Appleは3月2日、M4チップとより大容量のメモリを搭載した新しいiPad Airを発表しました。価格は据え置きながらパフォーマンスが大幅に向上しており、3月4日(水)より予約注文が開始され、3月11日(水)より販売が開始されます。

Appleのワールドワイドプロダクトマーケティング担当バイスプレジデントであるボブ・ボーチャーズさんは、「M4による超高速なパフォーマンス、驚異的なAI機能、iPadOS 26の次世代の機能を備えているため、iPad Airを選んだりアップグレードするなら、今が最高のタイミングです」とコメントしています。
M4によりパフォーマンスがさらに向上

新しいiPad Airには8コアCPUと9コアGPUを備えたM4チップが搭載されています。M3搭載のiPad Airと比較して最大30%高速、M1搭載のiPad Airと比較して最大2.3倍高速となっています。
Pixelmator Proでの写真の合成やFinal Cut Proでのビデオ編集といった作業が従来よりすばやく処理できるようになっています。また、第2世代のハードウェアアクセラレーテッドメッシュシェーディングやレイトレーシングに対応しており、M1搭載モデルと比較してプロレベルの3Dレンダリングのパフォーマンスが4倍以上高速になっています。
AIのために強化されたパワー

M4はAI処理においても強化されています。新しいiPad Airでは、ユニファイドメモリが12GB(前世代比50%増)となり、メモリ帯域幅は120GB/sに増加しています。これによりAIモデルをより高速に実行できるということです。
16コアのNeural EngineはM1比で3倍高速で、GoodnotesやOnform: Video Analysis AppなどのアプリにおけるAI機能の活用、写真内の被写体やテキストの検索といった日常的なタスクに活用されます。Final Cut Proのシーン除去マスクを使ったビデオ映像の背景の除去など、Apple Creator Studioのアプリ機能にも貢献します。
N1とC1Xによる高速な接続性
新しいiPad AirにはAppleが設計したワイヤレスネットワークチップ「N1」が搭載され、Wi-Fi 7、Bluetooth 6、Threadに対応しています。N1は5GHz Wi-Fiネットワーク接続時のパフォーマンスを向上させ、インターネット共有やAirDropの信頼性も高めています。
Wi-Fi + CellularモデルにはApple設計のモバイル通信モデム「C1X」も搭載されており、M3搭載のiPad Airと比較して最大50%高速なモバイルデータ通信パフォーマンスを実現しています。また、C1XはM3搭載モデルと比較してモデムのエネルギー使用量が最大30%少なくなっています。Wi-Fi + Cellularモデルはさらに5G通信およびGPS機能にも対応しており、eSIMによるデジタル上でのプラン追加も可能です。
iPadOS 26の新機能

新しいiPad Airに搭載されるiPadOS 26では、以下の新機能が導入されます。
- Liquid Glass:半透明の素材を採用した新しいデザイン。周囲の光を反射・屈折させながらユーザーの入力に反応してダイナミックに変化します。
- 新しいウインドウシステムとメニューバー:アプリのコントロール・整理・切り替えを直感的に行えるパワフルなウインドウシステムと、ディスプレイ上部からのスワイプでコマンドにアクセスできるメニューバーが導入されます。
- 強化されたファイルアプリとDockのフォルダ:アップデートされたリスト表示や新しいフォルダのカスタマイズオプションを備えたファイルアプリと、ダウンロードしたファイルなどへ素早くアクセスできるDockのフォルダが利用できます。
- プレビューアプリ:Apple Pencilやタッチ操作でのスケッチ作成、PDFや画像の表示・編集・注釈追加に対応した専用アプリがiPadに登場します。
- オーディオ入力・ローカル収録・バックグラウンドタスク:高品質な録音・録画ができるローカル収録機能や、バックグラウンドタスク処理など、Appleシリコンを活かした新機能が提供されます。
対応アクセサリ:Apple PencilとMagic Keyboard

