【あおガルシナリオ集】メモリアル「佐久間 茜」編
2019年1月31日にサービス終了を迎えるスクウェア・エニックスのアイドルゲーム『青空アンダーガールズ! Re:vengerS(リベンジャーズ)』のシナリオ集をお届けします。
この記事では、メモリアル「佐久間 茜」編を紹介します。
目次 |
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SSR:小悪魔プリンセス1 |
SSR:小悪魔プリンセス2 |
SSR:小悪魔プリンセス3 |
SSR:小悪魔プリンセス4 |
SSR:悩まし小悪魔1 |
SSR:悩まし小悪魔2 |
SSR:目指せトップランナー1 |
SSR:目指せトップランナー2 |
SSR:小悪魔プリンセス1
ーーレッスン場
●茜
うぁ~~、今日も疲れたぁ~~。
レッスン、きっつぅ~~。
明日、筋肉痛になってないといいなぁ。
小さいステージだけど、ダンスしたりする仕事だし。
あ、入りの時間早いんだった……。
あーあ、今日はもう寝ないとダメか。
本当はレッスンとか休みたいけど……。
なまけるとなまけた分だけ、あとが面倒だし。
それがわかってるから、多少辛くても手は抜けない……。
あーー! でも、もうちょい楽したいよーー!
はぁ……ここまでしてアイドルやる価値ある?
最近、あんまりそんな風に思えないんだよね……。
そりゃ、トップアイドルにはあこがれるよ?
キラキラしてて、他のだれよりもまぶしいし。
でも、つらーい努力を見えないところでしてるんでしょ?
それこそ、毎日毎日……。
しかも、トップだからね。
アカネよりもずっとずっと大変なんだろうなぁ……。
あぁ、だんだんおっくうになってきた……。
トップアイドルになれる保証なんて、誰もしてくれないしさ……。
●プロデューサー
プロデューサーとして保証するよ。
●茜
え? 顔はかわいいし、スタイルもいい?
小悪魔的な性格も人気が出そう?
…………そ、そう?
まぁ、そうよね、うん。
ふ、ふふ……プロデューサーってば慧眼ってやつ?
アカネみたいなダイヤモンドの原石を発掘しちゃうんだから!
アカネにかかれば、明日のステージも楽勝かもね!
というわけで! もう帰って寝ないと!
おやすみ! プロデューサー!
SSR:小悪魔プリンセス2
ーープロダクション室
●茜
プロデューサー、ちょっと話があるんだけど。
アカネね、決心したことがあるの。
すっごく、すっごーーく大事なこと。
今まで、アカネは辛いことや苦しいことから逃げてた。
それがトップアイドルになるために必要なことでもね……。
でも、そんなダメダメなアカネは昨日までのアカネ!
今日からは頂点目指して、がんばっていこうって決めたの!
だからね、プロデューサーと今後のことを相談したいの。
闇雲にやっても無意味だろうしさ。
●プロデューサー
急にどうしたの?
●茜
実は……昨日の現場で一緒になった、業界関係の人からね……。
トップアイドルの収入がどれくらいか聞き出せたの……!
それがさ……儲かってるってレベルじゃなかったのよ!
もう、プロデューサーのお給料なんかゼロに等しいくらい
聞いた分だけ稼げれば~、好きな服は好きなだけ買えるでしょ~。
宝石だって腐るほど集められるかも!
札束なんかベッドにしちゃったりして!?
あぁ、すごい! 夢が広がるぅ! うへへ……!
やだ、困るぅ~。
お金持ちになったら、逆にお金の使い方に困るぅ~。
SSR:小悪魔プリンセス3
ーーレッスン場
●茜
うぅ……明日がライブ本番かぁ……。
1週間くらい余裕あると思ってたんだけど……。
●プロデューサー
緊張してるの?
●茜
そりゃ、するでしょ。今までの仕事よりも大きいんだもん。
しかも、たくさんの観客の前でやるからミスれないし……。
あっ……そんなこと言ってたら、振り付けに自信なくなってきた……。
あれぇ? 毎日毎日ちゃんと練習してたのに……。
えぇ~、練習足りなかったのかな?
アカネってば、もしかして人より要領悪い?
なんかお腹痛くなってきたかも……。
正直、お金とか要らないから、アカネの出番だけなくしてほしい……。
あぁ、でも……ここまで来たら逃げられないよね。
だって、逃げたらプロデューサーに悪いもん。
わがままばっかり言ってたのに、レッスンに付き合ってくれて……。
弱音はいた時は、ちゃんとはげましてくれて……。
せめて、逃げないでチャレンジくらいはしないと。
トップアイドルなんて夢のまた夢になっちゃう。
だから、プロデューサー。
今回のステージだけでいいから……。
アカネのことだけ、ちゃんと見ててよね。
SSR:小悪魔プリンセス4
ーー控室
●茜
いよいよ、本番か……。
ん、大丈夫。お腹も痛くないし、調子はいいと思う。
でも……もうすぐ、あのステージの真ん中に立つのかぁ……。
こうして想像してみると、やっぱりプレッシャーかも……。
はぁ……ちやほやされて、お金も稼げるからってがんばってきたけど……。
ここまで、あんまり楽じゃなかったな……。
ううん、これからのほうがキツイよね、きっと。
そう考えると、気が重くなってくるんだけど……。
プロデューサーだけじゃなくて、ファンも裏切れないよね。
なんか、会場内の声を聞いたら、そう思っちゃった。
それに、瑠璃花にも迷惑かけてるから……。
今さらアイドルやめるなんて言ったら、怒られそうだしね。
だから、なにがなんでもトップアイドルになるの。
そう決めた。
…………でも、やっぱり余計な苦労はしたくないかも。
あーあ、最短ルートでトップアイドルになれないかな~、なんて。
……っと、そろそろ出番みたい。
それじゃ、プロデューサー!
