Twitterから消えるかも知れないモノ
マスク氏は、お金のためにTwitterを買収するのではないと述べていますが、同社の収益構造は変化するかもしれません。
◇ 【4】Twitter有料プラン「Bule」サブスクユーザーの広告を消す
イーロン・マスク氏が考えていることの1つが、同社の収益モデルを調整し、広告を少なくして、サブスクリプションに重点を置くことです。
同氏は今月初め、Twitter Blueサブスクユーザーの広告を削除するべきだとツイートで示唆しました。Twitterは歴史的に利益の90%を広告から得ているため、そうなれば同社の収益モデルにとって大きな変化となります。
さらに、Blueユーザーのアカウントを全て承認済みにすべきとも言及しています。なお、これらのツイートはすでに削除されていますが、どのような意図で消したのかは不明なままです。
◇ 【5】Twitterから「w」を消す
マスク氏はさらに、Twitterがその名前から「w」を削除すべきかどうかについて投票するよう求める別の投票を投稿しました。
その意図は不明ですが、結局このツイートは削除されました。もしもこれがジョークでないのであれば、イーロン・マスク下の社名は「Titter」に変化するのかも知れません。
◇ 【6】TwitterにはびこるBotアカウントの撲滅
マスク氏のTwitterに対する不満の1つは、実在する人物になりすましたボットが大量に存在することです。彼は最近「もし我々のツイッター入札が成功したら、スパムボットを打ち負かすか、死ぬかだ!」とツイートしています。
If our twitter bid succeeds, we will defeat the spam bots or die trying!
— Elon Musk (@elonmusk) April 21, 2022
彼はこのツイートに続ける形で、「すべての実在の人物を認証済みにする」とつぶやいています。とはいえ、実際にこの取り組みがどのように行われるのかは、まだ定かではありません。
これらの全てが実現するかどうかは不明ですが、買収が決まった限り、Twitterが大きな変貌を遂げることはほぼ確実とみていいでしょう。Twitterをこよなく愛するイーロン・マスク氏の改革が、ユーザーにとって良い方向に向かってくれることを願うばかりです。