サービス終了前に全シナリオを読破しよう。『あおガル』想世(アンダー)サイドレビュー
スクウェア・エニックスの『青空アンダーガールズ! Re:vengerS(リベンジャーズ)』サービス終了まで、あとわずか(2019年1月31日15時まで)!
プロデューサーになってトップアイドルを目指すアンダーガールズたちをサポートする現世(エイドス)サイドと、調停者(プロデューサー)として歌姫(ディーヴァ)とともに異界の敵と戦う想世(アンダー)サイドと、本作ではアイドルたちの光と影に寄り添った2つの物語が用意されています。
「重厚な物語を知らないままサービス終了を迎えるなんてもったいない!」ということで、アイドルたちのかわいさ&魅力を伝えるために全ストーリーレビューを決行!
今回はアイドルたちの輝きの影に生まれる負の感情・瘴念(ノイジー)に挑む、ファンタジーストーリー・アンダーサイドをご紹介します。(文:唐傘)
現世を守るために戦うアンダーサイド
名門アイドル育成学校私立神楽ヶ丘学園就任前に、不思議な夢を見た主人公。そこで櫻花ひなたとともに謎の虫に襲われそうになったところを、イケてるおじさん・神蔵(声優:中田譲二)と協力して見事に倒すことに。
そして、神蔵から現実の裏側にあるもう1つの世界・想世(アンダー)や人々を脅かす瘴念(ノイジー)について教えてもらった主人公は、世界を守る調停者(プロデューサー)として戦うことになるのでした。
【アンダー編のために覚えておきたい用語集】
●現世(エイドス)……主人公たちが暮らす普通の世界。
●想世(アンダー)……現実世界の感情や意識が集るもう1つの世界。現世の人々が見る夢の世界でもあるため、ときおり迷い込む人間もいる。
●瘴念(ノイジー)……負の感情が具現化したもの。異門(ゲート)を通って現世を目指す性質があり、そこで人の心に憑りつき支配する。憑りつかれた者は事件を起こしたり、ひっそりと消えたりしてしまう。
●調停者(プロデューサー)……瘴念が現世に溢れないように、影ながら戦っている者たちのこと。現世と想世を自由に行き来することができる稀有な存在で、2つの世界では容姿などが異なる。
●歌姫(ディーヴァ)……想世に干渉する特別な歌の力を持つ者。大衆の前で歌うことで力が増幅し、界門を閉じることができる。また彼女たちの歌声が調停者の戦絆衣(フォーム)になるため、戦うための力の源に!
アンダーサイドはエイドスサイドの物語の裏側を描くものなので、とユニット結成などの流れは同じですが、就任前に櫻花ひなたや土方アリスと出会うなど違う展開が用意されています。個人的にアリス推しなので、彼女に早々に逢えたのがうれしかったです。
(ただし、現世に戻った際に彼女たちの記憶は失われてしまうという設定ですけどね)
また、エイドスサイドでは明かされないアンダーガールズたちの過去や、秘められた想いが見られるので彼女たちにより愛着がわく内容になっていますよ。
新生Twinkle☆Starの絆
プロデューサーとして自分の学内プロダクション(学プロ)を立ち上げた主人公。
スカウトした「Twinkle☆Star」の櫻花ひなたと水科和歌、理事長から紹介された「ラブ・ビューティ」の望月愛美、嘉陽千尋、野々宮琴音を学プロ加入条件である承認ライブに合格させるため、融合を図りますが2組は対立して上手くいきません。とくに愛美は、ひなたに敵愾心を抱いているようで……。
▼第1章 出会いと不協和音
2組の関係に頭を悩ませる主人公に、想世に呼ばれるという新たなトラブルが発生。しかも、今回は「Twinkle☆Star」と「ラブ・ビューティー」の5人まで想世に来ていたのです。
神蔵と再会して調査をする主人公は、愛美の瘴念人(アミノイジー)に出会います。瘴念人は個人の負の感情が凝縮されたもので、意思を持っているように振る舞い、オリジナルと入れ替わろうとする性質があるという危険な存在。
愛美の瘴念人を追うなかで才能に恵まれずに葛藤する愛美の過去、そしてアイドルとしてぶりっ子キャラを作るのは本当の自分を守ろうとしていたという本音を聞くことができます。
▼第2章 輝きの誕生
努力や本音を認めそれでもアイドルを一緒に楽しもうと言ってくれた千尋と琴音のおかげで、愛美は自分の気持ちに向き合います。
何度も何度もオーディションに落ち、それでも諦めず努力姿は人として尊敬するし、アイドルファンとしても推せると思いました。そんな彼女を理解し、支えてくれる人が誰より側にいて本当によかったなと温かい気持ちになります。
愛美の心の変化により、調停者は見事に瘴念人を撃破。対立も過去も乗り越えた5人は新生「Twinkle☆Star」として承認ライブに挑戦して合格を勝ち取り、新たな一歩を歩み始めるのでした。
雨降って地固まる、彼女たちとならどんな過酷な仕事にも運命にも立ち向かっていけそうです!