新しいiPad AirはApple Pencil(USB-C)とApple Pencil Proの2種類に対応しています。Apple Pencil(USB-C)はメモやスケッチなどの基本的な用途に適しており、Apple Pencil Proはスクイーズやバレルロールといった操作に対応し、「探す」アプリとの連携もサポートしています。
iPad Air用Magic Keyboardは内蔵トラックパッドと14のファンクションキー列を搭載しており、Smart Connectorによってケーブル不要で瞬時に接続できます。機械加工されたアルミニウム製ヒンジには充電用USB-Cコネクタも内蔵されています。ブラックとホワイトの2色展開で、フローティングデザインを採用しています。
環境への配慮
iPad Airの筐体には100パーセント再生アルミニウム、バッテリーには100パーセント再生コバルトが使用されており、全体として再生素材を30パーセント使用して製造されています。サプライチェーン全体では風力や太陽光などの再生可能電力を40パーセント使用しており、紙のパッケージはファイバー素材を100パーセント使用しています。
価格と販売情報
11インチと13インチのM4搭載iPad Airは、ブルー、パープル、スターライト、スペースグレイの4色展開で、ストレージは128GB、256GB、512GB、1TBから選択できます。
11インチiPad Air
- Wi-Fiモデル:98,800円(税込)から
- Wi-Fi + Cellularモデル:124,800円(税込)から
- 学生・教職員価格(Wi-Fiモデル):90,800円(税込)から
13インチiPad Air
- Wi-Fiモデル:128,800円(税込)から
- Wi-Fi + Cellularモデル:154,800円(税込)から
- 学生・教職員価格(Wi-Fiモデル):120,800円(税込)から
Magic Keyboard
- 11インチ用:46,800円(税込)/学生・教職員価格 42,800円(税込)
- 13インチ用:49,800円(税込)/学生・教職員価格 46,800円(税込)
Apple Pencil
- Apple Pencil Pro:21,800円(税込)/学生・教職員価格 19,800円(税込)
- Apple Pencil(USB-C):13,800円(税込)/学生・教職員価格 11,800円(税込)
なお、オンラインのApple Store、Apple Storeアプリ、またはApple Store直営店で現在使用しているiPadを下取りに出すことで、新しいiPadの購入価格の割引を受けることができます。下取り額の確認はapple.com/jp/shop/trade-inで行えます。
- iPad Air 公式ページ:https://www.apple.com/jp/ipad-air/
- AppleCare 公式ページ:https://www.apple.com/jp/applecare/
- 下取りページ:https://www.apple.com/jp/shop/trade-in/
iPadやiPad Airからのアップグレードに最適
iPadや以前のモデルのiPad Airから革新的な向上が実現した今こそ、アップグレードに最高のタイミングです。
- 大幅なパフォーマンスの向上:アップグレードするユーザーは、12GBのユニファイドメモリや120GB/sのメモリ帯域幅による速度や反応の向上を楽しむことができ、iPadOS 26のさらにシームレスなウインドウ操作を体験できます。M1搭載のiPad Airからアップグレードする場合、パフォーマンスが最大2.3倍高速になり、レイトレーシングを使用したプロレベルの3Dレンダリングのパフォーマンスが4倍以上高速になります5。
- 先進的なセンターフレームカメラ、マイク、スピーカー:M1搭載のiPad Airからアップグレードするユーザーは、横の縁に配置されたフロント12MPセンターフレームカメラと横向きのステレオスピーカーも楽しむことができます。M1搭載モデルからアップグレードするユーザーは、13インチモデルでより優れた音質を利用でき、音楽やビデオを楽しむのに最適です。
- パワフルなApple Intelligenceの機能:画期的なプライバシー保護機能を搭載し、iPadOSにシームレスに組み込まれたApple Intelligenceは、アップグレードするユーザーにも新しいiPadユーザーにも、iPadの体験を一段と便利でパワフルにする直感的な機能を提供します7。
- さらなる価値:前世代のiPad Airモデルから買い換えるユーザーはC1XやN1によるさらに高速な接続を利用でき、M1からアップグレードするユーザーは128GBの最小ストレージ容量も利用できます。M4搭載のiPad Airの価格はこれまでと変わらず、11インチモデルが98,800円(税込)から、13インチモデルが128,800円(税込)からです。

