Amazon プライムデー:ゼンハイザー高級イヤホン「MOMENTUM True Wireless 3」23%オフ!! 徹底レビューを再掲

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Sennheiser(ゼンハイザー)「MOMENTUM True Wireless 3」2週間使用レビュー

ここからはSennheiser『MOMENTUM True Wireless 3』を約2週間、飛行機やカフェ、オフィスなどで実際に使用してみてわかったこと、感じたことをレポートしていきます。

例によって『AppBank.net』読者の多くがiPhoneユーザーであることを踏まえて、あえてiPhoneでテストを実施しました。


今回も『iPhone 12 Pro Max』と『Apple Music』の組み合わせです。なお、iPhoneは「aptX Adaptive」コーデック非対応のため、AACでのテストになってしまう点が残念ですが、「読者の多数のリアルな使用状況」にあわせてという次第です。

Sennheiser(ゼンハイザー)
「MOMENTUM True Wireless 3」のANC(アクティブ・ノイズ・キャンセリング)性能をチェック

というわけで、空港にやってきました。ここでANC(アクティブ・ノイズ・キャンセリング)の性能をチェックしてみることにしましょう。


搭乗前の待機スペースはガヤガヤと話し声がして、うっすらとBGMもかかっていますが、ANCをオンにするとピタリと直近で話している人の声などの大きな音を除けばほぼ無音です。普段は意識しないような、人が集まる広い場所特有の「サー」という感じのホワイトノイズもキレイに消え、それでいてANC独特の“狭い場所に頭を突っ込んだような圧迫感”もありませんでした。

また、イヤホンをワンタップすると音楽がストップしANCもオフになるので、搭乗のアナウンスなどをクリアに聞けて便利でした。より頻繁に外の音を聞く必要がある場合は「トランスペアレントモード」に設定することも可能です。


機内の席は翼の上、ジェットエンジンのすぐそばというノイズ的にはかなりチャレンジングな環境。


ここでもエンジン音や飛行機が風を切る「ゴー」という音を「体感で8割」ほどカットすることができ、音量を「中」くらいにするだけでまったくノイズを気にすることなく音楽やポッドキャストに集中できました。さすがに座席の振動として体に伝わるノイズはどうしようもありませんが、それを除けば「本当に飛んでいるの?」と思うほど静かな世界でした。

なお、現在は離着陸の際や飛行中でもBluetoothのイヤホンやヘッドホンが使用可能になっているので、フライトすべての期間でノイズキャンセリングの恩恵が受けられます。


Sennheiser(ゼンハイザー)
音質をチェック

ここからは、今回のテストで聞いた中から筆者が選んだSennheiser(ゼンハイザー)「MOMENTUM True Wireless 3」で気持ちよく聞けた曲をご紹介します。

1曲目はクイーンダムの『チキチキバンバン』。諸葛孔明が現代日本に転生するという異色過ぎる設定が話題の『パリピ孔明』アニメ版のオープニング曲です。

スタンダードなポップ系女性ボーカル曲かと思えば、往年のディスコサウンドのようなリバーブが効いたドラムにちょっとクセがあります。低音がモコモコするようなイヤホンで聞くと濁った音になりがちですが、「MOMENTUM True Wireless 3」はそれぞれの音をしっかり鳴らしてくれました。ボーカルの個性を楽しみつつ、大箱ダンスフロアでなるような雰囲気のドラムもバッチリ。中音域がしっかり鳴るということはボーカル“だけ”の曲にフィットするのではなく、ボーカル以外がヤンチャしてくる曲にも良い、ということですね。

2曲目はZ世代のアイコンにして21世紀の歌姫ビリー・アイリッシュの『Happier Than Ever』。ビリーのシグネチャと言えるウィスパーボイス&ウクレレ弾き語りパートはニュアンス命。ここは直球でMOMENTUM True Wireless 3」が良い仕事をしてくれました。

そして、後半。コーラス、うねるベース、かき鳴らすようなギターなどが一気に盛り上がるパートですが、同時にボーカルが立ちづらい状況です。ドンシャリなイヤホンだと壊滅的ですが、このイヤホンの場合は複雑に絡み合う音がお互いに打ち消すことなく押し寄せてくるように聞こえました。

最後のほうに小さめの音でシャウトが入っているのですが、こういう音が聞こえるか否かでこの曲の真の感じ方が大きく変わるはずなので、良いイヤホンで聞くのは大事です。


そして、3曲目はグラミー賞9部門受賞、ラテンロックの超名曲、サンタナの『Smooth』です。

サンタナとそのギターサウンドと言えばハムバッカーを搭載したPRSメサブギーの真空管アンプから繰り出す強烈に太い中域と泣きのサウンドが特徴。

独断と偏見を全開にして(?)申し上げるなら、この曲がキレイに聞こえるイヤホンこそが良いイヤホンなのです! 

そして、結論。実にいい音でした。

サンタナバンドは大所帯でパーカッション、ホーン、キーボードなどにぎやかな音で、この曲が録音された当時のベースはベニー・リートヴェルト、ドラムがロドニー・ホームズという名手たち。さらにこの曲はメインボーカルのロブ・トーマスに加えて2人のボーカルが加わるというブ厚いサウンドなのです。

ライブを実際に体験すると本当に素晴らしいのですが、並のオーディオ機器ではこの独特の濃さは再現が難しいのであります。

そんな曲ですが、「MOMENTUM True Wireless 3」で聞いたサウンドはピカイチ。ギターソロで泣きに泣きまくるサンタナサウンドがピッキングのニュアンスまで細かく聞こえるし、同時にバンド全体の音も力強くなっています。しかし、改めていいイヤホンで聞くとアルバムの良さが再確認できますね(結局、ぜんぶの曲を聞いちゃいましたよ 笑)。


Sennheiser(ゼンハイザー)「MOMENTUM True Wireless 3」レビューのまとめと感想

「ワイヤレス・イヤホンってイマイチだよね」という評価をひっくり返した前モデルの「MOMENTUM True Wireless 2」が「革新」だとすれば、最新モデルの“3”は「洗練」のモデルと言えるでしょう。イヤホンのサイズを16%小型化しつつ、その中に7mm径のダイナミック型ドライバーや追加のチップ、マイクなどを配し、有線イヤホンのハイエンドモデル「IE 600」と同じバックボリューム機構を備えたつくりから生み出されるサウンドは完全左右分離型のイヤホンにおけるハイエンドモデルにふさわしいものです。

「イヤホンは小型がいいけれど、音にもANCにも一切妥協したくない」という人に強くおすすめできる製品なので、気になった方はぜひ以下のリンク先から製品をチェックしてみてください。

Sennheiser(ゼンハイザー)「MOMENTUM True Wireless 3」|Amazon

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* Category: technology テクノロジー

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