【あおガルシナリオ集】小説『革命の季節』(Remuage)
2019年1月31日にサービス終了を迎えたスクウェア・エニックスのアイドルゲーム『青空アンダーガールズ! Re:vengerS(リベンジャーズ)』のシナリオ集をお届けします。
この記事では、特設サイトで公開されていたWeb小説『革命の季節』(Remuage)を紹介します。
小説『革命の季節』(Remuage) ●執筆:木尾寿久
ぐつぐつぐつ。
応接用の机に堂々とカセットコンロと鍋が置かれており、その周りを三人の女学生が取り囲んでいた。
「春は革命の季節デス。だから組織のトップである、学園長の部屋で鍋をしましょう」
何が「だから」なのか一切不明だが、非公式アイドルユニットRemuageのセンターであるセリアの思いつきから、今回の企画が実行された。
「なぁ、セリア。本当に大丈夫なの?」
「さすがにマズくね?」
彩と佳奈恵は額に汗を浮かべながら、しきりに入口を気にしている。
学園長に許可をとっているわけがない、というか、許可が下りるわけがないので、ふたりの心配はもっともだった。
「バレたら退学になっちゃう……」
「ダイジョーブ! その時はみんなでニンジャ学校へ行くでありんす!」
「全然大丈夫じゃないんだよねぇ。履歴書に中退とかつけたくないじゃん」
佳奈恵は落ち着かない様子で体を揺すって、乾いた笑いを浮かべた。
セリアだけが上機嫌だった。
「ダークサイド鍋ではないデスが! いいですねぇ! 鍋! ウキウキしますねっ! オー! ブギョー! シラスのおサタ!」
「鍋って季節じゃないけどね」
彩はため息を吐いた。
ふたりが逃げないのは友情と好奇心、それとスリルを味わいたいがためである。ふたりは、何だかんだでセリアに振り回されることを楽しんでいるのだ。昨年からの付き合いで、彩と佳奈恵のブレーキは少しずつ摩耗し、いまではほぼ壊れていた。
「お鍋もいい感じデス」
コンロの火力を弱める。煮えてきたようだ。
「だいたい、学園長室で鍋って意味分からない」
「発想が異次元なんだよね。セリアって、絶対弟たちには会わせられない。ちょー悪影響」
佳奈恵は、家にいる弟たちの顔を思い浮かべて、渋い顔で唸った。
その矢先、学園長室の扉が、トントンと鳴った。
「げっ!」
「ああ……また怒られる……」
「むむむっ! まだ鍋に手をつけてもいないのにっ! だがしかーし! こんなこともあろうかとっ! ちゃーんと鍵をかけておいたのでありんすっ!」
「なるほどっ! って、学園長ならカギ持ってるでしょ!」
どや顔のセリアを彩がはたく。
ガチャガチャガチャッ!
激しく扉のドアノブが鳴った。
「というかノックあったんだから客じゃん? ここはやり過ごすのもありなんじゃ?」
「そ、そうよね」
しかし、常にふたりの斜め上を行くのが、セリア・ウエスギというアイドルだった。
「はい! いま出るでありんす~!」
ガチャリ。
「「セリアっ!?」」
「だって、お客さんを待たせちゃいけないって、ママンが言ってたでありんす」
「アンタの客じゃないでしょ!」
無情にも学園長室のドアは開かれる。
入ってきたのは、どこかぽけっとした表情の生徒だった。
「あれ? ここ学園長室やなかったっけ?」
「そうデスよー」
「あれ? あんさんは? キレイなガイコクジンさんやなぁ~」
「カワイイニホンジンデスね~!」
「おおぐろーばる! ないすとぅーみーちゅー?」
「ないすとぅみーちゅーちゅ~!」
「ちゅ~!」
「いぇ~!」
「さ、よく来たな勇者よ!」
「勇者ぁ~? ちゃうで? うちは……なんやろ?」
「ニンジャか!? ヘイケか!? ゲンジか!?」
「あえて言うなら、はいぱーまるちめでぃあくりえいたー、棗楓李や。よろしゅう」
そう言った楓李は部屋を見渡す。彩と佳奈恵に気づき、会釈した。
「どうもなぁ~」
「あ、どうも」
「どうも……」
そして楓李はふたりに近づくと、一緒に鍋を囲んだ。
「……なんか、おかしくない?」
彩の疑問はもっともだが、言い出しっぺのセリアが至極当然のような顔をしているので、それ以上は何も言えなかった。
「退学届け出しに来たんよ」
「おー! 今までお勤めゴクロウ様でした!」
いい感じに具材が煮えて、そこそこお腹にたまって来た頃には、セリアと楓李はすっかりうち解けていた。
「楓李って高等部一年でしょ? 入学式が終わってすぐじゃないの」
「せや、まあ繰り上がりやけどな。うちは中等部からおるから」
「でも、なんでこの時期に?」
入学早々に退学したいとは穏やかな話ではない。彩は腕を組んだ。
「ああ、都会に馴染めへんかったんや」