こうして新生「Twinkle☆Star」が発足した数日後、主人公は想世で調停者の薊禰に出会います。
柔和な雰囲気のイケメン先輩、とっても頼りになりそうです! 彼のアドバイスで千尋と琴音の瘴念人に会いに行くと、現世の彼女たちのようにのんびりした雰囲気でおでんを食べているのですから毒気を抜かれてしまいました。
▼第3章 噛みしめるぬくもり
彼女たちの口から、「ラブ・ビューティー」結成のきっかけが「おでん」だったという意外なエピソードが語られます。ちなみに愛美はそれ以来おでんに必ずとろろ昆布をいれるようになったとか、とても美味しそうなので試してみたいです。
自分を勉強ばっかりしているハンパ者だと思っていた琴音、自分にない強さを持つ愛美が苦手だった千尋、彼女たちが自分たちの気持ちを受け入れたことで瘴念人は消滅。3人はさらに強い結束で結ばれるのでした。友情って、やっぱりいいものですね。
和歌の想いと新戦絆衣
神蔵、蘇禰と瘴念と戦っていた主人公は、和歌の瘴念人を発見します。
主人公の声に見向きもしない彼女の心を開くには、幼なじみであるひなたを頼るしかありません。ひなたと和歌の瘴念人は昔の呼び名を使いつつ、思い出の場所を巡ってきます。
その様子から本当に仲がいいこと、そして和歌の深すぎる想い(汗)がひしひしと伝わってきて愛の偉大さを思い知らされます。
▼第4章 求める想い
瘴念人の抱える負の感情がわかったところで、和歌本人登場。瘴念人も引くほど、ひなた愛が爆発しています!
また「鍵をかけて閉じこめたい」という気持ちを認めつつ、例え己の瘴念人であっても自分以外がひなたと添い遂げることは認めないと言い放つ姿が潔くてカッコいいんですよ。
また和歌の気持ちに自分なりに応えようとするひなたによって、主人公の新たな戦絆衣が誕生。神蔵いわく、通常は調停者は1つまでしか持てないそうですが……強くなれるなら何着も着れる方がお得でいいですよね!
Valkyrieたちにも悩みが!?
