ドバイからリモートワークができる『ヴァーチャル・ワーキング・ビザ』とは? 現地の専門家に聞いた

【前の記事】万博開催で話題! ドバイの「最強インスタ映えスポット」を専門家に聞いた #Expo2020Dubai


UAE(アラブ首長国連邦)の都市国家ドバイ(إمارة دبي)は観光地としてはもちろんのこと貿易・金融・テクノロジー産業のハブとしてもその存在感を増しています。


『ドバイ国際博覧会』が2022年3月31日まで開催され話題を集めている今、ドバイのコロナ対策からインスタ映えスポットまでさまざまな「いまの情報」についてインタビューを行なって来ましたが、最終回となる今回はドバイの『ヴァーチャル・ワーキング・ビザ』、いわゆるノマドビザについて現地の専門家にお話を聞きました。

*カテゴリー:旅行, テクノロジー travel technology

お話を聞いたのはこの人

ドバイ政府観光・商務局、インターナショナル・オペレーションズ・シニア・マネージャー、シャハブ・シャヤン氏

(↑)シャハブ・シャヤン氏:ドバイ政府観光・商務局 インターナショナル・オペレーションズ・シニア・マネージャー

※このインタビューは記事作成時点の情報に基づいています。最新情報は 在アラブ首長国連邦大使館のウェブサイトなどでご確認ください。

UAE・ドバイの『ヴァーチャル・ワーキング・ビザ(Virtual Working Visa)』とは?

ドバイは新型コロナウィルス対策に比較的成功しており、特に2021年の春以降は安定して抑え込みに成功しています。また、公共の場所で英語が通じやすいことや日本人を含む外国人に寛容な土地柄であることから、観光地として人気を集めています。

また、ドバイはコワーキング・スペースなども充実しており「ノマドワーカーやフリーランスが働く場所」としても魅力的です。


(※画像筆者撮影、以下同じ)

写真の場所は「A4スペース」というドバイのコワーキングスペース。おしゃれな空間で仕事をしつつ、おいしいコーヒーも飲めました。



ドバイは多国籍の人々が集まる都市でありテックや金融ビジネスの誘致にも積極的な国であることから、働く場所としても魅力的です。そこで、今回は現地でリモートワークをする方法、特にビザについてお話を聞いてみました。


—【編集部】コロナ禍でリモートワークが盛んになるなか、ドバイは『ヴァーチャル・ワーキング・ビザ(Virtual Working Visa)』制度を導入していると聞きました。これはどのような仕組みでしょうか?

【シャヤン氏】ヴァーチャル・ワーキング・プログラム(The Virtual Working Programm)はリモート・ワーカーの皆さまがドバイに居ながらにして自国のクライアントのために働くことを可能にするユニークな仕組みです。

リモートワーカーご自身とそのご家族は世界有数のビジネスと観光の地として知られるドバイで暮らし、お仕事の合間にはビーチや太陽がさんさんと降り注ぐもとでリラックスしたり、世界中からこの土地に集まった多国籍の魅力的な文化や食事を満喫したりできる、というわけです。

加えて、UAEの先進的なデジタル・インフラや公共サービス、そしてグローバルなネットワーキングの機会を活用いただけます。

申請方法や条件などの詳細情報は、こちらの日本語のウェブサイトでご覧ください。

  • ドバイからリモートで働く|ビジット・ドバイ

    このバーチャルワーキングプログラムの有効期間は1年です。このプログラムの合計金額は611ドル(申請費用、処理費用、医療およびエミレーツID費用込み)です。 UAEでの治療が有効な医療保険、または医療保険付き旅行保険を受け入れています。これらの保険はビザ手続きが正式に完了したらUAE健康保険に変更が可能です。

ちなみに、YouTubeでは「ドバイのリモートワーカー」たちのビデオ会議の様子をユーモラスに描いた動画が公開されており、どれも一見の価値がある内容です。


メディア企業・インフルエンサーがドバイを拠点にするメリット

ドバイではこのようなクリエイター向けイベントが頻繁に開催されており、飛び入りで参加できることも。


この写真はカメラメーカーのニコンが開催していた撮影会の様子です。


—【編集部】ウェブメディアやソーシャルメディアに関わるビジネスをする身として気になるのですが、Blogger、YouTuber、Instagrammerなどが現地に住むメリットはどのようなものがありますか?

【シャヤン氏】私たちは、世界中の創造的な個人や企業を常に歓迎しています。また、こういった方々が創造性を発揮し収益をあげ、夢をかなえるための安定した環境を提供することを目指しています。

こうした我々の姿勢はシェイク・モハメド殿下の「ドバイをクリエイティブ・エコノミーのグローバル・キャピタルにする」というビジョンを反映したもので、出版、執筆、音楽、映画、映像制作、ソフトウェア、ゲーム、建築、ファッション、などの多様で幅広い分野を対象としています。

加えて、ドバイはこの先9年間で経済競争力を高めるためのイニシアチブ「Projects of the 50」を発表しており、その中にはフリーランス向けの新しいビザプログラムも含まれます。

インフルエンサーの皆さんに耳寄りな情報としては、『ドバイ国際博覧会(Expo2020)』はもとより、10月にオープンした高さ世界1の観覧車『アイン・ドバイ』などの新しい名所も誕生しています。また、11月27日までは『ドバイ・フィットネス・チャレンジ』として、いたるところでスポーツ・イベントが行われていたりもしますよ。

このようにドバイでは常に刺激的なイベント開催され、いろいろなことが起こっているので、メディア関係者やBlogger、YouTuber、Instagrammerなどの皆さんにとってもエキサイティングなコンテンツを継続的に制作することが可能な場所となっているのです。

—【編集部】なるほど、やはりドバイはアツい街ですね。観光だけでなく、仕事でも滞在してみたいと思いました。今回は、いろいろと現地の情報を教えていただきありがとうございました。

【シャヤン氏】こちらこそ、ありがとうございました。日本の皆さまのお越しをお待ちしています。

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