「それは慣れるんじゃないかな? せっかくアイドルになるために入ったのに、もったいない気がする」
「先輩風でありんすか、アヤ。良いこと言うでありんす!」
「そういうわけじゃないわよ!」
「彩はん……ええひとやなぁ。おおきに。でもごめんな、今の嘘や」
「何で嘘をつくのよ!」
彩は楓李を何度も指さして、佳奈恵を見た。まあまあと佳奈恵はなだめるが、その顔は笑っている。
「本当はシャバに戻りたくてな~?」
「シャバって……」
「学園なんて牢屋みたいなもんや」
「そう? ここは自由な校風だと思うけどね」
佳奈恵は肩をすくめ、髪をかき上げる。アイドルの育成を行うこの学園は、自由な校風を売りにしていた。
「というか、そのシャバっていうのも嘘でしょ。本当のことを言いなさいよ」
「なんや、意外とガツガツくるねんな。ばりけーどな理由があるかもしれへんやろ?」
「デリケート、ね」
ひとを見た目で判断するのはよくないと、彩は思う。だが、このお気楽えせ京都弁アイドルに、そんな深刻な理由があるとは思えなかった。
「まあ、あえて言うならロマンやね」
「ロマンでありんすか!」
セリアは勢いよく白滝を掲げた。汁が飛び散り、彩が小さく悲鳴を上げる。
「せや。高校一年早々、特に理由もなく辞めたらおもろない? それも学園長に直接退学届け出しに行くんや! びっくりするで!」
「ああっ! わかるでありんす! 退職届を持って社長室に行く! ロマンですありんすね!」
意気投合するセリアと楓李はジュースで乾杯した。彩は理解できないという顔でため息をつき、佳奈恵は腹を抱えて笑う。
「くっくっくっくっ。うっ、ふふふっ、ひっくっ、バカじゃないの……?」
「佳奈恵って、実は変な人好きだよね……」
「じゃなきゃセリアや彩とつるまないでしょ」
「私もなのっ!?」
彩の呆気にとられた反応が面白くて、佳奈恵はさらに声をあげて笑った。
「……はぐはぐ。ああ、美味しぃ! このお肉とか、味が染みてて」
「鍋ブッギョー! そのきのこ! きのこは食べていいでありんすか!」
「あ~白滝や。嫌やわぁ~。これぐにゃぐにゃしてて嫌いやねん」
「じゃあアタシにくれ。って、おい! 何全部持ってってんだっ!」
「こんな不味いものを人に押し付けるのはあかん。任せてな~」
「独り占めしたいだけじゃんっ!」
鍋は盛り上がっていた。
ただただ、盛り上がっていた。
「楓李って、小学生からずっとアイドル活動してたんよね?」
「せやで。ず~っとや。親もそうなんや、だからかな~?」
「ああ。子供は絶対にアイドルにっ! って?」
「おー! サラブレッド!」
親がアイドルだったり、業界系だったり、著名人だったりすることは神楽ヶ丘学園には珍しくない。
しかし楓李の雰囲気は、およそ小さいころからアイドルとして育ったようには感じられない。
「それも嘘?」
半眼で彩が楓李を見た。
「ちゃうで、これはホンマやわ。ただうちはほら、別にアイドル興味ないんや」
「無理やり入れさせられたのか」
「うーん。それもちゃうねんけど……」
三人が顔を見合わせると、楓李はヘラリと笑った。
「つまりな? うちはず~~~っと、幼稚園からアイドル教育の毎日やったからな?」
「ああ、流されるまま高校まで来たってことでありんすな?」
「せや。これ、エスカレーター式のつらいとこやな」
「ユピー! 無受験進学! エスカレーター社会!」
セリアは声をあげ、がビシッと無意味にポーズを決めたた。「ユピー!」というのセリアの口癖で、日本語では「イェイ!」というようなニュアンスだ。「階級社会ではないと言われる日本社会! しかし実態は、親の職業年収交友関係から教育によって子のステイタスが~~!」
「ま、そうゆーことやな、あはは」
佳奈恵はその笑いが何か落ち着かず、ジュースに口をつけた。
気が付けば鍋の賑わいはどこかに消え、部屋は静かになっている。
「アイドルって、才能と努力だけやないやろ? 意外と残るだけなら、才能がなくても努力も半端でも、ずるずるずるずる続いてしまうんや」
「あー、それは分かるかも」
同調するように呟いたのは、佳奈恵だった。
「うち、ラーメンは伸びてるほうが好きやけど、どうせトップアイドルにはなれへん。だったら、なんも意味あらへん」
「そ、そんなことないんじゃないかな……」
彩は思わず口を出した。
「何が?」
「え……いや……ええっと。別にトップアイドルになるだけが道じゃないっていうか」
きっとトップアイドルになれる。誰も、そうは言わなかった。
「三ツ星シェフだけで世界が回ってるわけじゃないからねぇ」
佳奈恵は同意しながらも、居心地の悪さを感じていた。
(というか、なんでこんなマジっぽい話になってるの?)