主人公は、神蔵と活動中に「Valkyrie」と遭遇します。アリスから瘴念の話を聞いた天道輝音は、自分たちでそれを倒して正義のヒーローになろうと言い出して……。
さすがにトップアイドルは話の飲み込みが早く、やる気が違います。また某アニメネタを話す輝音にツッコミを入れる火神栞歩、異世界でもクールな碓氷律と、メンバーの関係性や個性がのぞっける会話がおもしろいです。
そんななか、風早響香が神蔵の声に聞き覚えがあると言い出します。
それもそのはず、神蔵と、メガネをはずした時の栞歩の声は同じ声優の中田譲二さんが担当しているわけですから。
神蔵は以前、主人公と同じように現世に存在していましたが調停者として戦ううちに瘴念に魂を食べられ存在が消されてしまったのです。
▼第5章 神蔵
しかし食べ残しがあったため想世には存在が残り、さらに魂の欠片が栞歩に入ったとのこと。ここで、サービス開始前から話題になっていた「どうして中田譲二さんが女性アイドルキャラの声を担当していたのか」という伏線が回収されたわけですね(笑)。
父親のように温かいまなざしを向ける神蔵と、声のせいで苦労したため激怒する栞歩のギャップについ笑ってしまいました。いくら美声でもかわいい女の子の声が中田さんだったら、苦労しますもんね。栞歩の気持ちが痛い程理解できます。
瘴念との戦いを通して、Valkyrieは自分たちのユニットについて見つめ直せた様子。エイドスサイドでは圧倒的強者だった彼女たちの、弱さや学生らしさをかいま見れてちょっとうれしくなりました。
そして神蔵から土方アリスと、櫻花ひなたが特殊な歌姫であるという事実を教えてもらえました。最初に出会った彼女たちは、やはり特別な存在のよう。これからの物語にも、大きく関わってきそうです。
Remuageが本気でアイドルを目指せない理由
第6章からは、「Remuage」の物語が展開していきます。ニンジャアイドルのセリア・ウエスギに出会ったTwinkle☆Starは、彼女が所属するRemuageとライブバトルをすることになり、見事勝利。明るく振る舞うセリアですが、その表情はさえず……。
想世ではセリアの瘴念人が、4人に分身して大暴れ。さすがニンジャアイドル、夢の世界である想世なら分身もできちゃいうんですね。しかも今回はアリスを人質にとられてしまいます。意思のないと言われる瘴念人ですが、多様化しているようで厄介ですね。
▼第6章 仏流忍者の献身
学校の環境やユニットメンバーたちに不満を言うセリアの瘴念人。律はそんな彼女の不満を一部受け入れつつも、「現実を知らないバカ」と切り捨てます。
そして、まずは自分で頑張ってみろとセリアを諭すのでした。
自分で学プロを作り、アイドル育成までしている律がいうと説得力が違いますね。自分の本音と向き合って逃げないと誓ったセリアは、アイドル活動に本気とは言えないメンバーを説得してなんとか学プロに参加加入できないか策を練ることにするのでした。
▼第7章 Dear My Hero
セリアの決意によって、大きな変化が生まれようとしているRemuage。そのせいでメンバーたちの瘴念人が、続々と登場します。
「セリアのように特別じゃない」と自分のことを思っている日比野彩、大事な家族のためにアイドルになるという夢を諦めようとしている本条佳奈絵、小さいころからアイドルをやってきたため自分自身がが1番どんな子かわからないと嘆く棗楓李。
▼第8章 さよならの代わりに
いつもにぎやかで、エイドスサイドではコメディ担当のように見えた彼女たちにもこんな大きな悩みがあったんですね。とくにアイドルの代わりなんていくらでもいるという楓李の言葉は、切ない気持ちになりました。
ファンとしてはいつまでも続けてほしいですが、環境、将来の夢、いろいろ難しいんですよね。
▼第9章 ウソだらけの真実
仲間たちの支えによって自分たちの瘴念人たちを打ち破ったRemuageはさらに団結し、学プロ承認ライブにも見事合格。主人公も新たな戦絆衣を入手し、よりパワーアップしました。
そのころ、ひなたたちTwinkle☆Starは実力派アイドルの黒瀬麗華と交流を重ねていきます。明るくにぎやかな彼女たちの日常を見て、麗華は自分の過去を重ねているようで……。
想世でアリスと律から、麗華は所属していた「GE:NESiS」から背中を押されてトッププロダクションのヴァルキュリアプロダクションに入ったのに辞めてしまったこと。
それが理由で元のユニットにも、新しいユニットにも加われないでいることを聞くのでした。応援してくれた仲間の期待に応えられなかったこと、これが彼女の心に大きな棘として残っているんですね。マジメで、誠実な麗華らしい悩みだなと思いました。
▼第10章 贖罪の日
そんな話をしていたら、麗華の瘴念人から勝負を挑まれてしまいます。さすがSランクアイドル、律とアリスでは手も足もでず、麗華本人が勝負をすることに!
