【戦場の絆】「勢力戦 オータムバトル2019」の先行支給機体「ディジェ」と「バウ」インプレッション[PR]

バンダイナムコアミューズメントは、アーケード用ドームスクリーン式戦術チーム対戦ゲーム『機動戦士ガンダム 戦場の絆』のイベントとなる勢力戦「オータムバトル2019」をスタートしました。開催期間は9月25日〜10月29日です。

「オータムバトル2019」の先行支給機体は地球連邦軍/ジオン軍で異なるカテゴリ2機種が登場!



今回の勢力戦では、地球連邦軍に「ディジェ」、ジオン軍に「バウ」が先行支給されます。支給条件はどちらも「貢献ポイント」を勢力戦期間中に750ポイントを貯めることとなっています。

ステージスケジュールは公式サイトをご確認ください。

ディジェ



カテゴリー:格闘型
素体コスト:220
地上/コロニー出撃可能
再出撃Lv3

エウーゴの支援組織カラバが「リック・ディアス」を基に開発した陸戦用モビルスーツ。「リック・ディアス(QV)」と同コストながら地球連邦軍では久々の地上/コロニーで出撃できる格闘型となっており、タックル追撃が可能な点が特徴です。

基本バランサーは160/240(よろけ/ダウン)の中バランサー機体となっています。

・メイントリガ武装



「ビーム・ライフル」「クレイ・バズーカ」のどちらかから選択が可能です。

「ビーム・ライフル」は6発装填単発発射で、トリガを引き続けるとビームを連続で発射するフルオート発射が可能です。射撃時の硬直はなく、発射遅延も感じさせません。弾速もありますが、ダウン値が1発40で威力は8〜10と控えめです。

同コスト帯の「ガンダムEz8」や「B.D.2号機」の「100mマシンガンC」に近い武装特性になっていますが、威力はやや控えめ。2発で低および中バランサー機体をよろけさせ、3発ヒットで高バランサーをよろけさせることができます。

ロックオン距離は127mと一般的格闘型と同じレンジですが、射程距離は140mとこちらもわずかに控えめ。射撃戦主体で戦う場合は、相手のバランサーに注意したいところです。リロードは常時リロードとなっており、全弾撃ち切ると15.6カウントかかりますが、2.6カウントで1発分回復します。

対低〜中バランサーの相手の硬直に2発叩き込んで「クイックストライク」(射撃→格闘やタックルの連携)で踏み込みつつ短時間でダメージを取り、連撃からのクイックドローおよびタックル追撃からの射撃で次の敵を狙ったり、建物の影に退避するという格闘型の基本的な機動には使いやすい武装かと思います。また、クイックドロー外しにも使えます。

「クレイ・バズーカ」は「リック・ディアス(QV)」のものと異なりコストアップはありませんが、5発装填単発射出のバズーカ弾の発射時に軽い硬直を伴います。

ロックオン距離は「ビーム・ライフル」と同様127mですが、射程距離はそれより短く107m。ダメージは距離問わず36とやや高めの威力に設定されています。ダウン値も高く1発160となっており、1発で高バランサーまで相手をよろけさせることができ、2発で全モビルスーツがダウンします。リロード時間も11カウント程度かかります。

硬直は短めなので、格闘レンジ(60m)に入る前に撃ち、よろけた相手にタックル→「クレイ・バズーカ」と連携することで122程度のダメージが瞬間的に奪え、ダウンも奪えます。格闘3連撃を入れる余裕があれば、こちらで短時間にダメージを与えていくほうが効率はよいと考えられます。

バズーカ系武装の特徴ともいえる射出時の遅延はわずかにありますので、硬直はありますがクイックドロー外しに利用することもできます。その際は外し操作時ジャンプペダルをメインに使い、「クレイ・バズーカ」射出直後にジャンプペダルを踏みなおす操作を覚えておきましょう。

・サブトリガ武装

頭部に装備する「60mmバルカン砲」が本機のサブトリガ武装となります。最大の特徴は1トリガ6連射のフルオート可能なバルカン砲ということです。発射時の遅延はほぼなく、至近距離で相手のダウンを取りやすい武装であることは一般的なバルカン砲と変わりません。

