中国が「台湾侵攻」を行うと何が起こるのか?

中国の「台湾侵攻」シナリオが波及する意外な問題


まず、台湾への侵攻は中国の「反分裂国家法」から始まります。この法律は、もし中国が平和的な外交での解決策を使い果たした場合、中国は法律で台湾に侵攻し、中国と統一するよう強制することを意味できるものです。


中国が、台湾が中国に加えるには、軍事侵攻するしかないと確信し、台湾に大量の戦闘機を飛ばしたとしましょう。同時に、中国は本土から誘導ミサイルを発射し、高速かつ高度に連携した攻撃を開始します。

標的は、台湾が自衛のために使えるもので、島に侵入してくる飛行機や船を撃墜できる兵器などです。これらの多くは目に見えており、滑走路は見やすく、隠すのは難しくなっています。


これについて、軍事専門家のイアン・イーストン氏は「(中国が)侵攻を意図していると仮定すれば、これらの攻撃は侵攻の前段階として、移動、再装填、装備の修理に必要な時間以外の中断なしに短時間に集中的に行われると予想できる」と語っているそうです。

これに対しアメリカは、日本やグアムなどの軍事基地から、おそらくやや遅れて対応を始めるでしょう。空母にジェット機や爆撃機、ステルス戦闘機、高速潜水艦などを駆使し、中国艦隊を攻撃することになります。日本とオーストラリアは同盟国として、この戦闘や防衛に参加することになるはずです。


または、中国が実際に先制攻撃をし、日本とグアムの基地を攻撃するというシナリオも考えられます。しかし、この場合にはアメリカの反撃はさらに激しくなるはずです。ここに核兵器が絡めば、恐ろしいことになります。

ただし、中国にとってもそう単純なことではないようです。中国の軍事文書では、インドがこの混乱に乗じて、南のヒマラヤ国境に侵攻してくるだろうと予測しています。さらに、長い間中国が抑圧してきたチベットが立ち上がる可能性もあるとのこと。


どちらにせよ、このシナリオでは、アジア地域全体を巻き込み、さらに多くの国々や命が危険にさらされることとなります。ただしハリス氏は「これはあくまで推測に過ぎず、この台湾侵攻が起こる可能性が高いわけではない」と注意しています。

もっと可能性が高いのは、中国が封鎖や他の手段によって台湾に圧力をかけ、交渉のテーブルに着かせることです。

ハリス氏は動画の最後に、「台湾侵攻」のシナリオは悪夢であると指摘しており、このような戦争に頼る世の中ではなくなることを祈っている、とコメントしています。

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