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【デュエプレ】上方修正・下方修正(ナーフ)されたカードまとめ

【最新】2021年6月10日調整カードまとめ
インビンシブルテクノロジー
調整内容
変更度 | 大 |
---|---|
調整前 | 通常カード。デッキに4枚入れられる。 |
調整後 | DP殿堂入り。デッキに入れられるのが1枚のみに変更。 |
効果自体は変わっていないが、DP殿堂入りによりデッキに入れられるのが1枚のみの制限に。
専用のデッキ構築が求められるカードだったため、このカードを主体としたデッキは実践レベルで戦うことが難しくなってしまった。
影響を受けるデッキ
- 青単テクノロジー(キング・レムリア型)
- 青単テクノロジー(ツヴァイランサー型)
- ドロマーテクノロジー
上記デッキはテクノロジーを引けるか引けないかで勝率が大きく変わるため、枚制限になったことで非常に不安定なデッキに。
ツヴァイ型やドロマーはテクノロジー以外のプランで戦えるデッキではあるが、あくまでサブプランであってそれをメインにするなら特化したデッキにした方がいい。
そのためテクノロジーを使ったデッキタイプは、ほぼほぼ崩壊したと思って問題なさそうだ。
一応青単デッキの隠し味としての1枚投入は可能。だが青単の代表例であるツヴァイランサーデッキにはテクノロジーで出したい大型獣がデッキにあまり入らない。テクノロジーを無理なく入れられる青単デッキが登場するまでは活躍の機会は無さそうだ。
環境への影響
今までテクノロジーデッキを苦手としていたコントロール系デッキ、特に天門デッキが相対的に勝ちやすくなると予想される。
逆にテクノロジーに比較的勝率のいい早いビート系デッキは、戦いやすい相手が減る分少し勝率が落ちるかもしれない。
プレイングへの影響
コントロール系デッキは、テクノロジー発動前後で勝負を決めるたもの早めに殴るプレイングが必要なくなった。また殴る要因としてのアラゴナイトなど速攻クリーチャーの分のデッキスペースが空くため構築の幅は広がったといえる。ただし、環境にドルバロムが多い場合は同様のプレイング・構築が必要なためその点は注意したい。
またマインドリセットやジェニーなどの対策ハンデスの優先度も下がるだろう。
全デッキで共通することしては、小型リキッドピープルがマナに置かれた際に純ツヴァイかテクノロジーかで迷うことがあったが、今後は純ツヴァイを前提にプレイしてよさそうだ。
驚天の超人(アメージング・ジャイアンド)
調整内容
変更度 | 大 |
---|---|
調整前 | マナコスト3 |
調整後 | マナコスト6 |
能力は変更なし。だがコストが上がったことにより、強みのほとんどが失われてしまった。
- 相手の対処が間に合わない序盤に出てくる超大型クリーチャー
- 運命の選択でデッキから出してSAつきで殴る(3コスト以下条件)
- アルバトロス(5コス以下条件)やメフィスト(3コス以下)で墓地から復活させる。
デュエル中盤に6マナを払って出す価値があるかというと微妙なところだ。リスクの割りにただデカいだけのクリーチャーという評価になってしまうし、そもそもデーモンハンド等の除去が間に合ってしまう。
恐らくカードパワーとしては平均以下になってしまっており、使用率は極端に下がると予想される。
影響を受けるデッキ
赤白緑アメージング
メインギミックの運命の選択→アメージングの動きができなくなりコンセプトが崩壊している。
似たデッキのガントラビートに移行していく流れになるだろう。
プレイングへの影響
主にコントロールデッキでアメージングに備え大型獣(サファイア、デルフィンなど)を手札にキープするプレイングは不要になった。
環境への影響
アメージング自体が全てのデッキに高い勝率を誇っていたデッキのため、特定デッキが勝ちやすくなるといったことは無いと予想される。
アメージングへの対策カードとなっていたサファイア等は枚数を減らす、もしくは抜いてもいいかもしれない。エターナルガードはアメージングが環境にいなくても強いためそのままでいい。
連珠の精霊アガピトス
調整内容
変更度 | 大 |
---|---|
