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eスポーツのLoL(League of Legends)とは?種目にしている大会や賞金額も紹介

LoLとはどんなゲーム?LoLを種目にしている大会や賞金なども解説

ビデオゲームで技術を競い合うeスポーツが世界中で人気であり、日本でも少しずつ浸透しています。

さまざまなeスポーツの種目があり、今回紹介するゲームタイトルは「LoL(League of Legends:リーグ・オブ・レジェンド)」です。

LoLは2009年にリリースされ、「MOBA(マルチプレイヤー・オンライン・バトル・アリーナ)」ゲームとして世界中で人気のあるゲームになっています。

LoLのプレイヤー人口は1億人であり、世界で最も人気のあるeスポーツの種目の1つです。

約7億円の賞金である「League of Legends World Championship」という大規模な大会など、数多くの大会が開催されており、大いに盛り上がっています。

「これからeスポーツでLoLを始めたい」という方はチェックしていきましょう。

eスポーツのLoL(League of Legends)ってどんなゲーム?

「LoL(League of Legends)」はプレイヤー人口が1億人で、世界で人気のあるeスポーツ種目になります。

LoLの基本的なルールは、5対5の2チームに分かれて戦い、相手の本拠地を破壊し勝利することです。

各プレイヤーは性能が違う140体以上のチャンピオン(キャラクター)の中から1体を選びます。

LoLのゲーム開始時点ではチャンピオンのレベルは1なので、チャンピオンを強化しながら相手の本拠地を目指すことが大切です。

相手のミニオンやエピックモンスターなどのモンスターを倒すことで、経験値やゴールドを手に入れられます。

経験値がたまるとレベルが上がり、入手したゴールドでアイテムを買うことでチャンピオンを強化するのです。

このように、序盤はチャンピオンを強化し、強化ができたら相手の本拠地を破壊するということが大まかなLoLの流れになります。

LoLはチャンピオンやアイテムなどが数多くあり、さまざまな戦術があるのが特徴です。

また、LoLはチャンピオンの追加などのアップデートも多く、いつまでも遊べることが魅力の1つになります。

レーンとジャングル

LoLでは、それぞれのプレイヤーは3本のレーンもしくはジャングルを通って、相手の本拠地を目指します。

レーンは2チームの本拠地を結ぶ位置にあり、チャンピオンとミニオンの両方が通れる道です。

LoLのマップの上中下に、それぞれTop、Mid、Botと呼ばれる3つのレーンがあります。

LoLのTop,Mid,Botの3つのレーン
出典:LoL公式サイト

レーンには各チームそれぞれ3本のタワーが立っており、タワーはエリアに入った敵を砲台で攻撃する防衛施設です。

タワーの攻撃力は高いので、たくさんのミニオンを引き連れるなど、戦術を立ててタワーを破壊する必要があります。

レーン以外はジャングルと呼ばれ、チャンピオンのみが進められるエリアです。ジャングルにはエピックモンスターがおり、エピックモンスターを倒して試合を有利に進められます。