勝負は互角だったものの、過去に縛られる麗華は苦戦を強いられます。しかしアリスたちに自分の選択を肯定してもらったことで、前に進む決意を決めた彼女は瘴念人を退けるのでした。開き直った麗華は、とってもカッコいいです。
銀河歌劇団の巣立ちの時
所属する学プロの事情で、解散することになってしまった「銀河歌劇団」。ユニットを守りたいという意思を確認し合ったメンバーの渡辺晴美、舞沢悠、六川麻里紗、乙葉くるみ、岩倉寧々は、なんとか解散しないように話し合いをします。
▼第11章 銀河に見る夢
一方、想世に迷い込んだ主人公はすすり泣く麻里紗の瘴念人に遭遇。ユニットのお姉さん的存在である彼女は、解散騒動で後輩たちが大人に成長していくのがいいことだと感じながらも寂しいようです。
メンバーをいつくしむ姿は、姉というよりもはや母! しかし最後は後輩たちの成長を認めて、巣立っていくことを受け止めるのでした。
▼第12章 別れの兆し
一難去ってまた一難。今度は晴美がフレイヤ・プロダクション(フレプロ)にスカウトされ、レッスンに参加しなくなってしまいます。残されたメンバーたちは自分たちの実力を示すため承認ライブをおこないますが、結果は完敗で……。
そんな現実を変えようとしているのか、想世で出会った悠とくるみの瘴念人は無茶な特訓をしています。2人は、周囲に助けてもらってばかりいた自分たちが許せなかったよう。そんな本音を受け入れ、瘴念人と向き合う2人は強いです。
心残りからフレプロで思うようなレッスンができなかった晴海は、クビを言い渡されてしまいます。
その感情が瘴念人となって、想世に出現。自分は夢のために仲間を捨てたヒドイ女だという晴海の瘴念人を、くるみと悠は普通の悩みだとあっさり受け止めてくれるのでした。
▼第13話 ソラに届ける歌
これは早々に解決するかなと思ったら、真剣な悩みを「普通」と言いきられてしまったことが晴海の瘴念人的にはショックだったようです。女の子の気持ちって、繊細で複雑なんですね。
さらに晴海を好きという思いが暴走した寧々の瘴念人も加わって事態は悪化しますが、晴海も寧々も自分の負の感情を受け止め自分の居場所である銀河歌劇団へと戻っていきます。
彼女たちの想いの強さによって、主人公も4つ目の戦絆衣をゲット。調停者として、確実に強くなっていっています。
素直になれないプリティ→プリンセス
佐久間茜が椿瑠璃花を誘い、「プリティ→プリンセス」を結成。無事に承認ライブもクリアしてアイドル活動を始めますが、ある仕事での失敗を機に2人の間に決定的な亀裂が生まれてしまいます。
主人公は想世に瑠理花を連れてきて、茜の瘴念人と対峙させます。茜がいた場所のは、なんと畑! 意外な場所な気もしますが、もう何十年も農業に勤しんでいるアイドルが現実にもいるので違和感はないです(笑)。
▼第14話 小悪魔の誘い
そこで瑠璃花は茜がこれまで辛いことを人に押し付けていた自分の行動を反省していること、そんな自分に追い詰められていることを知りますが「自分のせいじゃない」と切り捨て解散した方がいいというのでした。