真面目な話は自分たちに似合わない。さらに本音を言えば、恥ずかしい。だから佳奈恵たちは、大きな声をあげ、はしゃぎ、問題を起こす。すべてはただの照れ隠しなのだ。
佳奈恵は、セリアならこの空気をぶち壊してくれると期待した。なにせ、セリアは不真面目系アイドルRemuageの長だから。
しかしセリアは佳奈恵の視線に気づくと、目を瞬かせ、笑顔になり……。
「ちゅっ」
ウインクと投げキッスをした。
佳奈恵は見なかったことにした。
「でもな? みんな二流になりたくてがんばってるわけやないやろ? それやのに一流になるくらい頑張るのはイヤなんや。そんなことするぐらいなら、手を抜いて三流になった方がミジメやない。そしたら、才能があったのかなかったのかは誰にもわからんやろ?」
佳奈恵と彩は居心地悪そうに聞いている。アイドル学校に入るということ自体が目的の、いわば遊びに来ている彼女たちにとってはつらい話題だ。
「本当に一流アイドルになりたいなら頑張ればええだけなんやけど。うちはやる気ないから無理や。だったら何か他の夢でええわ。公務員とかITえんじにあとかバスの運転手とかいろいろあるやん。興味はないけど」
「ええっと、それでもいいの?」
「難しい話やね。文系の専攻した学生がシェイクスピアに興味あるかって話やない?」
「それは何か違うんじゃないか?」
「せやろか? 少なくともアイドルは楽しいけど、何やっても、ああ、自分がっかりやなぁ~って分かるから、うちは嫌やわ」
「フウリは意識が高いのデスねぇ」
ずっと黙っていたセリアは、ふわりと笑って言った。
楓李はあっさりと頷く。
「あ、せやで? 意識高い系やから、うち」
「でも楓李は、きっと大物アイドルになると思うデスよ」
「……ん?」
楓李は、いまの話の流れでどうしてそうなるのか、理解できなかった。
「うちが何をどうしたら大物になるんや?」
「ママンは言ってまシタ。苦しんで迷った人ほど大きくなるって」
「うちは苦しんでへんけど……よく道には迷うけどな?」
「あはは、アヤとカナエと同じで強がりでありんすねぇ~」
彩と佳奈恵は急に出た自分の名前に驚くが、セリアは気にしない。
「フウリはアイドルが好きでしょうがなくて、どうしたら良いか分からないのでしょう? わかりますよ。あちきも、いやワタシたちも、どうしたら良いか分からないのは同じデスから」
「……うちは」
楓李は何かを言いかけた。
それはセリアに対する反抗だったかもしれないし、素直な気持ちを吐露しようとしたのかもしれない。
だけどその先をセリアたちが聞くことはなかった。
「「「あ?」」」
「む?」
ガチャリと音がして、扉が開かれる。
ここの学園長室の主、久石かぐらが帰ってきたのだ。
罰として校門周りの掃除をしてきなさい。学園長の久石かぐらはお説教のあとにそれだけ言うと、次は自分も鍋に誘うことをセリアに約束させ、解放した。
「ガクエンチョーは話の分かるヤツでありんすねぇ~」
「心臓に悪かった……なんか名前覚えられたし、私……」
「アタシもだよ。うぅ~、家に電話が来るとかないよな?」
神楽ヶ丘学園の校門前で、四人は箒をもって立っていた。
「うちは退学でも良かったんやけどなぁ。そしたらレジェンドやで。……というか、彩はんたちはそれが目的やなかったの?」
「違うわよ……」
「そうなん? つまり、ただの変な子なんやね」
「アタシ、楓李には言われたくないなぁ」
罰として言い渡されたものの、Remuageのメンバーと楓李が、それを素直にこなせるわけはなかった。掃除はすぐにグダグダになり、口数ばかりが増えていく。
そしていつの間にか完全に手は止まり、ただただ、無駄話だけが止まらなくなっていった。
「君たちは全くアイドルとしての自覚が足りない……。そんなことでトップになれるとでも? くいっと眼鏡を上げるデス」
「私、なりたいです!」
「そうか、ならばこれからはジャンクフードなど食べられないデスよ?」
「じゃあ諦めます」
「オィィ! 諦めんなよ! もっとヤマト、熱く燃え上がれデスよ! ……はい次」
「うちはアイドルになって三億円貯まったら世界旅行するわ~。ギアナ高地とか、マリアナ海溝に行きたいんや」
「い、いや、絶対によく分からず言ってるよね?」
「はーい! アイドルって就活に有利ですか~?」
「おら、面接に髪染めてくるなでありんす! 全く、最近のギャルはこれだから!」