ロックオン距離は持ち替え前の武装に依存し、射程は130m、威力は単発3と控えめな味付けになっており、ダウン値は1発100です。装弾数は30発なので5セットでリロードとなり、12カウント強で回復します。

同コスト同カテゴリの「リック・ディアス(QV)」の「バルカン・ファランクス」も同じく1トリガ6発射出ですが、「60mmバルカン砲」はより射程が短い調整になっています。

踏み込んでくる相手のダウンを奪う、もしくは最後の1発のヒットを狙って攻めのきっかけづくりに使う場合は6発射出の時間を想定し、早めに撃ち始めておくことが大事になります。

基本的にロックオンだけに頼らず、レーダーなどで距離を確認しつつ、ときには旋回を活用しながら撃ち始めのタイミングを計るようにしたいところです。

射出が早く、クイックドローやタックル追撃時は相手に当たりやすいため、ロック送りなど工夫をしないかぎりは外し動作には適していません。また、射撃時間がわずかに長めであることからも、クイックドローで使う際は相手を即ダウンさせて相手前衛の数的調整やその後の立ち位置調整に注力し、仕切り直しを重視する目的で使いたいところです。

・格闘トリガ武装



「ゲルググ」系列に多く採用されている「ビーム・ナギナタ」が本機の格闘武装です。クイックドロー外しなどを利用した場合の最大連撃数は5となっています。

各段の威力は27→47(37.6)→41(26.24)でトータル90強。1、2段目の威力が高めに設定されており、特に2段目の威力は同コスト帯の「B.D.2号機」(EXAM発動中)や「ストライカー・カスタム」などライバルを超えたものとなっています。

・セッティングとタックル威力

武装の特性、タックル追撃可能、格闘連撃が最大5連で素体コストが220というプロフィールを考えると、メイントリガ武装を「クレイ・バズーカ」にした場合、対となる機体として考えられるのは、ジオン軍の「高機動型ザク(R-2)(JR)」かと思います。

本機のAPは256(機動)〜282(旋回)〜341(装甲セッティング)となっており、「高機動型ザク(R-2)(JR)」よりわずかにAPが多めです。ダッシュ性能、ダッシュ時間も同機よりわずかに上回っています。ジャンプ速度は逆に「高機動型ザク(R-2)(JR)」が上です。

タックル威力はタックルセッティングが60で、それ以外が50となっているところも「高機動型ザク(R-2)(JR)」と同じです。

タックルからの追撃は、一般的なタックル追撃機体と同様の格闘連撃が2連撃まで、射撃武装の追撃ではヒットで即ダウンとなります。

メイントリガ武装2種を追撃に使って外し、さらに攻撃を加えることもできますが、タックルがヒットした場合は即ダウンになります。

また、「クレイ・バズーカ」は発射硬直がありますので、ジャンプで外して再ジャンプ入力で移動となるため、タンク処理時など、旋回能力の低めの相手に使うのみに留めた方がいいでしょう。

・どう運用する?


タックル追撃が可能なので、至近距離でのカットはタックル追撃からのドロー射撃、もしくは格闘連撃からのクイックドローで短時間でダウンを取るという動きを選択肢に入れつつ、場合によってはサブトリガの「60mmバルカン砲」で即座のダウンを奪って瞬間的な相手の数的調整を行って攻めるなど、僚機と組んで本機の得意距離であるメイントリガ武装圏内で立ち回る動きを重視して戦うと強みが発揮できそうです。

格闘間合いでの格闘連撃とタックル追撃の2択でどちらも短時間である程度のダメージが取れるため、敵味方の数が合っているもしくは1機程度なら数的不利のシチュエーションでも働けそうな機体です。

ただし、タックルを主体にすると流れ弾でのカウンターダメージが痛いので、マシンガンやバルカンといった弾幕形成を主軸とする武装を相手にする際は状況判断が大切になってくるでしょう。

武装の性格上、格闘とタックルで積極的に前に出るシチュエーションを活かすなら護衛で射程に優れる射撃型や近距離機と組んで戦う6vs6以上の多人数戦向けの機体だと感じられました。

総じて見ると、タックル追撃可能という点以外はあまり突出したところはありませんが、オーソドックスな武装がチョイスできる中コスト格闘機といえます。

タックル追撃が可能なほかの地球連邦軍機体と比較してみると、「百式」ではコストの高さとAPが低めで被弾が怖い、同コストの「ストライカー・カスタム」は武装のクセが気になる、低コストの「ジム・ストライカー」では足回りが若干物足りないという方に向いている機体ではないでしょうか?

