なんで無料で遊べちゃうの!? スクエニの大作感漂うガチRPG『グリムエコーズ』を高評価

スクウェア・エニックスが3月28日(木)配信予定で、事前登録受付中の童話RPG『グリムエコーズ』のレビューをお届けします。……ほとんど買い切りアプリのゲーム性なんだけど、なんで無料で遊べちゃうの!?

フィールド移動にザコ戦でのレベル上げ……これはもはや「ソシャゲ」ではない!


スマホゲーといえば、画面タップポチポチのオートバトルでカジュアルに遊べるお手軽ゲー……なんて時代も今は昔。

いまやストーリーがしっかりしていて、バトルシステムも非常に練りこまれたガチのゲームが増えてきました。

でも……さすがにこれはやりすぎでしょ!?

▼村やフィールドを自由に移動して、村人からヒントをもらいながらゲームを進行!



▼オート移動もあるけど、一部のダンジョンはちゃんと自分で探索しないといけないという、昔ながらのプレイフィール! そして、あえて目的地からはずれた行き止まりを調べてみると宝箱が! こういう寄り道、コンシューマRPGのあるあるですよねー。



▼バトルは3Dフィールドで展開。3Dで表現された童話キャラを操作して戦えます!


▼アイテムで経験値を獲得することもできますが、基本的にはひたすらザコ敵を倒してレベル上げ! フィールドをぐるぐるまわってザコ敵を狩る感覚、これはこれで楽しい! ジャスト回避など、けっこうプレイスキルも大事です。




……ぶっちゃけ、遊んでいる感覚は完全に「パッケージのコンシューマゲーム」。スーパーファミコンやプレイステーション時代に体験した「RPG体験」をがっつりと味わえるスマホゲームになっているわけです。

▼このCMだけ見ると、普通にコンシューマのパッケージ型RPGに見えちゃいますよね。

スマホゲーをひっくるめて、なんとなく「ソシャゲ」と呼ぶ風潮がありますが、『グリムエコーズ』は確実に「ソシャゲ」ではなく、「ソロプレイで、キャラを育てつつ、ストーリーを追いながら楽しむガチRPG」と言えるでしょう。
(ある意味でいさぎよいほどソーシャル要素がありません。現状、フレンド機能や対戦機能もありません!)


▼ストーリーの雰囲気はこちらのPVをご確認あれ。罪を犯して役割を剥奪された童話キャラが、どんな贖罪をしていくのか。重過ぎるわけはありませんが、シリーズ作品の『グリムノーツ』と比べると「本当は怖い童話」的な「えぐみ」も味わえる、ややオトナ向けのシナリオだと感じました。オレ好みっす!

じゃあ逆に、課金要素はどこなの?

そんな前提で、逆に「パッケージゲーム」と違うところは、ざっくりと2点。

1つは、実時間の経過が必要な要素がある=時短(時間短縮)に関する課金が用意されていること。

例えば、宝箱を開けるために数時間ほど待つ必要があったり、フィールドで採集できる素材が復活するまでに何時間か待つ必要があったり、特殊なクエストに派遣したパーティが帰ってくるまで数時間待つ必要があったり、そういう部分を「時短アイテム」で楽をできるわけですね。
(一定時間経験値やGOLDの獲得量がアップするような形での「時短アイテム」も存在します)



もう1点は、召喚(いわゆるガチャ)で、バトルで使えるヒーローを仲間にできること。

あ、ガチャって聞くと脊髄反射的に「課金ゲーじゃん!」と顔をしかめる人がいるかもしれませんが、ちょっと待って!

