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【アーテリーギア-機動戦姫-】評価レビュー!面白い点や魅力などを解説!

アーテリーギア-機動戦姫-とは?
『アーテリーギア-機動戦姫-』は、株式会社bilibiliが手掛けたターン制戦略RPGです。
本作は、何かしらの変異により生み出された傀儡(くぐつ)に地球の大部分を占領された近未来の話になります。
この傀儡の指揮官は、傀儡師と呼ばれ、コミュニケーションを取ることが可能な人間の容姿をした生命体。
衛星軌道上に位置する国家「オートルナ」と対傀儡連合の「フロンティア」は、それらに対抗するために人型起動兵器AG、「Artery Gear」で戦うことになります。
AGは、幼い少女たちで構成され、体をロボットのように改造されることもある「傀儡と戦うための兵器」。
そんな世界観の中で、プレイヤーは、ユニオン艦隊の旗艦「オートランド」の指揮官として、様々な戦いに身を投じます。
※ユニオン艦隊とは、「オートルナ」と「フロンティア」、2勢力の同意の元作り出された、中立部隊です。
派手な演出ありのターン制戦略RPG
※上画像は必殺技使用時
『アーテリーギア-機動戦姫-』の基本的な進め方は、とてもシンプル。
4人のメンバーを編成して、敵と戦闘させることで物語は進んでいきます。
戦闘も同じくシンプルです。
プレイヤーは、「普通攻撃」「スキル」「必殺」の中から選び、敵をタップするだけで攻撃できます。
次に、攻撃順序を紹介します。
上画像の下部に見えるキャラクターアイコンは、攻撃順序を表しています。
右に行くほど攻撃順序が先という事になります。
また、オート戦闘もあり、サクサクと戦闘が進行していくので、ストレスなく遊ぶことができます。
アーテリーギア-機動戦姫-の面白い点・魅力
『アーテリーギア-機動戦姫-』の面白い点・魅力について紹介します。
独自機能からストーリーまで、ゲームをプレイすることで分かったことなので、信頼性があると思います。
ダークな雰囲気が良い
本作の一番の魅力は、「ダークな雰囲気」だと思いました。
ゲームにおいてストーリーや世界観は、とても大事な要素ですよね。
例えば、ダークファンタジーが嫌いな人に、ダークファンタジーのRPGをプレイさせても、心に響かないはずです。
SF要素である「未知の生命体との戦闘で人類は敗北」、という設定もちろんダークです。
しかし、それだけではありません。
ストーリーもそれに合わせて重厚でダークになっています。
基本的に『アーテリーギア-機動戦姫-』は、1章ごとに小さな物語を完結させる方針を取っています。
その小さな物語の中で、キャラクターの登場から結末までうまくまとめている印象です。
キャラクターがかわいい
「かわいいは正義」と、誰かが言いました。
男性向けのゲームですので、本当にこの要素は大切だと思います。
『アーテリーギア-機動戦姫-』のキャラクターたちは、その要素を満たしています。
基本的には、かわいいキャラクターが多いですが、美人系・ボーイッシュ・ロリ系と幅広い属性を網羅しています。
下画像のようなセクシーなお姉さまキャラもいれば、
もちろん、この子のように清純派美少女も用意されています。
「魅力的なキャラクターが存在することで、初めてゲーム性に着目できる」
『アーテリーギア-機動戦姫-』のキャラクターたちは、とても魅力的です。
戦略性が高い
本作は、スマホゲームでは珍しく、戦略性が高いゲームになっています。
あるいは、そのポテンシャルが高いゲームです。
役割
2021年11月25日現在、上画像のように、AGには5種類のタイプがいます。
・ストライク=DPS:殲滅を得意とするキャラクター
・バランサー:各方面の能力が平均的なキャラクター
・タクティクス:ある方面において独特な特性を持つキャラクター
・ストライカー=ヒーラー:味方をヒールするキャラクター
・シールド=タンク:味方キャラクターを守るキャラクター
これら5種類のタイプから、5人を選びパーティーに加えることができます。
つまり、攻撃力極振りの構成や防御力極振りの構成なども理論上は可能です。
3すくみ
『アーテリーギア-機動戦姫-』では、「焼夷」「疾風」「電撃」の3つの属性があります。
この3つの属性には相性があり、
「焼夷」は「疾風」に優利
「疾風」は「電撃」に優利
「電撃」は「焼夷」に有利
と3すくみになっています。
つまり、敵が「疾風」キャラクターのみならば、「電撃」キャラクターのみの編成で出撃したほうが良い、などの戦略性があります。
豊富な装備
『アーテリーギア-機動戦姫-』では、6種類の装備をキャラクターに装着できます。
上画像はそのうちの一つ「防護システム」の項目です。
そして上画像のように、サブステータスはランダムなため、自分好みのキャラクター性能にできます。
また、同名の装備を揃えることでセット効果を発動できます。
つまり、例えば攻撃力極振りしたいキャラクターがいる場合、サブステータスやセット効果が「攻撃力」の装備を選ぶことで、独自性をだせます。
独自のオート戦闘・代理作戦
独自のオート戦闘
「オート戦闘」とは文字通りの意味で、戦闘が自動で進行します。
しかし、『アーテリーギア-機動戦姫-』のオート戦闘は一味違います。
『アーテリーギア-機動戦姫-』ではキャラクター毎に、スキルの発動条件・発動順序・優先ターゲットを自由自在に組み合わせることができます。
また、チーム全体として、雑魚を優先するかボスを優先するか選ぶこともできるので、「敵が弱いときはボスを優先」などの選択も可能です。
代理作戦
代理作戦とは、1ステージを完全クリアすることで使用することができるモードで、勝手に周回してくれます。
この機能は、欲しいアイテムなどを手に入れたいときに優秀ですね。
また、「周回に必要な動力源(エネルギー)の補充」、「キャラクターのレベルアップによる停止」、「失敗時の再挑戦」の3項目を、『アーテリーギア-機動戦姫-』では設定できます。
アーテリーギア-機動戦姫-の残念な点
既存のゲームとシステムが似ている
『艦隊これくしょん -艦これ-』や『アズールレーン』と似ています。
ターン制戦略RPGという要素を除き、ほぼ似た様な「ゲーム感」になっています。
執筆者が似ていると思う箇所を、箇条書きで記載しますね。
・待ち受け画像が似ている
・キャラクターを派遣することで物資を得る
・艦隊の中にある施設をアップデートできる
・キャラクターと触れ合える
既存のゲームと似た様なシステムなのが、ちょっと残念なポイント。
しかし、言い換えれば、『艦隊これくしょん -艦これ-』や『アズールレーン』などの既存のゲームが好きな方には、かなりオススメです。
2章までのストーリーはチュートリアル
『アーテリーギア-機動戦姫-』は、重厚な世界観が魅力のゲームです。
そのため、1章・2章では用語の解説を交えたチュートリアルが続くので、少々退屈です。
特にチュートリアル用かと思われるストーリーが残念でした。
しかし、3章からは本格的な物語が動き始めるので、スキップせずにこの世界観を楽しんでもらいたいです。
役割が機能していない
「戦略性が高い」の見出しでも、「役割」の項目を書きました。
しかし現状、5種類の役割は機能していません。
これら5種類の役割を明確にすれば、とても素晴らしい戦略性RPGになると思いました。
アーテリーギア-機動戦姫-はこんな人にオススメ
・『艦隊これくしょん-艦これ-』や『アズールレーン』が好きな人
・かわいいキャラクターが好きな人
・ダークな世界観が好きな人
・ロボットや機械が好きな人