Tiktokでの成功の裏にあった「コロナ禍による失業」
ラメはセネガルに生まれ、1歳の頃に家族とともにイタリアに移住しました。また、彼はバスケットボールが大好きで、レブロン・ジェームズのような選手を崇拝していたそうです。
彼はイタリア語と英語の両方を話すバイリンガルで、公営住宅に住んでいましたが、最終的には工場の労働者となり、マシンオペレーターとしてわずかな収入を得ていました。しかし、コロナ禍によって工場の仕事を失い、2020年3月には解雇されてしまったそうです。
しかし彼は最善を尽くし、Tiktokerとして大成功を収めました。短期間で有名になったインフルエンサーはすぐに廃れてしまいがちですが、賢明なことに、彼はすぐに150以上の人気SNSアカウントを管理している「Rigio alessandro」というSNSマネージャーを雇っています。
そしてNetflixやイタリアの食品会社berea、インドのスポーツブランド「Dream11」などと提携しています。ラメがここから実際にどれだけの利益を受けたのかは不明ですが、Tiktokの大スターであれば数百万ドル(数億円)を稼ぐことができると言われており、同氏が稼いだ実収入は130万ドルから270万ドルと推定されています。
彼は成功しているにもかかわらず、最初は非常に質素なお金の使い方をしていたそうです。しかし最近では、ささやかな車のコレクションを始めているそう。また、19歳のガールフレンドへ婚約プレゼント指輪を購入したことでも話題になっています。