調整前 | デッキから3コスト以下の光のクリーチャーをバトルゾーンに出す |
調整後 | デッキから2コスト以下の光のクリーチャーをバトルゾーンに出す |
3コストの光のクリチャーは優秀なものが多く、場面に応じて最適なクリーチャーを選んで出せるのが非常に強力だった。
またこれらのクリーチャーはゲオルグの進化元になるという点も強い。
- ウルコス → マナブースト
- アラゴナイト → クリーチャー処理&アタッカー
- フルメタルレモン → 防御
だが2コスト以下のクリーチャーが召喚できなくなり選択肢が大幅に減少。主な選択肢はエル・カイオウ、ムルムルとなっており、守りを固めるという役割一本のみに絞られたと言える。
依然としてスペックの高いカードではあるが、入るデッキは限定されるという印象だ。
影響を受けるデッキ
天門(ヘブンズゲート)
アガピトス系コントロール
アガピトス入りドリームメイト
アガピトス入りアークセラフィム
天門はともかく、守りをアガピトスに任せていたコントール系のデッキは防御が薄くなり、ビート系デッキにかなり弱くなった。
ビート系デッキもアガピトスを入れることで中盤以降も戦える構築が実現可能だったが、今後はより前のめりにプレイする必要がありそうだ。
プレイングへの影響
全デッキ共通で重要なクリーチャーをアガピトスにタップされないために、パワーの低いクリーチャーを隣におくプレイはしなくて良さそうだ。
またゲキメツなどアタックトリガー効果のモンスターはシールドを殴らざるを得ない画面が増え、すこしプレイ難易度が上がるかもしれない。
コントロール系デッキは、早期に殴り切るプランを取ることが難しくなったため、長期戦を見据えたプレイングが前提になってくる。
環境への影響
メカオー・アポロ・ツヴァイ等の小型クリーチャーを並べるデッキタイプが復権することが予想される。
アラゴナイトに即処理されていたパワー5000以下のクリーチャーも使いやすくなった。カチュアなどは活躍の機会が増えるだろう。
またガレックなどのブロッカー破壊系のカードは、想定敵が減るため相対的に価値が下がったと言える。
超鎧亜キングダム・ゲオルグ
調整内容
変更度 | 大 |
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調整前 | バトルゾーンに出た時、相手のクリチャーを全てタップする。 アタックするとき味方のクリーチャー全てをアンタップする。 |
調整後 | バトルゾーンに出た時、相手のクリチャーを1体タップする。 アタックするとき味方のクリーチャー1体をアンタップする。 |
純粋なパワーダウンで、盤面の制圧力とフィニッシュ力が大きく下がった。
それでもゲオルグ2体での無限アタックは可能なままだったりと、一定の強さは保たれているが多色進化獣はキング・クイーンアルカディアスの強力な2体も存在するため、採用率は減少しそうだ。
影響を受けるデッキ
天門(ヘブンズゲート)
5Cコントロール
アガピトスのナーフも相まってクリーチャーを並べてくるビート系のデッキを制圧する手段が乏しくなった。今後は除去呪文でカバーしていくことになりそうだ。
また追い詰めらた時にゲオルグと他2体のクリチャーで殴り切るというワンチャンプランが取れなくなり、逆転が狙いづらくなっている。
プレイングへの影響
6マナ以降ゲオルグを意識して、進化元となる多色の小型クリーチャーを除去する機械は減りそうだ。もちろんキングとクイーンがいるため油断はできないが。
ビート系デッキは数クリーチャーを場にならべるリスクも下がった。ゲキメツには注意だが、数で押すプレイングは通りやすくなるだろう。
環境への影響
こちらもアガピトス同様、メカオー・アポロ・ツヴァイにとって追い風となっている。
また7000~8000あたりのパワーラインのクリーチャーの除去手段が減ることにもなり、ボルガウルジャックやゲキメツはより評価が上がるだろう(この2体はもともと進化元を処理できるが)
総評
デッキタイプ自体を潰したり、ナーフの幅が大きかったりと過去のアップデートと比較しても環境への影響度の高いアップデートだったと言える。
コントロールデッキの制圧力が下がったことにより、ビート系のデッキ、ツヴァイ・メカオー・アポロといったデッキが勢力を延ばしてきそうだ。