人狼×Jホラー! 読み始めたら止まらない『レイジングループ』をゴールデンウィークに堪能しよう!

この記事では、テキストアドベンチャーゲーム『レイジングループ』についてライター「カワチ」さんに紹介いただきます。

読み始めたら止まらない! 人狼 × JホラーをGWに堪能しよう(文:カワチ)

みなさんは『シャドウゲイト』や『ドラッケン』といったファミコンやスーパファミコンの時代に有名だったケムコが再び話題になっていることを知っているでしょうか? あ、そもそも『シャドウゲイト』や『ドラッケン』を知らないという若い世代の声も聞こえてきそうですが、そこは無視します(苦笑)。

現在、ケムコは活躍の場をコンシューマからモバイルアプリ市場に移して、さまざまな作品を発表。多くのゲームユーザーから注目を集めています。屋台骨となっているのは『アスディバインハーツ』や『ドラゴンシンカー』といったRPGですが、もうひとつ話題となっているものがあります。それはテキストアドベンチャーゲームです。

ディレクター/シナリオライターを務めるamphibian氏の紡ぐ物語が口コミで評価されていき、最新作の『レイジングループ』はついに大ヒット。コンシューマ移植や小説化など、どんどん展開が広がっていき盛り上がっています。

ここでは、その『レイジングループ』の魅力を紹介していこうと思います。


本作は、「汝は人狼なりや?」を題材にしたノベル系アドベンチャー。主人公の房石陽明(ふさいし はるあき)は、バイクで旅行をしている最中に、とある霧が出たときに「黄泉忌みの宴」という殺人儀式が行われる休水という集落に迷い込むことに。

▼主人公の房石陽明。


「黄泉忌みの宴」は村人の中に潜んだ「おおかみ」を探し出して、くくり殺さねばならないというもので、その内容はまさに「人狼ゲーム」そのもの。信心深い老婆や年端もいかない少女など、さまざまな人物が宴に参加するなか、話し合いでおおかみを探っていきます。

▼紛れ込んだ「おおかみ」のほか、他者がおおかみかひとかを知ることができる「へび」などの加護持ちの人物も。人狼ゲームのように「おおかみ」が加護持ちだとウソをつくこともあります。


「黄泉忌みの宴」は自分たちが普段遊んでいる人狼ゲームなどと違って、それぞれ自分の命がかかっているので、話し合いのシーンにはとても緊張感があります。くくる(村のために犠牲にする)人物を選ぶシーンもとても重いものになっていて、そのシリアスな物語に引き込まれていきますね。

▼特殊な信仰がある村とはいえ、生きている人間なので簡単に死を受け入れられるわけではありません。


宴で繰り広げられるそれぞれの心理戦や策略もおもしろいです。本作は主人公が頭がいいので「なんでここでこういうことを考えないんだろう」というストレスを感じることはないので、安心して読み進めることができます。一方で主人公が冷静かつドライすぎてビックリすることもありますが、物語を読み進めていくうちにそんな彼が頼もしく好きになる……ハズ!

▼いつでも冷静な陽明。サイコパスなのかな?と思う部分もありますが、頼れる主人公です!


また本作のルールが特徴的なのは宴で勝利すればいいということではないこと。じつは主人公は死ぬとループしてしまい、最初からやり直すことになってしまいます。そのため、このループから抜け出すために、なぜ休水でこのような儀式が行われているのか、なぜ自分がループに巻き込まれているのかといったことを探っていく必要があります。

本作では新たなルートに進むとキャラクターの役職が変わるため、次は誰がどの役職なのか探る楽しさがあり、一方でなぜ宴がおこなわれているのかという世界観の謎を解いていく楽しさもあります。

▼宴の参加者が増えたり、主人公の陽明が加護持ちになったりと多彩な変化が楽しめます。


また、物語を読み進めるノベルゲームの本作ですが、謎解きのようなおもしろい要素も。物語を読み進めていると「?」と表示されて選べない選択肢がでてきます。本作ではバッドエンドになると新たな情報となる「KEY」をゲットすることができ、この「KEY」があればそのKEYに対応した選択肢が選べるという仕掛けになっています。

▼最初は選べなかった選択肢もKEYを入手すると選べるように。


この仕掛けの作り方が絶妙で、随所で物語の気になっていた伏線を回収してくれるのでプレイの止めどきが見つかりません。自分は物語に集中しすぎて普通に徹夜してしまいました(苦笑)。

▼ヒントをオンにしておくことで、次に取るべき行動を教えてもらうこともできます。物語に集中したい人も安心。


▼チャートからいつでも好きなシーンへ飛ぶことができるので、ストレスを感じることはありません。


また、老若男女を問わない個性的なキャラクターが物語を盛り上げる本作ですが、各ルートにはメインヒロイン的な立ち位置となる女の子が登場。物語のなかで主人公の陽明といい感じの展開になるので、ギャルゲー的なドキドキも楽しめます(笑)。

▼筆者のお気に入りは回末 李花子(うえまつ りかこ)ちゃん。ミステリアスな女の子に見えてドジな一面もあって、そのギャップが好き!


さらにいちどクリアしてからのお楽しみ要素も。本作は2周目から登場人物の心境や主人公不在のシーンが追加される「暴露モード」が実装されるので、キャラクターがどういう心境や戦略で宴に参加していたのかわかるようになります。かなりのシーンが追加されるため、また新鮮な気持ちでゲームをプレイできるのがうれしいところ。

▼「暴露モード」でさまざまな伏線が明らかに。


2周目の「暴露モード」もあり膨大なボリュームのゲームになっていますが、とにかく先が気になってとまらなくなるゲームです。人狼ゲーム、ミステリー、伝奇、このあたりのキーワードにピンと来た人はぜひ本作をプレイしてみてください!

▼無料版▼
メインルート1本+αをプレイできます
▼プレミアムセット版▼
本編+エクストラコンテンツ5本
ADV レイジングループ【プレミアムセット】 ・販売元: Kotobuki Solution Co., Ltd.
・掲載時のDL価格: ¥1,600
・カテゴリ: ゲーム
・容量: 69.4 MB
・バージョン: 1.6.0
※容量は最大時のもの。機種などの条件により小さくなる場合があります。

©2015 KEMCO ©2015 dwango

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