「セリアも染めてるじゃん。はげるよ?」
「ああ、これカツラでありんすから」
「「「え」」」
雑談はどこまでも続いていく。
やがて立っていることも面倒になった四人は、コンビニ前にたむろする不良のように、校門の端に座り込んだ。
「三億円あったら何ができるデスか?」
「レジェンドアイドル賞を買い取るとか?」
「完全に賄賂だから!」
「汚いわぁ、佳奈恵はん……」
「アイドルとのふれあいチケットつければ余裕でありんすよ」
「「やめろ」」
「天才やね」
「そしたら武道館でカブキアイドルデビューとかできそうでありんすねぇ」
「アタシはギャル雑誌の表紙とか飾りたいなぁ」
「自分の曲のPVで踊りたい……」
「あとは……そうやなぁ。三億円あったらアイドルとか、やりたいかもなぁ」
楓李の呟きに、三人は一瞬口を閉ざして考え込んだ。
「アイドルかぁ……」
「アイドルねぇ……」
「アイドルでありんすか……」
さらに短い沈黙。
そして、セリアが口を開いた。
「アイドル。……やるでありんすか?」
誰も返事はしなかった。
「……春は革命の季節でありんすからなぁ」
不敵に笑うセリア。
次の瞬間には、箒を放って校舎へ戻っていった。
「ちょ、セリアどこ行くの?」
「アヤ、止めてくれるな! 時間は待ってくれないのでありんす!」
「あー、掃除はいいわけ? 一応これ、罰だったんじゃないの?」
「せやせや、うちはやり遂げるでぇ。それで体罰やってメディアに訴えるんや。衆人環視の前で肉体労働に従事させられたって」
楓李はダラダラと掃除を再開する。
しかしセリアがぐるりと引き返してきて、楓李の腕をとった。
「フウリ、そんなのほうっておけばいいのでありんす! どーせ後で怒られるだけで済むのデスから!」
「うち、怒られるの嫌やけど……」
「それならあちきの所為にすれば良いでありんす!」
「あ、ちょっ! セリアはん! や、ややわぁっ! どこ行くんっ!?」
楓李はズルズルとセリアに引かれていく。最初は抵抗していたが、セリアの強情な態度に、すぐに諦めた。
「大きな戦いの前には準備が必要! イザというときに塩を送られているようではダメなのでありんす!」
「せやろか? うーん、そうかも。……うちの人生、流されっぱなしやな」
「ほら、アヤとカナエも行くでありんすよ!」
彩と佳奈恵は目を合わせ、小さく笑いあう。
そして箒を放り出すと、セリアのあとを追った。
校門には、投げ出された箒だけが残っていた。
四人の様子を見に来た久石かぐらはそれを拾い上げ、ぽつりと呟く。
「こどもよねぇ」
アイドル養成の場であるこの学園では、仕事というものが学生のうちから絡むため、大人びた子が多い。そんななかで、あの四人は珍しいタイプだと言えた。
好きなことしかできない子、誰かに決めてほしい子、必要以上に背負い込む子、何も背負いたくない子。かぐらには、そう見えた。
(才能ということなら、この学園の子はみんなもっているけど……それに気づけないひともいる)
楓李の退学届けは、一度、教員経由で出されていた。ただ親の許可がなかったため、なかったことになった。だから楓李は、直接学園長室に乗り込んできたのだ。
もしセリアが学園長室にいなかったら……自分は、退学届けを受け取ってしまっていたかもしれない。
(Remuageの一員になるのかしらね)
そうならいいと、かぐらは思った。
セリア・ウエスギを筆頭とした非正規ユニットに対して、彼女はある程度の知識を持っていた。
というのも、セリアたちの存在は度々教師たちの中で問題になるからだ。
所属アイドル全員が、学園を辞めようとしたことがあるか、辞めさせられる可能性があった。
特にセリアは一年前の入学式、優秀な成績でフランスからやってきて「この学園は、ツマラナイところデスね」と、かぐらに対して言ってのけた。
ゲームとアニメとドラマに負ける、夢も希望も華やかさもない場所。
機械化されてしまった伝統技法。……アイドルの、ジャイロパレットのようだと。
「絶対に、前言撤回させてみせるんだから」
かぐらは散らばった箒を片付けて、校舎へと戻っていく。
Remuageがアイドルというものに対して、どう向き合っていくのか。
それは本人たちもあずかり知らぬところで、意外にも重要な意味をもっている。
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