もともと方向性が違う2人だけに、彼女の意見も間違ってはいなんだよなと思ってしまいました。
そこに瑠璃花の瘴念人が登場し、「ふさわしいのは私」といい始めて……。
最初は瑠璃花の自己愛かと思っていたら、瑠璃花の瘴念人が慕っているのは本物の茜だったのです。
心の内では自分を気にかけてくれる茜のことを、当は嬉しく思っていたという瑠璃花の瘴念人は、自分とユニットを組もうと誘いますが茜は即断ります。
▼第15話 2人の距離
実は茜はネットアイドル時代からの瑠理花のファンで、彼女と友達になりたかったからプリティ→プリンセスを作ったというのです。
一緒に活動したいのは本物の瑠璃花だけ、そう力強く宣言する茜に瑠璃花も大照れ。何だかんだで、両想いだったんですね。
無事に瘴念人を倒して現世に戻ったあとは、言い争いばかりしているいつもの2人に戻ってしまいますが同じ方向を見ている彼女たちならもう何の心配もなさそうです。
GE:NESiSのリスタート
麗華がTwinkle☆Starのレッスンをしていると話を聞き、アリスや彼女が元所属していたユニット「GE:NESiS」の白拍子美雪、霧島理子、相原希が現れます。麗華を裏切者という希ですが、本当は今でも麗華のことを大事に思っているようでした。
本人たちはいい子そうなのですが、想世のGE:NESiSの瘴念人は勝手に裁判をおこない、被告人は全員死刑と言いきる過激派。
▼第16章 隠された過去
例え調停者と瘴念人の関係でも女の子を一方的に追い回すのはよくないと彼女たちに言われ、主人公も納得してしまいます。相棒に考えを翻されてしまう神蔵が、かなりかわいそうです。
希の瘴念人は現世に興味がなく、美雪や理子も瘴念人の方がいいと断言します。その裏にはGE:NESiSを最高のユニットにすることで麗華や元メンバーの今泉更菜に戻ってきてもらおうとしたが、それが叶わなかった無念があって……。
これまでにない瘴念人たちの考え方に、対策を思案する神蔵と主人公。そこに麗華と更菜、GE:NESiSのメンバーが想世にやってきます。
そこで麗華は自分の覚悟のなさ、更菜は劣等感を持っていたことを仲間たちに謝るのでした。
そんな2人を希は許せず、これからも3人でGE:NESiSを続けるといいますが理子は「夢も目標もないユニットなんて無意味」と言いきります。
夢を追うアイドルユニットではなく、友達グループになってしまったことは理子にとってかなり苦痛だったよう。でも、友達だからこそ指摘できない部分もあるんですよね。
▼第17章 心の強さ
そんな存在が揺らぎつつあるGE:NESiSに、瘴念人たちは「GE:NESiSとはなんなんだ?」と問いかけます。
それには麗華がユニットを組みときに「アイドル界のトップを目指す」という約束があったからで……。
その言葉に奮起した希は改めて本気でアイドルをすることを決意し、美雪と理子もその判断を尊重するのでした。希の白黒はっきりさせ、うじうじ悩まない姿勢は見ていて気持ちがいいです。
GE:NESiSメンバーは麗華と更菜抜きで瘴念人に挑みますが、返り討ちにあってしまいます。そのピンチを救ったのは、なんと更菜の瘴念人!
