もし巨大な昆虫やクモが現代に蘇ったら…人類絶望の最悪シナリオ

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過去には地球上を闊歩していた巨大な虫たち。もしも彼らが現代の地球によみがえったら、世界はどうなるのでしょうか?YouTubeチャンネル「What If」が解説しています。



*Category:サイエンス Science *Source:What If,What If(2)

目次

もし巨大な虫が存在したら


3億年以上前、実は巨大な虫はいたる所にいました。初期のトンボの仲間であるメガネムシは、翼を広げると60cmを超える大きさでした。では、なぜ現代ではこのような巨大なトンボを見かけないのでしょうか。


現在、大気中の酸素濃度は21%程度です。しかし太古の昔、酸素濃度は35%近くまで達していました。この酸素が豊富な時代には、昆虫は鳥と資源を奪い合っていました。そして速くて機敏な鳥が昆虫に勝ち、昆虫を食べるようになったのです。やがて、昆虫は現在のようなサイズに縮小していきました。

しかし再び酸素濃度が上がり突然巨大化すれば、世界はどうなるでしょうか。成長するのは虫だけではありません。木は30mまで成長し、身近なシダ植物も巨大化するでしょう。そして体長2m近い巨大なヤスデがいたる所を這いずり回っているでしょう。


昆虫の中でもとくに脅威になるであろう捕食者は、トンボです。優れた視力を持つトンボは獲物の頭に噛みつき、離れた場所まで飛んで行って、そこですべてを食い尽くすでしょう。人間も彼らの餌食になるかもしれません。

この脅威を倒す唯一のチャンスは、強靭な外骨格が完全に形成される前の発育初期にあるはずです。まだ飛び方を覚えているうちに先手を打てば、勝てるかもしれません。昆虫の外骨格は、ワックスやタンパク質の繊維など、日々の危険から身を守るために様々な要素が積み重なってできています。キチンという生体高分子材料で作られた手足の筋肉でさえ、人間の腱の6倍の強度があるのです。

外骨格を通常の武器で貫くのは簡単ではありません。ダイヤモンドを先端に持つ弾丸やドリルビットがあれば、この外殻を貫通させられるかもしれません。ダイヤモンドを槍に括り付けるのもいいかもしれませんね。


人類が化石燃料を燃やし続け、二酸化炭素を大気中に放出し続ければ、数十年かけて虫の大きさが小さくなるかもしれません。しかし、それでは少し遅いでしょう。捕食者を捕らえるには、別の捕食者を使うのが一番いい場合もあります。例えば、トンボなどの昆虫を食べてくれる大型の鳥を繁殖させるのもいいかもしれません。昆虫と鳥の古くからの戦いが再び始まるのです。

しかし鷹か鷲のような強い鳥であったとしても、巨大な昆虫の攻撃から逃れることはできないかもしれません。もし特大のゴライアス・バードイーターが襲ってきたら。バードイーターと名前にある通り、普通の大きさ(約30cm)でも鳥には脅威です。通常、人間に対する毒性は強くないですが、もし巨大なサイズだったなら、一瞬にして人生が終わってしまうかもしれませんね。


もっと最悪なのがスズメバチです。もし巨大スズメバチに刺されたなら、一刺しで麻痺させられるかもしれません。そして残念なことに、麻痺させられた後は巣に運ばれ、幼虫に生きたまま食べられてしまうでしょう。


スズメバチは夜間の視力が弱いので、日が落ちてから攻撃して、こっそり巣を破壊するのが最善策です。人間は暗闇に適応して、新たな脅威に対処していかなければならないでしょう。


この世界では、人間と昆虫の終わりのない戦いが生まれるでしょう。巨大な虫が地球を闊歩していても、人間には反撃のための頭脳と力があるはずです。”お腹を空かせた者”が勝利するのかもしれませんね、と「What if」は述べています。

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