ハンドルのない電気自動車「メルセデス ヴィジョンAVTR」の内装とその機能

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まるで宇宙船のような「メルセデス ヴィジョンAVTR」の内装


「ヴィジョンAVTR」の運転席や助手席は真っ白な繭のようです。このシートの素材はヴィーガンレザー(動物の皮を使用せずに再現した素材)だそう。


後部座席はアーチ状になっており、運転席や助手席のヘッドレストを兼用する斬新な仕組みです。ガリャーノ氏もこれには「まるで宇宙船のようだ」と感嘆の声を上げています。


「メルセデスがやったことは、高級感と持続可能性を組み合わせたことだ」とガリャーノ氏は語ります。内装の一部は本物の木製ですが、これは成長しすぎた木を間引いたものとのこと。


ハンドルはこの中央のスティック。運転席と助手席のどちら側からも運転できるようになっています。


ここに手を置くと、ダッシュボードの大部分に幻想的な映像が投影されます。車の中には心臓の鼓動が響きますが、これは実際に運転者の心拍音をスキャンした音です。


「ヴィジョンAVTR」は電気自動車なので、走行音は比較的静かです。ハンドルを右や左、前や後ろに傾けることで直感的に操作できるようになっているとのこと。


また、特殊なタイヤの駆動により、いわゆる「カニ歩き」のような移動ができるのもAVTRの特徴です。


この「ヴィジョンAVTR」はあくまでコンセプトカーですが、メルセデスが実際にが基礎研究の段階にあるさまざまな最新技術が使われた車両です。ガリャーノ氏は今回の試乗について「人生で最もクレイジーなドライブ体験の1つだった」と語っています。

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