バウ



カテゴリー:射撃型
素体コスト:250
地上/宇宙/コロニー出撃可能
再出撃Lv3

「Zガンダム」に匹敵する機動力と白兵戦能力を持つ、アクシズが開発した試作型モビルスーツです。

射撃型ながら発射硬直の短い「ビーム・ライフル」をメイントリガ武装に、3種のサブトリガ武装を持ち、機動力とAP(アーマーポイント)のバランスが取れた扱いやすい機体となっています。

基本バランサーは200/300(よろけ/ダウン)の高バランサー機体となっています。

・メイントリガ武装



「ビーム・ライフル」を装備しています。5発装填単発発射で、射撃時の硬直はブーストが停止する程度ありますが、発射硬直自体は短く、再びジャンプペダルを踏み込めばすぐに動けます。発射遅延もほぼなく、弾速もありますので、近距離戦型の「ビーム・ライフル」に近い感覚で撃てます。

ダウン値は1発160で、射撃型で一般的な「ビーム・ライフル」の特性に近いものになっており、1発ヒットで高バランサーまでよろけさせることが可能です。威力は35〜65と敵から距離が離れると上昇します。リロードは9カウント強で終わりますので、結構早い部類かと思います。

ロックオン距離が215mと近距離戦型とほぼ同じレンジで、射程距離とは30mの差がありますが、近距離戦型と同じラインで戦いつつ、硬直する相手にビシビシと撃ち込むことができる武装でしょう。

FCS(射撃管制システム)範囲も狭めで、発射硬直があるとはいえ、偏差撃ちもやりやすいです。

なお、ビームに貫通効果はないので、味方のピンチにカット目的で使う場合は、撃ち込む角度に注意しましょう。

・サブトリガ武装

実弾系武装2タイプとビーム系武装1タイプの計3種から選択が可能です。


「メガ粒子砲付きシールド」は発射時軽い硬直を伴いますが、すぐに動き出せる拡散ビーム砲です。「イフリート」の「ショットガンD」よりも射程が長く130mあり、同じく貫通効果がついています。

威力は距離問わず30で固定、ダウン値は1発100で高バランサー相手まで1発でよろけさせることができます。弾数が3発と少々少ないですが、撃ち切るとリロードは9カウント強で終わります。

ロックオン距離は持ち替え前の武装に依存しますので、メイントリガ武装の偏差撃ちをくぐり抜けてくる相手に置いておくように使ったり、障害物から飛び出してくる相手を狙って早めに置いておくように撃っておくと、効果範囲の広さもあり、当てやすいでしょう。

よろけた相手にはタックルでの追撃や、動きが止まったところに「ビーム・ライフル」を撃ち込んでダウンを取ることができます。

「4連装グレネード・ランチャー」は「A型」と「B型」がチョイスできます。

「A型」は4発装填、単発発射で1発ヒットで全てのモビルスーツをダウンさせることができ、射程が160mと長めです。発射時に若干トリガ入力から発射までの遅延がありますが硬直はなく、威力は25。リロードは11カウント強とやや長めです。

わずかにやまなりの軌道を描いて射程距離まで飛翔したグレネード弾は、自動爆発して爆風を伴うので、横歩きする相手にも距離によって爆風をヒットさせることができます。射程距離ギリギリか、その手前付近で撃ち出すことで、歩く相手への牽制として使えます。

カバパンの動画でも紹介していますが、「ビーム・ライフル」との弾速の差を活かすと、「4連装グレネード・ランチャーA」→「ビーム・ライフル」の順で射出することで、「4連装グレネード・ランチャーA」がヒットする距離帯で「ビーム・ライフル」でよろけた相手に「4連装グレネード・ランチャーA」を連続ヒットさせてダウンさせることができます。

この武装は距離調整のしやすい1対1の局面で使いやすいのはもちろん、ややゆったりと飛んでいきますので、2対2の状況などでは歩く相手に撃ち込んでダウンを取り、もう1機に僚機が攻撃を仕掛けるきっかけづくりにも活きると思われます。

