夏の日を描いた不思議な物語。ノスタルジーアドベンチャーゲーム『忘れないで、おとなになっても。』レビュー
子どもの頃、街や村を冒険したことがある人もないに人も。そんな体験ができるアドベンチャーゲーム『忘れないで、おとなになっても。』のレビューをお届けします。ボクセルアートで描かれる街並みを冒険しよう。ひと夏の気分をスマホで楽しめますよ。(文:ニュー侍)
街を移動して物語の真相に迫ろう。

大人になっても忘れたくない、忘れられない体験・経験ってありますよね。でも、歳を重ねるごとに記憶というのは薄れてしまうものです。では、本作の物語の世界へとご案内いたします。
本作はある夏の日を描いた不思議な物語でして、少年である主人公が街に訪れることから始まります。

街に訪れた理由は慰霊祭へと参加するため。主人公の妹は慰霊祭というのが、どういうイベントなのかわかっていません。子どもですからね。

電車を降りてからは自分で街を自由に動けます。画面をドラッグして移動したい方向へと進みましょう。
ここで衝撃の事実として、主人公の両親は離婚していることがわかります。ただ、理由はわかりません。

街を歩いていると「…」とポップアップアイコンが出ている人がいて、タップすると話しかけられます。本作はアドベンチャーゲームなので会話をしていくことが大切です。


街に存在する多くの物がボクセルアートで描かれているのが本作の魅力のひとつでもあります。例えば、何気なく駐車してある車だって細かく再現。美しく描かれるものを見てみるのもいいでしょう。

さて、主人公はここで不思議な体験をすることになります。少し気を失ってしまったのか夢のようなものを見ることに。内容はお寺の住職と話していること。そして目覚めます。

物語を進めていくとお寺へ行くことになりますが、なんとここで住職が登場して大切なお話が始まります。ここから先の展開はぜひ、ゲームをプレイして確認してみてください。


謎多き物語の結末はどうなるのでしょうか。
本作の物語は街を探索しながら読めるアドベンチャーゲームで少しずつ真相へと迫っていきます。進めば謎が解けますが新たな謎も登場する……。どんな謎があったのか忘れるという方もいると思いますが、リストで記録されていくので安心を。

謎が明かされていくのは早く物語を進めたくなります。本作は物語だけでなく街並みも楽しんでもらいたいところです。
マンションやコンビニなどどこにでも日常的な風景がボクセルアートで描かれています。街の中を自由に探索してみてください。


コレクション要素もあるので、やり込み要素も満載です。気になったらぜひ、プレイしてみてくださいね。
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・販売元: GAGEX Co.,Ltd. ・掲載時のDL価格: 無料 ・カテゴリ: ゲーム ・容量: 969.8 MB ・バージョン: 1.0.9 ※容量は最大時のもの。機種などの条件により小さくなる場合があります。 |
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