さらに、ジャングルは相手プレイヤーの死角に入りやすく、奇襲しやすいので試合に慣れたらうまく活用しましょう。

マップ上の防衛施設

LoLでは、相手のネクサス(本拠地)を破壊したチームが勝利です。

ネクサスを破壊するには、各レーンにある3つのタワーと1つのインヒビター、ネクサス前の2つのタワーを破壊する必要があります。

タワーはエリア内に入った相手のミニオンやチャンピオンを攻撃する防衛施設です。タワーの攻撃力は高く、レベルの低いチャンピオンだとすぐに倒されてしまいます。

そこで、ミニオンを優先して攻撃するというタワーの特性を利用して破壊することが大切です。

味方のミニオンをおとりにして、チャンピオンでタワーを攻撃することで、タワーを効率よく破壊できます。

LoLのタワー
出典:LoL公式サイト

3つのタワーの後に位置する施設はインヒビターです。インヒビター自体には防衛手段はないですが、時間が経過するとHPが回復し、破壊されても5分後には復活します。

インヒビターを破壊する場合、回復する前に一気に攻撃しましょう。

また、インヒビターを破壊すると、自チームから「スーパーミニオン」が出現します。

スーパーミニオンは非常に強力で試合が一気に傾く可能性があり、優先して倒さなければいけません。

相手がスーパーミニオンを倒している間に、他のレーンを進むことやチャンピオンを強化させることなどで有利に試合を進めて、相手のネクサスを破壊していきましょう。

ミニオンとエピックモンスター

LoLのマップには各チームのチャンピオン以外に、ミニオンとエピックモンスターというCPUモンスターが存在します。

ミニオンは両チームの本拠地から出現し、相手の拠点に向かって自動で進むキャラクターです。

相手のミニオンを倒すと経験値とゴールドが手に入り、チャンピオンの強化ができます。

さらに、相手のミニオンを倒せば味方のミニオンが進行し、タワーや本拠地の破壊にも活きるので、ミニオン撃破はLoLにおいて重要です。

リーグオブレジェンドのミニオン
出典:LoL公式サイト

ミニオン以外にも、エピックモンスターという強力なモンスターがジャングル内のマップに出現します。

エピックモンスターはリフトヘラルドとバロン、ドラゴンの3種類です。リフトヘラルドを倒すと、相手のタワーに大ダメージを与えてくれるヘラルドを召喚できます。

リフトヘラルドは最大2体まで召喚でき、ゲーム時間で20分経つとリフトヘラルドは消えて、代わりに出現するモンスターはバロンです。

バロンを倒すと味方全員に多くの経験値とゴールドが入るだけでなく、味方とミニオンをパワーアップできます。

ミニオンの能力アップにより相手のタワーを壊しやすくなるので、バロン討伐は大切です。

ただし、バロンは強力なモンスターであるため、仲間と連携して倒しましょう。ドラゴンを倒すとそれぞれ能力アップのバフが手に入ります。

さらに、ドラゴンを4体倒すと「エルダードラゴン」が出現し、エルダードラゴンを倒すと相手を圧倒できるほどの強力なバフが付くのです。

さまざまなCPUモンスターがいるので、状況に応じて倒していきましょう。

レベル・アイテム

LoLを有利に進めるためには、チャンピオンのレベルとゴールド、アイテムが大切です。

チャンピオンのレベルは開始直後はレベル1であり、ミニオンなどの敵を倒してレベルを上げていきます。

レベルが上がるとステータスが上がり、新たに覚えられるスキルは4つです。

また、レベルが上がるとそれぞれスキルのレベルも強化できるので、戦闘の幅が広がるでしょう。ゴールドはミニオンなどを倒すことで手に入り、良い装備を買ってチャンピオンを強化できます。

装備を買えるショップは自チームの本拠地まで戻る必要があり、戻るタイミングもLoLのeスポーツの試合では大切です。

LoLのショップ
出典:LoL公式サイト

また、アイテムもLoLでは大切であり、特に「ワード」というアイテムは敵襲を防ぐのに重要になります。

LoLでは、味方のミニオンやチャンピオンの視界の外は暗く、プレイヤーからは見えない仕様です。見えない状態だと、視界の外から相手の奇襲を受けてしまう可能性があります。

そこで、ワードを死角になりやすい場所に設置すると明るく照らし、相手の位置が見えるのです。

LoLのeスポーツを始めた方は、効率よくワードを設置できるよう練習していきましょう。

LoLを種目にしている大会

LoLを種目にしているeスポーツ大会について、賞金の多い順に紹介します。

今回紹介する大会は「LoL World Championship」と「LoL ミッドシーズンカップ」です。

LoLのeスポーツ大会に出場したい方はチェックしていきましょう。

  • LoL World Championship
  • LoL ミッドシーズンカップ

LoL World Championship

「LoL World Championship」は、合同会社ライアットゲームズによって開催されるLoLの国際eスポーツ大会です。

約1か月をかけて開催される「LoL World Championship」は、各国の代表チームが集い、世界チャンピオンをかけて勝負します。

2021年大会では、アイスランドのレイキャビクにて22チームが集結しました。

日本から出場したチームは、国内のLoLプロリーグである「LJL(League of Legends Japan League)」で優勝経験のある「DetonatioN FocusMe」です。

日本では史上初の上位16位のグループに進出し、話題になりました。

2021年大会では、1位が中国のEDward Gaming(EDG)、2位が韓国のDAMWON Gaming KIA(DK)でした。

ルール

eスポーツ大会であるLoL World Championshipの2021年大会では、世界各国の全22チームが参加し、ステージはそれぞれ「プレイイン」と「グループ」、「ノックアウト」の3つです。