佐久間茜、行ってきま~す!
SSR:悩まし小悪魔1
ーー浜辺
●茜
……むー。
海なんて、見てるだけじゃつまらない。
●プロデューサー
泳がないの?
●茜
泳ぎたいけど、泳ぎたい気分じゃないっていうか。
●プロデューサー
どういう意味?
●茜
だって、かわいいアカネちゃんが水着になってあげたのに、
みんなして理子さんの話ばっか……。
うぅ、今日ほど背の低さを恨んだことはないわよ。
理子さんと並ぶとアカネ、子供みたいに見えるじゃん……。
プロデューサーだって、アカネより理子さんの方が
魅力的だって思ってるんでしょ?
●プロデューサー
そんなことないよ。
●茜
……ホントにそう思ってる?
アカネを見て、ちゃんとドキドキしてくれる?
●プロデューサー
もちろん。
●茜
……そ、そうなんだ。ドキドキしちゃうんだ……。
ま、まあ? プロデューサーがそこまで言うんなら、
信じてあげないこともないかなっ!
そもそも、胸の大きさではアカネが一番だし?
色気って意味ではこのメンバーでは頭ひとつ抜けてるもん。
それに、今回の撮影でアカネは演出にも関わってたもんね。
つまり、理子さんが魅力的だったのは、
アカネのお陰みたいなところあるわよね!
でもでも~、アカネとしては
このまま理子さんに負けたまんまっていうのは……シャクよね。
よし!
アカネが本当の水着の魅せ方っていうのを教えてあげる!
……プロデューサーにだけ、特別なんだからね?
SSR:悩まし小悪魔2
ーー浜辺
●茜
……ほら、どうよプロデューサー。
●プロデューサー
似合ってる。
●茜
ダメ! もっと真剣に!
誠実さが伝わらないの!
プロデューサーのもっている文学的才能を
爆発させまくっちゃったりなんかして、
最高級の言葉でアカネを褒め称えてよ!
ーー選択肢1
●プロデューサー
じゃあ、可憐な花で。
●茜
じゃあってなに!?
素直に喜べないんですけど!?
ーー選択肢2
●プロデューサー
じゃあ、女神で。
●茜
じゃあってなに!?
素直に喜べないんですけど!?
ま、まあ、アカネの可愛さは世界共通だし?
褒め称えたくなる気持ちはわからなくもないけどぉ……。
たしかに、理子さんの鍛え抜かれた身体は脅威だけど……
ふっ、女の子らしさならアカネに分があるわよね!
それになんだかんだで、カメラ慣れしてないし。
角度とか目線1つで、映り方って変わるものなんだから。
●プロデューサー
例えば?
●茜
やっぱり、相手にどう見えてるかを考えないと。
ほら、こうやって胸元を寄せたり、上目遣いとか――
…………。
い、今のはともかく! そんな感じなの!
どう? アカネの魅力、改めて理解できた?
●プロデューサー
できた。
●茜
それじゃあさっそく、みんなのところに行こ?
他の子達にも、アカネの可愛さを再確認させてあげないとね!
SSR:目指せトップランナー1
ーー学園内広場
●茜
えぇ!? テレビの生中継!?
しかも、大手サイトに投稿される!? そんな仕事がアカネに!?
来たわね、アカネの時代が!
ううん……今から来るのよ、アカネの時代が!
ね、ね、どういう仕事?
プロデュ~サ~、早く教えてよ~。
え……マラソンのランナー……?
それ、実際に長距離走るやつ?
走ってるところ、撮られるやつ?
……えぇ~!?
なんで、そんなめんどくさいやつなの~!?
なんか~、アカネってばそういうの多くない?
……まあ、やるけどさぁ。
あ、そうだ! カメラが回ってない時は、タクシーで移動ってどう!?
そしたらアカネは汗かかないし、髪もぼさぼさにならない!
どんな時でも綺麗でかわいいアカネを、
お茶の間のみなさんにお届け~って感じ!
……ナイスアイディアだと思うんだけど。
どうかな?
●プロデューサー
却下
●茜
……本当にダメ?
●プロデューサー
ダメ
●茜
ですよね~……。
SSR:目指せトップランナー2
ーー運動場
●茜
はぁ……はぁ……。
なんとか走りきったけど……疲れたよ~!
喉かわいたし、汗でベトベトだし、
脚は棒で、わき腹もいたーーい!
●プロデューサー
よくがんばったね。
●茜
ま、アカネにかかれば! これくらい! ヨユーだけどね!
……なんて、本当は途中であきらめようかなって、
何度も思ってたんだけどね。
でも、親とか親戚とか地元の友だちがね、
わざわざ応援しに来てるって言うし。
それに、プロデューサー……サポートしてやるって言って、
一緒になって走ってくれてたでしょ?
なんか、そこまでされてるのに、
あきらめるのってカッコ悪いな~と思って。
アカネ、めんどくさいのは好きじゃないし、
疲れるのも絶対ヤダな~って思う。
けど、応援してくれてる人たちにカッコ悪い姿を見せるのは、
もっとイヤかなって……最近思うようになったんだ。
っていうか、アイドルってそういうものでしょ?
●プロデューサー
無理は禁物だよ。
●茜
ん? あっ、そう?
んじゃあ、お願いがあるんだけど。
アカネ、疲れて動けないから、
おぶって帰ってくれない?
それと、帰ったら全身のマッサージね。
アフターケアも、サポートのうちってね~。
ふふっ……よろしくね、プロデューサー。
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