もし「第3次世界大戦」が起きたら世界はどうなるのか? 衝撃のシナリオを徹底解説

第3次世界大戦による核戦争のあとに残るもの


大国間の核戦争になった場合、互いを飢餓に陥れるという意図から、広大な農地は間違いなく核の標的となります。世界中の穀物の多くを輸出するアメリカの農地が核の標的となれば、アメリカ以外の国も食糧危機を起こしかねません。


さらに、ロシアや中国の食糧生産地域が核兵器によって汚染されれば、数週間以内に何億人もの人々が飢え始めるでしょう。


最初の核による犠牲者は数億人に上り、さらに数億人が数日から数週間のうちに怪我や高い放射線の餌食になります。核攻撃による大規模な火災は、数週間あるいは数カ月にわたって続き、地球は炎の惑星と化すでしょう。


もし直接核攻撃の被害に合わなかったとしても、世界中のインフラは機能せず、大量の塵と瓦礫がオーストラリアや北米、ヨーロッパ、アジアの多数の地域に広がり、呼吸器系の疾患が数百万人を苦しめることとなります。


世界的な核戦争が始まれば、5年以内に世界の人口は10億人を下回ります。さらに、飢餓と病気、そして枯渇する資源をめぐる争いが10年も続けば、最終的に残る人類は良くて5億人程度です。


ただし、人類が絶滅することはなく、やがて立ち直る可能性は十分にあります。例えば、核戦争の影響を直接受ける可能性が最も低いアフリカ諸国は、農業を基盤とした経済を行っているため、人口の大部分を養うことができるかもしれません。


また、半減期が29年のストロンチウム90や類似の物質は依然として有害ですが、半減期が数時間、数分、あるいは数秒の物質ほどには放射能が強くありません。そのため、核兵器で破壊された都市の廃墟を、人類が再生するのにそれほど時間はかからないはずです。


本当の脅威は、世界規模の核戦争で使用される兵器の数が膨大になった結果、危険度は低いものの、有害で長寿命の放射性同位元素の濃度が水や土壌中で高くなることです。また、何百もの大都市が焼却されることにより、多大な量の公害も発生します。これにより、気候変動の影響も相まって生態系は崩壊し、人間の寿命も劇的に短くなります。


このように、第3次世界大戦は地球全体に致命的な被害をもたらしますが、数世紀かければ人類は再び回復するかもしれません。しかし、少なくとも第3次世界大戦を起こした国々は完全に崩壊し、来るべき人類の新時代においては完全に過去のものとなるはずです。

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