ただし、ヒットゾーンが狭めなので、相手に先に踏み込まれると「ビーム・ライフル」もしくは格闘攻撃に頼らざるを得ない距離があることは覚えておきたいところです。

「B型」は1トリガで4発のグレネード弾を水平に連続発射します。発射時の硬直はありません。こちらは発射時点の相手の位置に向かって射出し、その後誘導しません。

射程距離が125mと短く、射程限界で自動爆発し爆風を発生させますので、歩いている相手にも爆風に引っ掛かる距離を覚えて使ってみましょう。

威力は1発15と「A型」に比べると控えめで、ダウン値が1発100ですので高バランサーまでよろけさせることができ、2発ヒットで低バランサー、3発ヒットで中〜高バランサーの相手がダウンします。2セット発射でリロードになり、10カウントで完了します。

水平に爆風を伴う武装なので、「ビーム・ライフル」の偏差を併用しながら歩きあい中に牽制目的で撃ち出したり、建物の影に隠れている相手と高度をあわせて撃ち、飛び出てくる相手のよろけを狙うという使い方が考えられます。

・格闘トリガ武装

3連撃が可能な「ビーム・サーベルA」と、2連撃が可能な「ビーム・サーベルB」から選択が可能です。

「ビーム・サーベルA」の各段の威力は12→23(18.4)→44(28.16)でトータル58強。同カテゴリ同コスト帯の「ドライセン」、「ゲルググM(S)」、「ヤクト・ドーガ(QA)」と同じダメージ配分となっています。


「ビーム・サーベルB」は、地球連邦軍の「ジム・カスタム(シルバーヘイズ改)」の「ビーム・ミツマタ」と似た2連撃まで可能な武装になっており、2発目がヒットすると相手が大きくノックバック(後ずさり)しながらダウンします。

各段の威力は24→30(24)で合計48。「ビーム・サーベルA」に比べるとやや威力が落ちますが、短時間でタックル以上のダメージを奪えることと、2段目ヒット時、硬直が解けてからバックブーストすることで、本機の得意距離まで離れる時間が稼げます。

・セッティングとタックル威力

本機のAPは260(機動)〜286(旋回)〜335(装甲セッティング)となっており、同コスト同カテゴリで対抗機として想定できる地球連邦軍の「トリスタン」よりわずかにAPが多めです。

ダッシュ性能も同機よりわずかに上回っており、かわりに小ジャンプ硬直はわずかに本機の方が長く、ジャンプ速度、歩行速度もやや控えめという味付けになっています。

タックル威力はタックルセッティングが50、歩行、装甲、ブーストセッティングが40、それ以外は30となっています。

・どう運用する?

射撃型ながら発射遅延ならびに発射硬直が軽く、距離に依存しますが威力はやや高めの「ビーム・ライフル」と、目的に応じて選択できる3種のサブトリガ射撃の組み合わせで戦える本機は、移動速度もそこそこあり、アンチにも護衛にも武装の組み合わせを変えて対応することが可能といえます。

メイントリガ武装と各サブトリガ武装の組み合わせにより、得意なシチュエーション、得意なレンジが異なるので、それを意識して立ち回れるかどうかが重要になってきます。

安定して即ダウンを取れる武装がないので、間合いを詰めてくる格闘型や近距離戦型に対しては、立ち位置の調節がポイントになってきます。

「ビーム・ライフル」の偏差撃ちがやりやすく、横歩きに当たる「4連装グレネード・ランチャー」のレンジで立ち回るか、間合いを詰めてくる相手に対しては「メガ粒子砲付きシールド」を置くように使いつつ、「ビーム・サーベルB」やタックルをヒットさせた後にブーストダッシュで距離調節を行うと戦いやすいと思います。

コスト220の「ゲルググ」では「ビーム・ライフル」の発射硬直があるため外したときが怖い、かといってバックブラスト対応機である「ゲルググM(S)」はブースト管理など乗りこなすのが大変、コスト280の「キュベレイ」は各種「ファンネル」の使いこなしが難しい、という方にもってこいの機体といえます。

近距離戦型からの「ビーム・ライフル」装備の射撃型にステップアップする方にもおすすめできる扱いやすい機体だと感じられました。


©創通・サンライズ


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