▼第18章 未来予想図
これも麗華の策略だったのですから、彼女はすごい人だなと思いました。更菜の独白で、自分たちがずっとぎりぎりで頑張って来たことを自覚したGE:NESiS。彼女たちが強くあるため、夢のために努力していることを知ると、ステージのパフォーマンスがより輝いて見えますね。
現実でもともに戦うことを決めた彼女たちは、また5人のGE:NESiSとして活動を再開します。
スタフェス予選の裏で起きている激闘
アイドルの甲子園・スターライトフェスティバルの予選に参加することになったTwinkle☆Star。大事な1回戦でひなたは大きなミスをしてしまい、敗退してしまいます。
そのころ想世では大量の瘴念が界門を目指しており、神蔵や薊禰は近いうちに何かが起こりそうだと不穏なことを口にするのでした。
▼第19章 迷子の少女
栞歩とアリスを守りつつ主人公は瘴念の大軍を退けますが、新たな瘴念が出現して絶体絶命。そこで神蔵は栞歩のなかにある欠片を一時的に返してもらい完全復活を遂げるのでした。
完全復活を遂げた神蔵はとっても強力ですが、どうやら栞歩に影響があるようで。そのせいで、これまでこの力を使ってこなかったんですね。
戦いの後に現れたなぞの影を追うアリスと主人公ですが、敵の猛攻のせいで見失ってしまいます。ここでアリスが、身を案じてくれるんですよ。出会ったころはツンツンしていたのに本当にいい子です、推せます。
敵の行動について話し合う主人公たちは、スタフェスの歌を狙っているのではないかという結論にたどり着きます。栞歩から敗者復活戦の話を聞いた調停者たちは、そこで敵の正体を暴くことおを決意するのでした。
▼第20章 現世の誓い
また主人公はプロデューサーとして、落ち込んでいるひなたをサポート。さらに敗者復活戦に向けた特別合宿で、彼女たちの能力を底上げしていきます。
アンダーサイドではアイドルのプロデューサーらしい仕事をあんまりできていなかったので、ちゃんとアイドルを補佐する仕事もできてよかったです。
来たる敗者復活戦当日。主人公は調停者として想世で、Valkyrieとともに瘴念と対峙します。すべての敵を倒したところで再び現れた黒い影、その正体はなんと輝音の瘴念人だったのです。優秀なアイドルである輝音の瘴念人、絶対に強いですよね。
歌の力を集めているという輝音の瘴念人。瘴念人を倒しために輝音の悩みを解決しようとしますが、本人はまったく思い当たることがないよう。確かにあっけらかんとしたゲーム好きの彼女が、大きな悩みを抱えているようには見せません。
さらに瘴念人の方も、自分は本来から分離されたネオミアノイジーだと言うのでした。倒し方もわからない敵の登場に、どうなるのかドキドキしてしまいます。
Twinkle☆Starのライブに、輝音の瘴念人たちが攻撃をしかけてきます。主人公たちは必死に界門を守りますが、その力は強大で……。
▼第21章 影の侵略者
ボロボロになってまで戦う調停者たちを見て、アリスは何のメリットもないのに自分たちを守ってくれるのかと問います。それに主人公は、ある答えを見つけるのでした。
調停者の意地で輝音の瘴念人を倒したものの、とどめをさす寸前に逃げられてしまい正体や目的はつかめずじまい。しかしアリスをはじめ、アンダーガールズとの絆がより強くなったのですから結果オーライですよね。
敗者復活戦も見事に主人公たちの学プロが勝利し、現世、想世両方で未来に向けての再スタートを切ることとなるのでした。
このようにアンダーサイドでは、アンダーガールズたちの心の葛藤に焦点を当てたストーリーが展開しています。
これを読めば、彼女たちをより応援したくなることも間違いなしですよ。
またエイドスサイドでは合宿やテスト勉強など、よりキラキラしたアイドル&学生らしいエピソードを楽しむことができます。そちらもぜひ、チェックしてみてくださいね。
シナリオ集を毎日連載中!
AppBank.netでは、『青空アンダーガールズ! Re:vengerS』の全メインストーリーを全文掲載する「あおガルシナリオ集」をほぼ毎日連載中!
現世(エイドス)サイドだけでなく、想世(アンダー)サイドやサブシナリオ(アイドルストーリー)も掲載しているので、ぜひこの機会にシナリオを読破してみましょう!
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・販売元: SQUARE ENIX Co., Ltd. ・掲載時のDL価格: 無料 ・カテゴリ: ゲーム ・容量: 155.7 MB ・バージョン: 2.0.6 ※容量は最大時のもの。機種などの条件により小さくなる場合があります。 |
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