違うんですよ。たしかに本作は「星4」とか「星3」とか、ヒーローごとにレアリティがあるんですけど、普通のゲームとはレアリティの考え方が違うんです。


本作では、限界突破によってレベル上限がアップ&基礎能力がアップ&「星」が増えていく仕組みなので、「星1」で仲間にしたヒーローを「星4」のレベル100まで育てた時と、「星4」で仲間にしたヒーローをレベル100まで育てた時で、能力差がないんです。


▼ガチャやドロップでヒーローを獲得すると、限界突破に必要なポイントがたまっていきます。


そして、ほとんどのヒーローはゲーム中のダンジョンクリア報酬としてドロップする=無課金でも時間をかければ「星4」レベル100まで育てられるようになっているんです。
(ガチャで「星4」を引くことも、いわば育成時間を短縮する「時短」というわけですね)

▼「ほこら」をクリアするとヒーローがドロップすることも。初回クリア報酬で、がんがん星1ヒーローは仲間にできます。



……個人的にはむしろ、「部屋の装飾」とか「キャラの着せ替え」とか、お布施をしやすいおまけDLC的な課金要素が欲しいと思ってしまったくらい、無課金でも普通に遊べるRPGとしてハマってしまいました!

▼難易度は、推奨レベルを大きく上回ればギリギリ力押しができるくらいのほどよい難しさ。ボス相手には初見で負けて、少しレベル上げをしたり、装備品を鍛えたりして再チャレンジすると勝てる感覚ですね。つまり、歯ごたえがあって楽しいってこと!


バトル中心のゲームも楽しいけど、フィールド移動の「探索感」も楽しいですよね!

もうすぐ小学生になる僕の息子は、2歳くらいからスマホや3DS、ニンテンドースイッチ、PS4、PS Vitaとかでゲームに慣れ親しんできましたが、アクションゲームはともかく、RPGってけっこう難しくて、あまり遊んでこなかったんですよね。

スマホのキャラゲー系のRPGにはバトル中心のものが多く、息子は「自分が好きなキャラクターを育てて戦える楽しさ」に満足しているようでしたが、ファミコン時代からずっとゲームを遊んできた僕としては、ちょっともやもやしていた部分もあったんですよね。

RPGって、バトルも楽しいけど、フィールドやダンジョンを探索する感覚も楽しいんだけどなーって。

そんなわけでここ最近は、毎週土日に1時間ずつくらいファミコンミニ(ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ)でファミコン版『ファイナルファンタジーIII』を遊ばせてみたのですが……最初はめんどくさがって、ぐだぐだでした(苦笑)。

戦って勝てばストーリーが進んでいくタイプのRPGしか遊んでいなかったので、「自分で次の目的を探す」という感覚がなかったんですよね。
(逆に自由な発想で、サスーン城のお姫様のベッドで寝て「いいにおいがするよね」という謎の妄想力を発揮するなど、キャラになりきるロールプレイは楽しんでいるようでしたが。笑)

そんな息子も、ネプト竜の神殿をクリアして船を手に入れるころには、「村人に話しかけて重要なことからどうでもいいことを聞いて楽しむ」「寄り道をして宝箱を集める」「怪しい壁に手当たり次第でぶつかって隠し通路を探す」など、フィールド移動ができるからこそ味わえる「楽しさ」をしっかりと味わってくれるようになりました。

まあ、僕が手本を見せたりヒントを出しながらナビゲートしたからという部分もありますが、やっぱり「フィールド移動&村人との会話」って、RPGの重要なファクターなんですよね。

▼ストーリー進行と関係がないところを調べてニヤニヤするのもRPGらしいですよねー。


と、余談が長くなりましたが、そこでこの『グリムエコーズ』の話に戻るわけですよ。フィールドを移動できるからこそ味わえる「探索感」を、ぜひ多くの人に味わってほしいと!
(しかも、基本プレイ料金無料で!)

▼アビリティボードでアビリティを獲得することで、木を伐採したり、釣りをできたりするように。素材集めの幅が広がるのも楽しい!


かつてスーパーファミコンやプレイステーションでフィールド移動があるRPGを遊んできた方はもちろん、バトル中心でフィールド移動がないRPGを中心に遊んできた方も、ぜひ一度『グリムエコーズ』を遊んで、「探索感」というRPGのお作法の一つを楽しんでみてはいかがでしょうか?
(もちろん、ストーリーやキャラ育成、バトルシステムなど、どの部分もしっかりと作られてますけどね)

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グリムエコーズ ・販売元: SQUARE ENIX Co., Ltd.
・掲載時のDL価格:
・カテゴリ: ゲーム
・容量: 159.6 MB
・バージョン: 1.0.1
※容量は最大時のもの。機種などの条件により小さくなる場合があります。

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