らず、2018年で一番衝撃を受けたコンテンツはなんですか?
⇒『宇宙よりも遠い場所』
⇒突拍子のない設定をアニメの中自身で解決をしていき、見ている人自体にも「ざまーみろ」と言ってくるような他人事ではないストーリー。青春や家族など様々な、しかし、さわやかな感動が胸を突く。それでいてその濃い内容を1クールでまとめてしまうという・・・衝撃でした。
ーー2019年に向けての抱負をお願いします。
2019年には『世紀末デイズ』もハーフバースデーとなります。コンテンツやキャラクターなど、どんどん充実して、プレイヤーの皆様に楽しんでいただけるようなコンテンツへとさらに進化させていきたいと思っております!
▼代表作:『世紀末デイズ』。
©DeNA CO., LTD.2018 ALL RIGHTS RESERVED. Developed by Spike Chunsoft Co., Ltd.
ディライトワークス:カノウヨシキさん(『Fate/Grand Order』開発ディレクター)
【代表作】『Fate/Grand Order』『BORDER BREAK』『AFTER BURNER CLIMAX』

ーー2018年で一番気になったスマホゲームはなんですか?
『荒野行動 -Knives Out-』。
今年に入り、女性が電車内でも銃撃戦を楽しんでいる姿を見かけるほどに、非常に幅広いユーザー層にFPS操作系のタイトルが受け入れられていることに驚いています。
YouTubeやInstagram、Twitterといったメディアを日常的に活用しているユーザー層に向けたプロモーションについても、いつも興味深く見させていただいています。
ーー2018年で一番気になったコンシューマゲームはなんですか?
『Detroit: Become Human』。
スゴイの一言! 映画にはない映像体験。自分だけのストーリーとして感じられるものは他にはないですね。
ーーゲームに限らず、2018年で一番衝撃を受けたコンテンツはなんですか?
『3D Phantom』。
コンテンツではなくデバイスですが、今年話題となっていた空中に映像を映し出す機器です。
他にもASKA3Dなど空中で映像を結像させるデバイスは開発されていますが、見ているだけでワクワクさせられるデバイスですし、今後、コンテンツの行方についても注目していきたいです。
ーー2019年に向けての抱負をお願いします。
2018年は『Fate/Grand Order』第2部開発ディレクターとして、FGOの開発・運営を引き継いできましたが、FGOをより楽しんでいただくために、今後もさまざまな仕掛けやシステムの改修に取り組んでいきたいと思います。
2019年も開発スタッフ一丸となり、〜Next FGO〜常にFGOを超えるFGOを目指して、『Fate/Grand Order』の制作に取り組んでいきます。
▼代表作:『Fate/Grand Order』。
©TYPE-MOON / FGO PROJECT
パオン・ディーピー:くっちゃんPさん(『エイリアンのたまご』中の人)
【代表作】『エイリアンのたまご』
【Twitterアカウント】くっちゃぴー【くっちゃん】

ーー2018年で一番気になったスマホゲームはなんですか?
最近は『エイリアンのたまご』をやりすぎて、他のゲームがおろそかになっています、、、すいません(笑)。
というのもチームバトル等の機能を今年実装してからは、ユーザーさんと戦う機会がかなり増えまして、舐められないためにも毎日育成に励んでいます。
ーー2018年で一番気になったコンシューマゲームはなんですか?
『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』ですね。私自身は、『スマブラ』シリーズからは、NINTENDO64以来遠ざかっているのですが、CMを何度も見て、『スマブラ』休暇を取る人もでるぐらいに盛り上がっているところをみると久々にやりたくなりますねー。
Nintendo Switchを買うところからはじめないといけないのですが……。
ーーゲームに限らず、2018年で一番衝撃を受けたコンテンツはなんですか?
コンテンツではありませんが、メジャーリーグで大谷選手が普通に二刀流で活躍したことですね。
今まで無理だと思われていることに挑戦し、達成し、歴史を変えることは、ただただすごいとしかいいようがないですね。
ーー2019年に向けての抱負をお願いします。
2018年11月22日に2周年を迎え、『エイリアンのたまご』はますます進化を遂げている状況です。
同時に、初のリアルイベントを実施し、かなりの好評を得ることができました。
2019年も引き続き、ゲームとしての盛り上げていくことはもちろん、グッズなどの展開も強化して、3周年をみんなで祝えるように頑張っていきたいと思います!!
▼代表作:『エイリアンのたまご』。

©PAON DP Inc.
→Vol.3は近日公開予定です!