プレイインステージでは、22チームのうちの下位10チームが参加し、残りの上位12チームはグループステージから参加します。

10チームを5チームずつの2つのグループに分かれて、勝負の形式は各グループ内での1回ずつの総当たり戦です。

各グループで1位のチームはグループステージへ出場し、2〜4位はBO5形式(3勝先取形式)で戦います。

各グループ内の3位と4位が対戦し、その勝者が別グループの2位チームと対戦し、勝利した2チームがグループステージに進出です。

グループステージでは、プレイインステージで勝った4チームと上位12チームの16チームで対戦します。

16チームを4チームずつの4グループに分けて、勝負の形式は各グループ内での2回ずつの総当たり戦です。各グループの上位2チームがノックアウトステージへと出場します。

ノックアウトステージでは、8チームがBO5形式のトーナメント方式で戦い、トーナメントで勝ち上がった1チームが世界チャンピオンです。

賞金

eスポーツ大会であるLoL World Championshipでは、賞金総額は約200万ドルになりました。

順位によって受け取れる賞金の割合が異なります。

それぞれ1位が約50万ドル(25%)、2位が約35万ドル(17.5%)、3〜4位が約18万ドル(9%)の賞金を獲得しました。

LoL ミッドシーズンカップ

「LoL ミッドシーズンカップ」は、中国の「LoLプロリーグ」と韓国の「LoLチャンピオンズコリア」から、それぞれ上位4チームが出場できる大会です。

LoLでは中国と韓国のチームは世界トップレベルであり、「LoL World Championship」の2021年大会で、それぞれ1位と2位を獲得しています。

2か国の大会ではありますが、レベルの高い試合を楽しめるLoLのeスポーツ大会です。

ルール

「LoL ミッドシーズンカップ」では、参加するチームは中国と韓国それぞれ4チームの計8チームです。

LoL ミッドシーズンカップでは、グループとトーナメント形式の2つのステージになります。

グループステージでは、8チームを4チームずつAとBグループに分かれ、勝負の形式は1回の総当たり戦です。

各グループの上位2チームが次のトーナメントに出場できます。トーナメントの対戦の形式は、BO5形式(3勝先取形式)です。

準決勝では、Aグループの1位とBグループの2位、Bグループの1位とAグループの2位が対戦します。それぞれの勝者が決勝戦で戦い、勝利したチームが優勝です。

賞金

eスポーツ大会であるLoL ミッドシーズンカップの賞金総額は60万ドルです。

2020年大会の決勝戦では中国のチーム同士の対戦となり、1位はトップ・eスポーツ、2位はファンプラス・フェニックスでした。

リーグ・オブ・レジェンドをプレイするのにおすすめなゲーミングPC

eスポーツ大会でLoLを快適にプレイするには、以下の推奨動作環境スペック以上のゲーミングPCがおすすめです。

  • CPU:Intel Core i5-3300
  • GPU:NVidia GeForce 560
  • 空き容量:16GB SSD
  • RAM:4GB

LoLのeスポーツ大会で有利に試合を進めるには、フレームレートと解像度が大切になります。

フレームレートが高いとゲームが滑らかに動くので、集中してLoLをプレイ可能です。

高解像度だと見えるエリアの範囲が広がるので、いち早く相手を発見し先制攻撃ができます。

高フレームレートかつ推奨解像度1920×1080で、LoLのeスポーツ大会に参加してみたいという方は、推奨動作環境以上のゲーミングPCを買うことがおすすめです。

初心者の方向けにゲーミングPCのおすすめに関して、詳細は下記ページで解説しています。あわせてご覧ください。

【正直に】初心者向けのゲーミングPCは?選ぶポイントをやさしく解説!【正直に】初心者向けのゲーミングPCは?選ぶポイントをやさしく解説!

まとめ

eスポーツの種目になっている「LoL(League of Legends:リーグ・オブ・レジェンド)」について紹介しました。

eスポーツの中でも特に人気のあるLoLは、毎年「LoL World Championship」などの大規模な大会が開催され、世界中で大いに盛り上がっています。

まずは自分の好みのチャンピオンを選んで始めてみて、LoLに慣れてきたらeスポーツ大会に挑戦してみましょう。