Apple、電話する前に相手の状況を確認できる仕組みを特許として申請。

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AppBank の主任です。

AppleInsider によると、Apple が電話する前に相手の状況を確認できる仕組みを特許として申請しています。

自分の状況を相手に伝える「ステータス」表示は LINE・Skype などで使われていますが、Apple が申請した特許はこれに似ています。

今回申請した特許で特徴的なのは「iPhone が状況を自動収集し、それを相手が確認できる」という部分です。

特許の申請書によれば、iPhone の設定・各種センサー/アプリの情報(例: カレンダーの予定)を iOS が設定に基づいて収集し、サーバに送信します。

設定ではどんな情報を収集して良いか、誰に共有して良いかを設定できます。

特許


(画像引用元:Apple looks to patent iPhone status sharing system similar to instant messaging apps – AppleInsider)

そして電話する人物は、情報の取得が許可されている場合に限って、その相手の現在地・iPhone の状態といった情報をサーバから入手し、連絡先アプリなどで確認できるとしています。

申請書では、相手の iPhone がマナーモードになっていることが分かれば、電話をかける側は「相手が電話して欲しくない」と解釈でき、連絡方法を変えられるとしています。

特許


(画像引用元:Apple looks to patent iPhone status sharing system similar to instant messaging apps – AppleInsider)

この申請で少々過激なのは、電話する前に相手の現在地などの詳細な情報が確認できる点でしょう。

ただ、これは特許として申請している内容なので、実際にサービスとして提供する際に同様の情報を確認できるようになるかは不明です。

電話する側が相手の電波状況・バッテリ残量などが分かっても、電話に応答できるか否かはむしろ判断しづらいように思われます。

申請書には「カレンダーの情報も利用する」とも書かれているので、そうした情報を元にサーバ・iPhone が状況を自動で判別し、Skype のように相手に「応答可」「着信拒否」などのステータスを表示する機能となる可能性もあります。

AppBank でも時折お伝えしているように、Apple は大量の特許を申請・取得していますが、それらを製品に活用するとは限りません。

今回ご紹介した申請中の特許も、お蔵入りする可能性はあります。

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参考(順不同)

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